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地方選挙・地方政治
1363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/15(月) 05:52:31
横内、山本氏が激戦 「態度未定」3割超す 讀賣山梨
投票日まで1週間を切った知事選で、読売新聞が行った世論調査に、独自の取材を加味した情勢分析の結果、新人で元衆院議員の横内正明候補(64)と、現職の山本栄彦候補(71)が伯仲し、激戦を繰り広げている。態度を決めていない有権者が3割を超えており、情勢は流動的だ。
横内候補は、地盤の山梨3区で4割近くを固めた。前回苦戦した1、2区でも激しく追い上げている。政党別では、自民支持層を手堅くまとめ、民主支持層にも食い込みを見せている。
山本候補は1区で3割を超える支持を、3区では3割の支持を得た。政党別では、県連の推薦を得た民主支持層の4割、県本部が支持を表明した公明支持層から6割の支持を得ている。
大票田の甲府市で、3割ずつの支持を受け、ほぼ拮抗(きっこう)した戦いとなっている。また、前回の知事選で井上幸彦氏に投票した人では、5割が横内候補を支持している。
共産党公認で医師の石原秀文候補(63)は、共産支持層が多い1、3区での支持が比較的高い。私設美術館主宰の金子望候補(61)は、年代別では20歳代からの支持が最も高い。
■■無党派層■ 「支持政党なし」と答えた有権者の4割、自民支持層の2割以上、共産支持層の3割以上が態度を決めていない。
知事選に「大いに関心がある」は35・7%、「多少は関心がある」は34・3%で、計70%に達した。前回は「大いに」「多少は」を合わせて68・9%だった。今回は特に3区で4割以上が「大いに関心がある」と答えており、各候補が中部横断道建設の費用負担などを争点に挙げたことが影響したとみられる。期日前投票を含めて「投票に行く(行ったを含む)」は83・1%に達し、関心の高さがうかがえる。
年齢別では、60歳代以上の過半数が「大いに関心がある」と答え、9割以上が「投票に行く」と答えたが、年代が若くなるにつれ関心の度合いは低くなり、20〜30歳代で「大いに関心がある」と答えたのはそれぞれ10%前半だった。ただ、「投票に行く」と答えた有権者は6割を超えている。
一方、「大いに関心がある」と答えた有権者の約2割、「21日に必ず投票に行く」と答えた有権者の約3割が投票する候補を決めていないことから、情勢は変わる可能性もある。
◇
調査は、県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1710件のうち、1014人から回答を得た。回答率59%。
(2007年1月15日 読売新聞)
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