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地方選挙・地方政治

1196片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 14:56:03
道都対決:’07札幌市長選/上 「民間出身」の上田氏
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061221ddr041010005000c.html

 上田文雄市長が20日、出馬表明し、来春の札幌市長選の対決構図がほぼ固まった。主要政党の推薦候補や無党派候補7人が乱立し再選挙となった前回(03年)と異なり、民主党の推薦を受ける上田氏と、自民党推薦の前国土交通省技監、清治真人氏の事実上の一騎打ちとなる。民間人と官僚、文化尊重と経済重視。対照的な2人の出馬表明に向けた動きを紹介する。

 ◇「前例なし」に賛否

 良くも悪くも上田氏は「よそ者」だ。助役出身の市長が3代44年続いた後、弁護士から転じた。だから、これまでにない施策や行政手法は評価する人がいる一方、時に強い批判を招く。

 手稲区民センターで15日にあった上田氏と市民の対話集会「タウントーク」。「住民活動に使っている市の遊休地の売却を考え直して」「自分の敬老パスを夫に融通できるようにして」などの要望を、上田氏は「できない」と即答した。市幹部の一人は「意見を聞いてちゃんと答える。これが対話だ。役人出身の市長なら検討するとごまかすところだ」と評価する。

 上田氏は、市民自治の推進など民間人の発想で政策を進め、市職員にも前例にこだわらないよう求めてきた。五輪誘致問題や路面電車延長など市政の重要政策では、市民アンケートや有識者らの検討会で意見を聞いた。

 一方、経済界には上田市政に概して批判的な声が強い。「経済は無策。われわれの声も聞いてくれ」と、札幌商工会議所の幹部は憤る。例えば路面電車のJR札幌駅までの延長計画。「邪魔だから路線を縮小してきたのに、街づくりという抽象的な理由で延ばす。そこに投入する大金を景気対策に使ってくれ。路面電車など明治村(厚別区の北海道開拓の村)に入れてしまえ」と語気を強める。

 景観を守るための建物の高さ制限も「高齢化社会が進めば、便利な都心部に住みたい人が増える。土地を高密度で利用するには高層建築が必要だ」と批判する。建設投資が減り、付随する経済効果が失われることへの懸念も出ている。公共事業を減らされ、全国に比べて景気回復が遅れることへのいら立ちがある。

 上田氏は20日の出馬会見で「経済政策がおかしいと言う人に会ったことがない。意見交換はいくらでもできる」と余裕を見せた。だが、札商幹部は「都合のいい回答が出るよう、一部の意見を聞いているだけだ」と上田氏の手法を批判する。こうした不信感が清治氏擁立の原動力となった。

 小沢一郎氏が代表に就任して以来、民主党は知事、政令市長選での相乗りを禁止し、地方でも自民、公明との対決を明確にしている。札幌市長選で、この対決構図になるかはまだ定かではない。

 公明党市議は「最近、政策要望の質問に市から前向きに踏み込んだ答弁をもらう。気を使ってもらっていると感じる」と上田市政の評価は悪くない。共産党市議は「障害者自立支援法に関連し、うちの要望を聞いて市独自の支援策を決めた点など評価できる部分が多い」と言い、上田市長支援の可能性を否定しない。【去石信一】

毎日新聞 2006年12月21日 北海道朝刊


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