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地方選挙・地方政治
1
:
片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2005/04/11(月) 22:47:01
首長選挙、議会選挙、地方政治全般
2353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/04(月) 13:22:08
知事選 真紀子氏長男に打診
2008年07月30日 新潟
10月の知事選をめぐり、民主党県連の幹部が、田中真紀子元外相と田中直紀参院議員の長男の公認会計士に立候補を打診していたことが29日、分かった。長男側からは「出る気はない」との意向が示されたという。同党は現職で再選をめざす泉田裕彦知事に厳しい見方を示しているが、党内の独自候補擁立の動きが表面化したのは初めて。
◆
知事選にはこれまでに、泉田知事と共産党推薦の山崎栄三氏が立候補を表明。自民、公明両党は泉田知事の推薦を決めている。
民主党県連は6月、党本部の小沢一郎代表から、自民、公明両党と相乗りで泉田知事を推薦することについて「原則禁止」を言い渡された。また、県議団「民主にいがた」も同月、泉田知事の県政を検証し、災害対応以外の分野では「結果が出ていない」などと厳しく批判した。
このため党県連幹部は独自候補の可能性を探る中で7月、仲介者を通じて田中真紀子氏の長男に打診したという。8月末の幹事会までに、独自候補を擁立できるかどうかを含め、党としての知事選への態度を正式に決める考えだ。
同党のある県議は「もうこの駒しかない。ダメなら他の候補者はないと思う。選挙までのわずかな期間では、知名度の低い候補者ではまず無理」などと話している。
一方、同党県連の菊田真紀子副代表は「何も聞いていない。前回の知事選で現職を応援したから、情報が入らなかったのかもしれない。そう簡単に泉田知事から馬を乗り換えるわけにもいかない」と難色を示した。
同党県連は前回の知事選で、社民党や連合新潟とともに早稲田大教授を推そうとしたが、泉田知事を推す渡辺秀央参院議員ら旧自由党グループとの間で調整がつかず、自主投票となった。今回の知事選では分裂を避けたいとしている。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000807300006
2354
:
名無しでチュウ
:2008/08/08(金) 18:45:25
宇都宮市長選11月16日投票知事選とダブル選か
宇都宮市選挙管理委員会は5日、任期満了(11月27日)に伴う市長選の日程を11月9日告示、16日投票と決定した。有権者の利便性などから知事選も同日選となる公算が大きく、3か月後の2大選挙に向け、徐々にムードが高まっている。
◇宇都宮市長選
佐藤栄一市長(46)は再選に向けて3月に出馬表明し、公約作りなどを進めている。これに対し、佐藤市長が導入に積極的な次世代型路面電車(LRT)を巡り、導入反対の立場から出馬表明や候補擁立の動きが続いている。
市民団体「LRTに反対する会」の浅野薫子代表(53)は7月に出馬を表明。市議会自民党議員会に所属しながらLRT導入に反対してきた山本直由市議(60)も、会派を離れ、無所属で出馬の意向だ。民主党県連も独自候補擁立を目指している。
◇知事選
任期満了は12月8日。9月2日の県選挙管理委員会で日程を決めるが、再選を目指す福田富一知事(55)に対し、現時点ではっきりとした有力な対抗馬は見えていない。
福田知事は、合併前の旧49市町村での後援会作りを進め、7月には後援会総連合会(会長=福田宏一・福田屋百貨店社長)が発足。県議49人中42人が「知事を支援する議員の会」に参加している。
過去2回の知事選で独自候補を擁立できなかった民主党は、候補擁立を目指しているが、党県連幹事長の佐藤栄県議は「人選を進めている」と話すにとどまっている。共産党県委員会も独自候補の擁立を目指している。
(2008年8月6日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080806-OYT8T00084.htm
2355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/19(火) 21:56:59
砺波、南砺市長選・・・情勢混沌 正式出馬表明なし
砺波、南砺両市長選は告示まで3か月を切ったが、これまでに正式に出馬を表明した立候補予定者はなく、情勢は混沌(こんとん)としている。6月市議会で現職が引退を表明した南砺市では、13日の自民党南砺市連総務会で、副市長の清都邦夫氏(65)と市議の田中幹夫氏(46)の推薦願いが出され、市連は2人から政策などを聞き、候補者を絞り込む方針だ。一方、砺波市では、自民党砺波市連と距離を置く現職の安念鉄夫市長(75)が9月に進退を表明する見通しだ。
両市長選はいずれも11月9日告示、16日に投票される。うち、南砺市長選では13日夜に開かれた自民党南砺市連総務会後、山辺美嗣支部長らが記者会見した。
それによると、井波支部が8町村合併から地域行政に精通する清都副市長を、利賀支部が利賀村を超えた南砺市の範囲で行政を行う意欲があるとして、田中市議の推薦をそれぞれ求めた。他の6支部のうち一部でも、立候補者の推薦をする動きがあるという。
さらに、福光地区では市議の大島孝氏(69)(無所属)も出馬に向け準備を進めており、9月には立候補に向けた動きが具体化し、選挙戦になるとみられる。
砺波市では、安念市長が9月1日に開会する定例市議会で進退を表明する考えだが、自民党砺波市連は独自候補を今月中にも絞り込むとみられる。
当初、安念鉄夫後援会と自民党砺波市連は会社経営者に出馬要請してきたが、出馬の決断に至らず、擁立を断念。その後、同後援会は安念氏の続投も視野に候補者を模索する。
一方の自民党砺波市連は11日の総務会で、会社経営者の出馬断念を報告。新たな候補者擁立のため、各支部が今月末までに推薦できる候補者を集約し、9月初旬にも市連としての対応を決定する方針だ。
市連は前回市長選で安念氏を推薦したが、昨年7月の参院選以降、安念氏が国民新党と綿貫民輔氏を支持し、党の政策を批判したことから反発。5月には市連顧問からはずし、独自候補の擁立に動いた。
上田信雅支部長は「安念氏以外の候補擁立の方針は変わらない」としている。
(2008年8月14日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080814-OYT8T00074.htm
2356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/19(火) 22:17:36
五島市長選 現新の一騎打ち……地域振興策など第一声
五島市長選は17日告示され、再選を目指す現職・中尾郁子氏(73)(無所属)、社会福祉法人理事長の新人・神之浦文三氏(49)(無所属=民主推薦)が立候補を届け出た。両氏とも出陣式で地域振興策などについて第一声を上げ、選挙戦に突入した。
中尾候補は午前9時から、同市三尾野の選挙事務所前で出陣式を行い、中尾剛一市議会議長、馬込彰県議らが出席した。
中尾候補は「財政が厳しく、合併当初は予算も満足に組めない状況だったが、4年間で財政破たんを回避した」と、職員給与の削減や指定管理者制度の導入などにより財政再建を行ってきた実績を強調。クロマグロ養殖の振興、海上航路の確保などの政策を挙げ、「市民が安心して住める島をつくりたい」と訴えた。「がんばろう三唱」で気勢を上げ、遊説に出発した。
神之浦候補は午前10時から同市吉久木町の選挙事務所前で出陣式。民主党の山田正彦衆院議員、山田博司県議らが出席した。
神之浦候補は「市長退職金の返上、副市長の一人体制などを実現して無駄をそぎ落とす」と強調。「市民のためになる仕事をつくる」と公共事業による経済振興を訴え、「農業、漁業、観光の育成に、命を賭(と)して立ち向かいたい。市民の苦しみ、悲しみを私に投げかけて下さい」と支持を呼びかけた。「どがんかせんば」と三唱し、遊説に繰り出した。
投票は23日に繰り上げ投票が行われる一部を除き、24日午前7時〜午後6時に行われ、同8時半から、五島市中央公園市民体育館で開票される。有権者数は3万6490人(16日現在)。
(2008年8月18日 読売新聞)長崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080818-OYT8T00084.htm
2357
:
名無しでチュウ
:2008/08/24(日) 09:11:23
選挙:京都市議南区補選 民主、擁立せず /京都
椋田知雄・京都市議(自民)の死去に伴う同市議南区補選(29日告示、9月7日投開票)について、民主党府連は19日、候補者を擁立しないことを決めた。この日開かれた京都1区総支部の臨時幹事会で擁立見送りを決め、同府連選対委員会も幹事会の意見を尊重するとした。
同補選には共産党公認で元病院医療相談員の佐野春枝氏(61)と、自民党府連が擁立した椋田市議の長男で真宗大谷派光徳寺住職の椋田隆知氏(44)が出馬を表明。民主党府連も次の衆院選を念頭に、12日に開かれた立候補予定者説明会に関係者を出席させるなど、候補者擁立の動きを見せていた。【小川信】
毎日新聞 2008年8月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080820ddlk26010464000c.html
2358
:
名無しでチュウ
:2008/08/24(日) 22:53:28
住宅氏「県政に新風」
知事選出馬表明
10月9日告示の知事選に、元岡山市職員で民間施設・桃太郎のからくり博物館の館長、住宅(すみたく)正人氏(44)=写真=が22日、無所属での立候補を表明したことで、これまで“無風選挙”かと見られていた情勢が一変した。2月末の現職石井正弘氏(62)の4選出馬表明以来、対立候補擁立の動きも暗礁に乗り上げ、有権者の関心低下が心配されていただけに、政策論争の活性化に期待する声も出ている。
県庁で記者会見した住宅氏はイベントなどで「ちくわ笛」を吹く時とは違い、やや緊張した表情。冒頭、立候補を決意した理由に多選問題を挙げ、「在職期間が長くなるにつれて弊害が出てくる。新しい風に入れ替え、新しい感性で県政を行いたい」と語った。
危機宣言が行われた県財政については「再建はしないといけないが、手法はいろいろある」と述べ、「職員は知恵とアイデアを、議会は県民の声を持っている。情報を共有して調整し、議論の過程を含めて公開したい」と強調。ほかに、県北などでの雇用確保を課題に挙げ、「若い人が地域に残れるように、企業誘致や観光誘致で『外貨』を獲得し、経済を活性化したい」と抱負を述べた。政党への推薦依頼は未定だという。
<県内各政党が談話>
県内の各党はこの日、住宅氏の立候補表明を受け、それぞれ談話を発表した。
自民は「姿勢、活動実績、資質等何も分からない状態。今しばらく様子を見たい」とした。民主は「若いエネルギーは魅力。28日の県連常任幹事会を一つのメドとして、早急に対応を決めたい」、公明は「県政に対する関心が高まる」とするなど、新人登場に注目。独自候補擁立を目指している共産は「政策をしっかり聞き、評価と態度を明らかにしたい」、社民は「政策を十分研究し対応したい」とした。
(2008年8月23日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080822-OYT8T00685.htm
2359
:
片言丸
:2008/08/29(金) 09:21:13
甲斐市長選 対抗馬「立ち消え」
保坂氏で無投票の公算
9月21日告示の甲斐市長選には、自民党前県連会長の保坂武衆院議員(63)ただ1人が出馬する見通しで、無投票の公算が大きくなっている。同党の衆院3区公認問題に絡んで転出した“大物”を前に、女性県議擁立の動きは急速にしぼんだ。同市は県内第2の人口規模を誇る都市ながら、2004年の初代市長選も無風で、政党関係者からは「市民不在の政治」と自戒を込めた声が聞こえてくる。(田中重人、小谷毅彦、矢牧久明)
藤巻義麿市長(72)は旧竜王町長時代を含めると首長4期目。選挙戦になったのは初当選した1992年の旧竜王町長選だけで、竜王、敷島、双葉の旧3町の合併に伴う2004年の初代市長選も無投票だった。保坂氏が無投票当選すれば、旧竜王町地区では92年以来、次期市長選まで20年間、首長選が行われない事態となる。
28日に甲斐市竜王庁舎で行われた立候補者説明会には保坂氏陣営だけが出席した。藤巻市長は「市は合併して間もない。今は二手に分かれて争うのは好ましくない。選挙は10年後ぐらいに落ち着いた時期にやればいい。無投票は望むところ」と現状を歓迎している。
初めから無風だったわけではない。藤巻市長の出馬を前提に対抗馬模索の動きはあった。昨年暮れ、女性票が見込める県議の木村富貴子氏(66)(フォーラム政新)や市議会議長の今村正城氏(65)の名があがり、1月には今村氏が木村氏を支援する意向を表明。擁立の動きが加速するかに見えた。
ところが、藤巻市長が衆院3区の保坂氏と小野次郎氏(55)との自民党公認問題の解消を図ろうと、3月に引退表明。後継指名された保坂氏も了承した。この「禅譲」により状況は一変。木村氏サイドにとって保坂氏は脅威な上に、現職に挑むという構図が崩れ、出馬話は立ち消えになった。その後、浮上する候補者はいなくなった。木村派の市議は「現職が相手なら勝てたのだが……」と悔やむ。木村氏は「応援してくれた人たちに申し訳ない。責任を感じている」と話す。
今回の市長選の日程は、保坂氏の市長選転出に伴う衆院山梨3区補選の回避を図った「不自然な日程」と指摘されている。新市長の任期は、投開票日の9月28日からわずか5日後の10月3日に始まる。
保坂氏は市長選出馬表明後も議員辞職をせず、自動失職する見通しで「支持者に負担がかかるので選挙はないにこしたことはないが、選挙をするつもりで支持者回りを続ける」と話す。
有権者の反応は様々だ。「税金のかからない無投票は歓迎」(67歳農業男性)、「街の活性化のためには選挙が必要だが、人材がいないのだから仕方ない」(60歳自営業男性)などの声が多いが、「政治家の都合で国政がだめだから市長にでもという印象。有権者として情けない」(63歳男性会社社長)との声も。
選挙日程を「極めて異例」と批判していた民主党県連の樋口雄一幹事長は「我が党の候補として名乗りをあげてくれる人がいない以上、難しい。有権者不在の選挙は残念だが、衆院選に集中したい」としている。共産党県委員会の千葉信男委員長も「候補を立てられないのは力不足。自民党国会議員が出るわけだから何とかしなければならないのは分かっているが……」と言葉少なだった。
(2008年8月29日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080828-OYT8T00910.htm
2360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/01(月) 09:05:13
南砺市長選、清都氏が出馬へ 田中氏と一騎打ちの公算
2008年09月01日 07:00
十一月の南砺市長選で出馬が有力視されてきた元井波町長の清都邦夫副市長(65)=井波(八日町)=が三十一日、同市井波社会福祉センターで開かれた集会で「市政を担っていかなければならないとの責任を感じており、皆さんの熱い支援をお願いしたい」と述べ、事実上の出馬表明を行った。同市長選では自民党の田中幹夫市議(46)=一期、利賀村上畠=が一日夜に同市荒木(福光)の福光中央会館で「励ます会」を開き、正式に出馬表明する予定で、両氏の一騎打ちとなる可能性が高まっている。
三十一日は、清都氏が井波地域後援会長を務める河合常則参院議員の国政報告会があり、約三百人が出席。閉会後、清都氏の支持者からの動議で「清都邦夫君を市長に推薦し励ます会」が行われ、横川正希井波地域自治振興会連絡協議会長、松田稔井波商工会長らが「市政を担ってもらいたい」と激励した。
あいさつに立った清都氏は「合併から四年たったが、重い課題が山積している。南砺市の歩みをどなたよりも理解し、市を愛する気持ちはどなたよりも強い。叱咤(しった)激励を受けながら期待に応えたい」と答えた。
河合氏の国政報告会で、来賓の溝口市長は「三顧の礼を尽くして副市長をお願いし、二人三脚でやってきた」と清都氏の行政手腕を評価。河合氏は「合併はメリット、デメリットがあり、厳しい選挙になる」と強調。両氏とも清都氏への期待感をにじませたが、「励ます会」は退席した。
清都氏は旧井波町議(一期)を経て、平成二年から町長を四期務めた。南砺市発足に伴い同市助役に就任。昨年四月の地方自治法一部改正で副市長となった。慶応大卒。
南砺市長選は十一月九日告示、十六日投開票。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080901/14731.html
2361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/04(木) 12:21:16
四日市市長選 岩名氏 公約発表
出馬表明 田中氏 3本柱説明
11月の四日市市長選への出馬意向を表明した県議の岩名秀樹氏(68)は3日、県議会の萩野虔一議長に辞職願を提出、辞職した後、同市で出馬に向けて会見した。すでに立候補の意向を明らかした元県議の田中俊行氏(56)もマニフェスト(公約)を発表する予定で、両氏のつばぜり合いが始まった。
岩名氏は、マニフェストを発表し、スポーツ広場の整備といった子ども向けの施策の充実、四日市公害を踏まえた環境対策、公立病院の一元化など15の政策を説明した。
市長の任期を「2期8年」とし、権限や財源を地区市民センターに移したり、遊休地の利用で財政負担をかけなかったりする考えを強調。「無色。丸腰で挑む。推薦状を張り巡らすような選挙戦はしない」と述べ、自民党県連に離党届を出したことを明らかにした。
一方、田中氏は同市内で、近く発表するマニフェストを説明。基本政策には、〈1〉まちを元気にする〈2〉市のイメージを高める〈3〉安心安全なまちづくり――を掲げることを明らかにした。
市長の任期について「3期12年が望ましい」とし、「政策実現には10年はかかる」という考えを示した。
◇
岩名氏は、7月に県議会の自民系3会派で結成した「県政みらい」の代表を務めていたが、同会派は森本繁史県議(熊野市・南牟婁郡)を新代表に選出した。
これにより、県議会の勢力は、新政みえ24人、自民・無所属議員団16人、県政みらい5人、共産党県議団2人、公明党2人、想造(そうぞう)1人となった。
(2008年9月4日 読売新聞)三重
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20080903-OYT8T00809.htm
2362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/04(木) 13:41:55
自民系と民主系が一騎打ちの公算大
2008年08月27日
◇◆四日市市長選 岩名氏も出馬意向◆◇
四日市市長選(11月23日告示、同30日投開票)に、同市選出で、自民系会派県政みらい代表の岩名秀樹県議(68)が26日、立候補の意向を固めた。すでに立候補を表明している前県議の田中俊行氏(56)は民主党や連合三重の推薦を求めていて、自民系対民主系候補の一騎打ちとなる公算が大きい。
岩名氏が同市長選への立候補を固めたことについて、山本勝・自民県連幹事長は「まだ具体的に立候補の話は聞いていない」とした上で、「岩名県議は自民党員。本人の考え方を聞き、支援の要請があれば、前向きに検討したい」と話した。
しかし、岩名氏自身は「地方政治に政党を持ち込むべきではない」と政党からの推薦などは一切受けず、正式表明とともに議員を辞職し、離党する考えだ。
一方、田中氏は、組織と連携した選挙活動を展開する考えだ。今月中に発表するとしていたマニフェストは「最終的なところを詰めている段階。9月中にはまとめて発表する」と語った。
ただ、両氏の一騎打ちの公算が大きくなったことについて、関係者の受け止め方は複雑だ。
民主党は27日、県議会の最大会派で、民主系の新政みえと対応を協議する。県連代表の高橋千秋参院議員は「田中さんを支援する方向になるとは思うが、どういう形になるかはわからない。党内には岩名さんと関係が近い県議もいて、調整が必要なのも事実」と話す。
田中氏はかつて新政みえに所属していた。新政みえ内には「支援すべきだ」との声もあるが、昨年5月に初当選した9人は田中氏を直接知らないなど会派内でも温度差がある。ある県議は「田中氏はパンチ力がなく明確なメッセージが伝わってこない」と手厳しい。
連合三重は民主党と新政みえの協議の結果をふまえ、支援のありかたを考えるとしている。土森弘和事務局長は「現時点では白紙だが、田中さんは県議時代から一緒にやってきた。支援する方向で考えたい」としている。
共産党は市民団体や労働団体と連携して候補者を擁立できないか模索している。
(小泉浩樹、月舘彩子、姫野直行)
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000808270003
三重
2363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 13:20:56
共産・佐野氏が当選
京都市議南区補選
京都市議南区補選(欠員1)が7日投開票され、共産党新人の党南地区委員佐野春枝氏(61)が1万441票を獲得し、自民党新人の保育園理事長椋田隆知氏(44)、無所属新人で簡易旅館経営の蜷川澄村氏(57)を破り、初当選した。投票率は過去2番目に低い27・02%。
椋田知雄市議(自民党)の急逝に伴う選挙で、佐野氏は後期高齢者医療制度などへの批判を強めて党支持層をまとめ、昨年の市議選で失った議席を奪還した。椋田氏は父の地盤継承を目指したが、保守支持層を固め切れなかった。
この結果、市議会(定数69)の勢力は、自民22、共産20、民主・都みらい14、公明12、欠員1となった。
▽開票結果(選管最終)
当10,441 佐野 春枝 共新
8,195 椋田 隆知 自新
1,157 蜷川 澄村 無新
・佐野 春枝(さの・はるえ) 61 共新党南地区委員(病院ケースワーカー)境高卒(1)
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008090700141&genre=A2&area=K00
2364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 13:22:19
11月9日? 那覇市長選と総選挙ダブル選の可能性
翁長・平良両陣営解散風にやきもき/追い風それとも逆風・・・
「十月衆院解散―十一月総選挙」が自民、公明両党の与党内調整で有力視され、十一月十六日に予定される那覇市長選挙との「ダブル選挙」になる可能性が出てきた。三選出馬が確実な現職の翁長雄志氏(57)と野党四党が擁立した平良長政氏(65)の両陣営は「国政の逆風に影響を受けるのでは」「運動が分散し、選挙態勢の見直しが必要になる」と、福田康夫首相の突然の辞任でわき上がった「解散風」の影響にやきもきしている。
与党内部には、自民党総裁選で新内閣支持率が大幅に改善された勢いで衆院選に突入するのが得策との認識があるという。新首相の所信表明演説を受けた衆参の代表質問終了後の「十月上旬解散―十一月九日衆院選」が濃厚とされている。
那覇市長選は十一月九日告示、十六日投開票。衆院の投開票日が九日に決まれば、選挙作業の効率化や費用、人員の問題で同日選に変更される可能性もある。
与党幹部は「与党はぶれないが、野党の気持ちは一つじゃなくなる。衆院選とのセット戦術でわれわれにとっては追い風になる」とみる。
ただ、別の幹部は「県議選のように国政の逆風が市民の投票行動に影響を与える恐れがある」と懸念を示す。那覇市を中心にした衆院沖縄1区について、「実動部隊の市議が那覇市長選に集中しかねない。選挙態勢の見直しが必要になる」と指摘する。
野党幹部は「四党共闘とはいえ、政治姿勢の違いなど、取りまとめるのは今でも一苦労。衆院選で各党の候補者支援が活発化すれば、市長選に向けた結束が揺らぐのではないか」と不安視。だが、別の幹部は「総選挙では政治の刷新を求める声が強まる。翁長氏は自公態勢を象徴する政治家。市民、国民を苦しめる自公政治からの変革を訴えやすくなる」と強調している。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-07-M_1-002-1_002.html
2365
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 13:32:13
上田氏、出馬表明 砺波市長選
2008年09月08日 07:00
十一月九日告示、同十六日投開票の砺波市長選で、自民党の上田信雅県議(67)=六期、鷹栖=は七日、同市三島町の砺波平安閣で後援会拡大役員会を開き、出馬する意向を表明した。同党砺波市連は一日の役員会で支部長の上田氏擁立の方針を決めており、九日の総務会で正式決定する見通し。
拡大役員会には約二百人が出席し、神田嘉雄後援会長が「上田さんが市長として活躍するために支援してほしい」とあいさつした。市連の池田守正支部長代行が「各支部の意見を受け、役員会で上田さんを推す方向に決めた」と経過報告した後、満場一致で推薦することを決めた。来賓の石沢義文元福岡町長が激励。上田氏は「責任ある立場としてこれ以上混乱を招くわけにはいかないと、腹を決めた。砺波市の発展に微力ながら努めていく」と述べ、出馬する意向を明らかにした。
進退が注目されている現職の安念鉄夫市長(75)=旧市二期、新市一期、太田=は「(自身の)後援会の調整を見守り、議会を通じて市民に明らかにしたい」とし、十八日まで開かれる九月定例市議会で進退を明確にする方針を示している。三日の定例会見では上田氏に関し「市全体のことを考えた市民党の立場で対応してほしい」と発言した。
上田氏が拡大役員会終了後に「市長は全市的立場が求められる。自分としては無所属での出馬がいいと考えている」との方針を示したことについて、安念氏は「その通りでいいのではないか」とし、上田氏の考えに理解を示した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080908/14934.html
2366
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 16:46:43
西原町長に上間氏
現職に40票差 4年ぶり革新町政
【西原】任期満了に伴う西原町長選挙は七日、投開票が行われ、新人で元町税務課長の上間明氏(61)=無所属、社民、社大、共産、民主推薦=が、現職で二期目を目指す新垣正祐氏(65)=無所属=を四十票差で破り、初当選した。革新町長の誕生は翁長正貞町政以来、四年ぶり。
上間氏は「町民の良識の勝利だ。これまでの悪い流れを変え、新しい風を文教のまちに吹かせていきたい。町民目線で町民本位の町政をつくる」と述べ、中でも(1)町立図書館前の大砲展示物の撤去(2)町長専用車の廃止(タクシー利用)―の公約に就任後すぐに取り組む考えを示した。
投票率は64・75%で前回を1・97ポイント上回った。有権者数は二万五千二百十七人で、投票者数は一万六千三百二十八人だった。
上間氏は、豊富な行政手腕による町政改革を打ち出し、四政党や労組を中心とした組織力を背景に選挙を展開。後期高齢者医療制度の廃止や反戦平和を基調とする町政運営、町民本位の行財政改革―などの政策を訴えてきた。
上間明氏(うえま・あきら) 1946年生まれ。立教大学法学部卒。73年に西原村役場採用。企画課長、総務課長などを経て、税務課長で2007年3月に定年退職。同町内間出身。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-08-E_1-001-2_003.html
2367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 03:59:13
自民県連:知事選の官僚擁立を断念 いずれも出馬に難色を示す /秋田
自民党県連は9日、次期知事選の候補者を検討する「秋田のニューリーダーを考える会」(会長=津谷永光・県連会長)の4回目の会合を秋田市で開催。中央官僚の擁立は断念することを決めた。
県連によると、8月21日にあった前回会合で候補者にふさわしい人物として名前の挙がった十数人には複数の中央官僚が含まれており、県連関係者が接触した。だがいずれも固辞したり、感触として立候補は難しそうだったという。
鈴木洋一県連幹事長は「中央官僚は行政手腕は手堅いが、発想が固いため思い切った政策ができないとの意見も会の中にあった」と漏らした。
次回の会合は25日を予定しているが、総裁選の準備があるため他の候補者への打診は一時休止する。
ただ総裁選後には衆院選も控えている。津谷会長は「知事選の準備期間が短くては困る。今後もできるだけ準備を進めたい」と話した。【馬場直子】
毎日新聞 2008年9月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080910ddlk05010138000c.html
2368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 04:01:28
08知事選:自民と民主、自主投票か 総選挙モード、片山氏は不出馬 /岡山
◇告示まで1カ月
任期満了に伴う知事選(10月9日告示、26日投開票)の告示まで1カ月と迫った。これまでに、4選を目指す現職の石井正弘氏(62)と、新人の住宅正人氏(44)が出馬表明。多選批判などを背景に“現職相乗り”の前回から一転、態度を保留していた各党だが、衆院の早期解散・総選挙ムードが高まるにつれ、“知事選離れ”が加速しつつある。【佐藤慶、椋田佳代】
「何がどうなっているのか分からない。こちらの方が慌てている」。8月末から今月にかけて自民党前参院幹事長、片山虎之助氏(73)の事務所には支持者や報道機関から、知事選出馬の意向を尋ねる電話が相次いだ。昨夏の参院選落選以降、高い知名度を誇る片山氏には現職対抗馬として複数回にわたって打診があったようだ。片山氏は7月の県市長会で「国政が基本」と、出馬を否定したが、告示までの“時間切れ”が迫る中、財界などから出馬話が再浮上した。
自民県連周辺からは「片山氏は(自民県連が)どのくらいの支援態勢がとれるのか心配している」との憶測も流れ、さらに財界有力者が自民県連幹部の支援方針を伝えるなど片山氏出馬が一気に現実味を帯びるはずだった。
しかし、1日の福田首相辞任表明が波紋を広げた。ある自民県議は「(首相辞任によって)総選挙が近くなり、地元の衆院議員も自分のことで精いっぱい。県連も衆院選への態勢を整えるのが急務で、たとえ片山氏を擁立できても、支援態勢はとれない状況になった」と語る。結果、出馬話は急速にしぼみ、5日の立候補予定者説明会に片山氏陣営の姿はなかった。既に現職支持を表明する県議が複数いることも、一枚岩態勢への障壁になった。自民は10日の総会で最終方針を決める予定だが、自主投票の公算が大きい。
衆院選に照準を合わせているのは民主も同様。津村啓介県連代表は首相の辞任表明前の先月28日、「単独候補擁立は困難」との見解を示した。「衆院選が近いという認識。知事選をすべての第一順位に考えていた状況から、方針変更したということだ」と理由を語る。民主も自主投票に進む可能性が高い。
公明は自民の動向を見極めつつ対応を決めるほか、共産などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」は擁立に向けて検討を進めている。
毎日新聞 2008年9月9日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080909ddlk33010674000c.html
2369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 10:38:12
西宮市長選、慶応大教授・跡田氏が立候補表明
任期満了に伴い十一月十六日に投開票される西宮市長選で、慶応大学商学部教授の跡田直澄氏(54)が一日、西宮市役所で記者会見し、「長年研究してきた地方分権を、首長として実現したい」と立候補を表明した。
跡田氏は名古屋市出身。大阪大大学院経済学研究科博士前期課程修了。同大学院教授などを経て二〇〇二年から現職。慶応大には同日、辞表を出したという。専門は財政学、NPO研究で、西宮市に本部がある特定非営利活動法人(NPO法人)「ヘルスピア夢ひょうご」の理事長も務める。
会見では「歴史や文化の面で可能性のある西宮を世界一のまちにしたい」と強調。政党や団体には支援を要請せず、近く発表するマニフェストで支持を広げたいという。
同市長選では、三選を目指す山田知市長が二日開会の市議会で立候補を表明するほか、山田市長と後援会組織が重なる市議が立候補を模索。共産党も市民グループと協力して候補の擁立に動いている。(木村信行)
(9/1 22:02)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001401257.shtml
2370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/17(水) 10:45:58
迫る知事選 民主県連の候補擁立は難航
2008年09月17日 栃木
知事選は16日で投開票日まで残り2カ月と迫ったが、民主党の候補者擁立が難航したままだ。これまで数人に打診したもののいずれも不調。衆院解散の時期によっては総選挙にも影響を及ぼしかねない情勢だ。党県連は「最後まで努力する」と擁立の姿勢を崩さないが、タイムリミットは刻々と近づいている。
16日も同じ結論だった。
東京・永田町の参院議員会館。民主党県連代表の簗瀬進参院議員ら、山岡賢次衆院議員を除く県関係の国会議員3人が顔をそろえた。
1時間に及ぶ会合の議題の一つが11月16日投開票の知事選への対応。代表代行の谷博之参院議員は「そろそろ、結論を出すべきでは」と促したが、簗瀬代表の判断はこれまで数カ月の話し合いと同様だった。「引き続き、候補者擁立を検討していく」
知事選の候補者擁立に向けて、県連が本格的に動き出したのは3月。国会議員4人が中心になって人選を始めた。背景にあるのは、小沢代表ら党執行部が06年5月に打ち出した「与党との相乗り禁止」の原則だ。今年8月、県内を訪れた鳩山由紀夫党幹事長も「相乗りはしない」と明言した。
だが県連関係者によると、実際に4人が会って話し合ったのは数回程度。これまでに学者や議員ら数人に出馬を打診したものの、いずれも断られたという。
県連は04年知事選で独自候補を立てられず、当時の福田昭夫知事(現・民主党衆院議員)の支援を決定。今回も擁立候補が決まらないまま時間だけが過ぎ、県連幹事会では市議や県議から「国会議員はだらしないぞ」など厳しい声が飛んだ。
地方議員の突き上げに、簗瀬代表は「国政から地方を変える」と訴えた。民主党政権が誕生すれば、自民党などに支援を受ける現職の福田富一知事といえども、民主党に配慮せざるをえない。そんな思惑があった。
だが、誤算があった。今月1日の福田首相の突然の辞任表明だ。22日の自民党新総裁誕生後、ほどなく解散・総選挙になだれ込む。そんな流れが強まった。知事選に候補を立てられないままだと、選挙日程が近い総選挙に影響が及ぶ可能性が出てきた。
再選をめざす福田知事は、知事選と投開票日が同じ宇都宮市長選に再選出馬を表明している佐藤栄一市長を「一卵性双生児」と公言。宇都宮市を抱える栃木1区の自民現職、船田元衆院議員を含めた3人でそろって当選を狙う構えだ。
昨年9月の立候補表明以来、有権者への浸透を図ってきた1区の民主新顔、石森久嗣氏の周辺からは「知事選と連携する形で総選挙が行われれば、票が船田氏に流れてしまうのではないか」と危機感が漂う。
8月末にようやく今井恭男市議の擁立が決まった宇都宮市長選への影響を不安視して、「知事選にも候補を擁立すべきだ」(民主系県議)との声も上がる。
知事選をめぐっては、共産党が「候補者を出すのが党の責任。無投票で知事を決めることは阻止しなければならない」と擁立の方針を示しているが、具体的な名前はまだ上がっていない。
県議会の民主系会派、県民ネット21が県グリーンスタジアムの改修や新たなスタジアムの建設に対して、福田知事の施策に異論を唱えるなど争点がないわけではないだけに、県連内には「なぜ、民主は候補を出さないんだとバッシングがあるかもしれない」と心配する声もある。
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000809170001
2371
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/30(火) 09:03:26
民主、擁立断念の公算 共産も難航 知事選告示まで1カ月
(9月30日 05:00) 栃木
十月三十日告示、十一月十六日投開票の知事選は告示まで一カ月と迫った。これまでに立候補を表明したのは現職で再選を目指す福田富一知事だけ。国政で自民党としのぎを削る民主党は同党県連で候補者擁立を検討しているが、「知事選よりも間近に迫った衆院選と宇都宮市長選に集中すべきだ」との意見も強まり、擁立断念の公算が大きくなってきた。共産党県委員会も候補者選考を進めているが、難航しているのが実情だ。
麻生太郎首相が所信表明演説を行った二十九日、民主党県連代表の簗瀬進参院議員、谷博之参院議員らが都内で知事選について話し合った。
関係者によると、結論は「引き続き議論を進める」。現時点で具体的な候補者名が上がっておらず、関係者は「次期衆院選を見据え、しかるべき時期に判断しなければ」と、擁立断念も選択肢にあることを示唆した。
同県連の候補者擁立が難航している背景には、知事選と同日選の宇都宮市長選を優先したこともある。今春から夏にかけ、東京都内の大学関係者や県内の民主系議員に知事選への立候補を要請したが、了解は得られなかった。そうした中、まず同市長選の立候補者擁立に全力を注いだ。
同県連は九月中にも知事選の方向性を示すと表明しており、簗瀬氏は「擁立すべく検討を進めている」と強気の姿勢を崩さない。だが同県連内からは「最低でも(選挙の)二カ月前には候補者が決まっていないと厳しい。勝てる候補を擁立するのは容易ではない」とあきらめの声が出ているのも現実だ。
同県連関係者は「勝てる候補」として簗瀬氏と谷氏を想定するが、「二人にその気はない」と言う。「候補者を出すと言っておけば自民への圧力になる」と、衆院解散まで決定先送りを主張する関係者もいる。
一方、共産党県委員会は「現職に代わる選択肢を示そうと、擁立を目指して模索している。近々結論を出したい」としている。
今年二月に立候補を表明した福田知事の陣営は既に、県内旧四十九市町村単位で後援会組織を立ち上げた。宇都宮市中心部の選挙事務所は十月七日に開所予定で、準備は着々と進んでいる。マニフェスト(選挙公約)の作成も詰めの段階に入っており、まとまり次第、公表する段取りだ。
県議会自民党議員会を中心とする超党派組織「知事を支援する会」(四十二人)の会長を務める石坂真一議長は「決戦に向け万全の態勢で臨むだけ」と自信を示している。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/morning/news/20080929/58088
2372
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/13(月) 14:32:46
釧路市長選 蝦名道議も出馬へ(10/13 08:16)
【釧路】自民党の蝦名大也道議(49)=釧路市=が十二日、伊東良孝前市長の衆院選出馬に伴う釧路市長選(十月二十六日告示、十一月二日投開票)に無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。
後援会関係者によると、蝦名氏は周囲に出馬の意志を伝えるとともに、支持者などと最終的な調整に入っているという。蝦名氏は北海道新聞の取材に対し「現時点でコメントできる段階にはない」としている。
蝦名氏は釧路市出身で青山学院大を中退。故中川一郎衆院議員と鈴木宗男衆院議員の秘書、釧路市議を経て一九九九年に道議に初当選し、現在三期目。自民党7区支部副支部長を務めている。
同市長選では、地元経済界や自民党釧路市支部が支持する上原丈和副市長(61)と、同党の上田徳郎市議(59)がすでに出馬の意向を固めているほか、共産党が候補擁立へ向け準備を急いでいる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123064.html
2373
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/13(月) 14:35:11
選挙:入間市長選 告示、三つどもえの戦い 争点なく、政党前面に /埼玉
任期満了に伴う入間市長選が12日告示され、いずれも無所属で、5選を目指す木下博(76)=自民、公明推薦▽新人の元市議、石田芳夫(62)=共産推薦▽同、塩屋和雄(61)=民主推薦=の3氏が立候補を届け出た。木下氏の高齢・多選の是非のほか、大きな争点はなく、次期衆院選を意識した各政党が前面に出た選挙戦が始まった。
木下氏は同市扇台3の選挙事務所前で出陣式を行い、「加治丘陵さとやま自然公園整備や少子高齢社会への対策を推進したい」などと主張。大塚拓衆院議員らが応援演説した。
石田氏は同市上藤沢の選挙事務所前で出陣式。「85歳以上と中学3年生以下の医療費無料化を実現したい。そのため、市長給与と退職金4割カットが必要だ」などと訴えた。
塩屋氏は同市豊岡1の丸広百貨店前で第一声。「食の安全や商店街の活気を取り戻すことにも力を注ぎたい」などと演説。五十嵐文彦前衆院議員らが支持を訴えた。
投票は19日、市内31カ所で行われ、市民体育館で即日開票される。11日現在の有権者数は12万590人(男5万9986人、女6万604人)。【内田達也、岸本悠】
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◇入間市長選立候補者(届け出順)
木下博(きのした・ひろし) 76 無現(4)
市長▽県市長会副会長▽県都市競艇組合管理者▽県国保団体連合会理事長[歴]市助役▽豊岡実高=[自][公]
石田芳夫(いしだ・よしお) 62 無新
[元]市議▽共産党埼玉西南地区委員[歴]建築設計事務所勤務▽建築設計事務所代表▽東海大=[共]
塩屋和雄(しおや・かずお) 61 無新
[元]市議長▽建築設計事務所代表[歴]市職員▽建築設計事務所勤務▽横浜国大中退=[民]
毎日新聞 2008年10月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081013ddlk11010133000c.html
2374
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:21:23
桜井県議、亀山市長選へ きょう出馬会見 三重伊勢
桜井義之県議(45)=新政みえ、四期、亀山市選出=が、任期満了(平成二十一年二月二十五日)に伴う亀山市長選(同年一月二十五日告示、二月一日投開票)へ向け、出馬の意向を固めたことが十四日までに分かった。十五日に出馬会見する。
桜井氏は昭和六十一年三月、関西大学社会学部を卒業。コンサル会社設立後、平成三年に旧亀山市議に初当選。七年に県議となり、九年の総合交通対策特別委員長、十二年の県土整備企業常任委員長などを経て、十九年五月から一年間副議長を務めた。
昨年の副議長就任時、亀山市長選へ打って出るための布石として、先輩県議をさしおいての登用との見方が強かったが、田中亮太市長(74)=四期=の五選への続投意欲が強く、様子眺めに終始してきた。
だが、今年の夏ごろから田中市長が高齢を理由に今期限りの引退意向に傾き、桜井氏は県議から市長選へのくら替えを図るようになった。ちなみに、田中市長はこの二十日の市議会全員協議会で引退を表明する見込み。併せて、桜井氏も同日、県議を辞職の意向で、県議選選挙区の一人区のため、五十日以内に県議補選が実施される。十二月九日までに衆院選が実施されれば、ダブル選挙となる公算も大きい。
同市長選には、旧関町長だった清水孝哉氏(65)が先月、すでに出馬表明している。
http://www.isenp.co.jp/news/20081015/news03.htm
2375
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 23:44:20
選挙:釧路市長選 市議の上田氏、立候補を表明 /北海道
次期衆院選の道7区出馬を表明した伊東良孝前市長の辞職に伴う釧路市長選(26日告示、11月2日投票)で、自民党の上田徳郎市議(59)が15日、無所属での立候補を表明した。市長選での出馬表明は蝦名大也道議(49)に続き2人目。
上田氏は釧路市出身で、00年の市議補選で初当選し現在3期目。会見で「伊東氏に一番近い立場で彼の仕事を見てきた者として、市政を継承し、よりよい方向にもっていきたい」と語った。
自民党釧路市支部が上原丈和副市長(61)に出馬を要請していることについては「把握していないのでわからない」と述べ、同党に支援を求める考えを示した。【山田泰雄】
毎日新聞 2008年10月16日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081016ddlk01010294000c.html
2376
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:14:29
まず衆院選、擁立作業中断 秋田知事選まで半年
寺田典城秋田県知事の3期目の任期が19日で残り半年を切った。4選不出馬は確実な情勢だが、「ポスト寺田」に名乗りを上げたのは、今のところ前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)だけ。独自候補の擁立を目指す自民、民主両党県連などは次期衆院選の準備に忙しく、人選が中断している。本格化するのは12月以降とみられ、来春の知事選が短期決戦となる可能性も出ている。
<物足りぬ前哨戦>
前回(2005年)知事選で落選した佐藤氏は8月29日、一番乗りで再挑戦を表明。早々と秋田市で事務所開きを行い、ポスター用の写真撮影を済ませた。マニフェスト(公約集)づくりも既に最終段階という。
対抗馬不在の前哨戦に、佐藤氏は「これからの秋田をどうするか、(立候補予定者の)活発な論戦を期待している有権者も多いと思うのだが」と少し物足りない様子だ。
県議の間では、かつて知事選に出馬した佐竹敬久秋田市長、県出身の作家、大学客員教授、県内在住の俳優などの名前が飛び交うが、「具体的な動きは何もなく、ただのうわさ話」(ベテラン議員)とみられている。
過去の知事選は、政党が候補者探しを担ってきた。今回も自民党県連は「ニューリーダーを考える会」を発足させ、民主党県連も常任幹事会で人選に着手し、現時点では政党主導の色合いが濃い。
だが、福田康夫前首相の突然の辞任で、解散・総選挙の流れがにわかに強まり、各党とも知事選どころではない状況だ。「10月には候補者を決める」(自民党県連)とした当初のもくろみは、大幅に狂ってしまった。
解散時期はいまだ不透明だが、候補者選びが再び本格化するのは早くても、寺田知事が不出馬を表明するとみられる県議会12月定例会以降。知事選の告示は来年3月下旬か4月上旬で、擁立したとしても活動期間は実質3カ月しかない。
<知名度を最優先>
自民党県連の津谷永光会長は「それでも勝てる候補者を探すしかない」と意気込むが、民主党県連の高松和夫幹事長は「政策通、即戦力の人材が今の秋田県には必要だが、短期決戦の場合は、知名度を優先せざるを得なくなる」と渋い顔だ。
両党とも手に入れたいのは知事与党の座。特に寺田県政で野党に甘んじた自民党は、勝利へ執念を燃やす。「勝ち馬」を見極めようとの思惑も見え隠れし、擁立がさらに遅れ、超短期決戦となる事態も想定される。
有権者にとっては、短期決戦はデメリットが少なくない。政策重視の選挙を目指し、全国で公開討論会を支援する非政府組織(NGO)「リンカーン・フォーラム」の内田豊事務局長は、「知事選は選挙区が広い。短期決戦の場合、投票日までに、候補者の主張が有権者に十分浸透しない可能性がある」と指摘する。
2008年10月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081020t41015.htm
2377
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/01(土) 09:44:05
知事民主本部あいさつ 自民関係者疑問の声
2008年10月30日 朝日新潟
民主党の鳩山幹事長(右)と握手する泉田知事=東京都千代田区の民主党本部
泉田裕彦知事は29日、先の知事選で推薦を受けなかった民主党本部(東京都千代田区)へあいさつに出向き、鳩山幹事長に再選を報告した。泉田知事を推薦し、全面支援した自民党関係者からは、疑問の声が上がっている。(奈良部健)
◇
鳩山幹事長は、泉田知事と会うなり、「自主投票になってしまい申し訳ない」と声をかけた。
「なぜ民主党へ?」。面会後、報道陣からこう質問された泉田知事は「でも応援してもらってますから。4区総支部からは推薦もいただいております」と口をとがらせた。
この日のあいさつに同席したのは、民主の菊田真紀子衆院議員。知事選では、党の新潟4区総支部長として泉田知事を推薦した。
菊田氏は「解散総選挙があれば、私たちが政権党になる可能性が高いわけですから、意見交換するのはいいこと。(政権交代後の)準備というのがあるのでは」と言ってみせた。
だが泉田知事は、こうした見方に対しては、「4年前と同じ(ようにあいさつに来た)」と、かかわらずにいる。
知事選では、自民、公明両党が泉田知事を推薦。民主は、県議団が「災害の非常時にリーダーシップは発揮されたが、山積する課題についてはほとんど将来ビジョンがない」などと厳しく評価。県連が独自候補を擁立する可能性を探ったが、結局まとまらず自主投票で臨んだ。
だが菊田氏は、泉田知事と同じ加茂市出身。自民党議員らと共に選挙カーに上がり、泉田知事の「産みの母」と自らを紹介して支援に回った。
民主県連の佐藤信幸幹事長は「県連として党本部に知事を招くということはない。知事の巧みなバランス感覚だろう」とみる。
一方、驚いたのは自民関係者だ。知事選では国会議員や県議が後援会を動員して支援した。泉田知事は自民党本部にもあいさつしているが、自民県連の渡辺惇夫幹事長は「ちょっとおかしい。我々が一生懸命汗を流して当選させた。推薦もしないところへ行くのは理解できない。何も聞かされていないし、気分が悪い」と話した。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000810300005
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片言丸
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:2008/12/03(水) 06:59:19
選挙:知立市長選 予想外の大差に激震 次期衆院選にも影響か /愛知
◇「市政閉塞感、不平や不満」
知立市長選(11月30日投開票)は、新人の林郁夫氏(48)=民主推薦=が、現職の本多正幸氏(58)=自民、公明推薦=を4856票差と大差で破り、初当選を果たした。両氏や選対関係者は、予想外の大差と口をそろえる。「知立ショック」とも呼ぶべき市長選の結果を検証し、次期衆院選への影響を探った。【安間教雄、佐野裕、中村宰和】
30日午後10時半ごろ、初当選を決めた林氏は選挙事務所で支持者の祝福を受け、満面の笑みでピースサインをして応えた。それから1時間半後、取材に応じた林氏は「(新市長としての)責任を感じている」と、厳しい表情に変わっていた。大差の結果について、「封建的な古い政治体質を変えたいという市民の強い欲求の表れ。それに財政事情を無視した大型事業への拒絶反応。まさに、地殻変動的な『知立一新』だ」と受け止める。選対本部長代行を務めた地元選出の柴田高伸県議は「同じ勢力が長く牛耳る市政の閉塞(へいそく)性に対する不平や不満、将来への不安が予想以上に大きかった」と分析した。
70年の市制施行以来、自民推薦などの自民系市長が続いた。市長選は2回連続で無投票、県議選も昨春まで6期連続で無投票だった。もともと保守地盤が強かったが無投票で選択の機会を与えられなかったことに有権者は徐々に不満を募らせていた。昨春の県議選では民主新人の柴田氏が自民現職を破った。
一方、本多氏の事務所では30日夜、落選が決まると、女性運動員が大声で泣き崩れた。本多氏は「私への批判もあったと思う。私自身の不徳だ」と、支持者に深々と頭を下げた。本多氏は1日、「これだけの大差なので、かえってサバサバした。政党が前面に出た選挙戦で、実力の差が出た。定額給付金や年金などの国政の混迷、金融危機などの時代の流れが不利に働いた。もう保守票の掘り起こしは限界。自動車関連企業で働く市民が急増し、(林氏を推薦した)連合愛知の力は計り知れない」と述べた。
次期衆院選にも影響を与えそうだ。同市などを選挙区にする愛知13区では、自民党県連会長の大村秀章衆院議員と、民主新人の大西健介氏が激突する。林氏の初当選を受け、大西氏は「衆院選の代理戦争のような市長選で勝利し、大きなプラスになる」と意気込む。これに対し、大村氏は「影響は分からない。今まで通りのことをやっていくだけだ」と、険しい表情で語った。
◇軽視できない結果−−リンカーンフォーラム中部代表の児玉克哉・三重大人文学部教授の話
トヨタ自動車をもピンチにさせた金融危機の影響は、トヨタの地元だけに想像以上に大きいだろう。好景気の昨年だったら大差ではなかったかもしれない。無投票の連続で募っていた閉塞感や不満が加わったのでは。チェンジを求めた米国大統領選のオバマ氏の劇的勝利も影響したはず。小さな市の結果でも全国に広がる要素をもち、軽視できない。
毎日新聞 2008年12月2日 地方版
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20081202ddlk23010240000c.html
2379
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/17(水) 01:42:25
山形知事選 構図固まる 現新対決、前哨戦は過熱
任期満了に伴う山形県知事選(1月8日告示、25日投票)は、共産党が12日に独自候補の擁立を断念したことで、再選を目指す現職の斎藤弘氏(51)と、新人の行政書士、吉村美栄子氏(57)の一騎打ちが濃厚となった。13日には両陣営が決起集会や支援組織の会合を開くなど、前哨戦が一気に過熱した。
両氏とも政党推薦は求めないが、斎藤氏は、自民党の県選出衆院議員3人をはじめ、自民党を中心とした現職県議30人の支援を受ける。11日には、自主投票の方針の公明党県本部にも支援を要請した。
吉村氏は、民主・社民両党の支持母体、連合山形の推薦を受けた。社民党は11日、吉村氏の支援を決定。民主党も14日に支援方針を決める見込み。共産党は勝手連的に推す。
斎藤氏陣営は、前回知事選で落選した高橋和雄前知事が吉村氏擁立にかかわった経緯から「昔の県政に戻すか、前進するか」という対立軸を掲げた。
吉村氏陣営は、歳出削減を進めた斎藤氏を「冷たい県政だ」と厳しく批判。一部自民党国会議員、県議らの支援を得て、保守層への浸透を図り、現職批判の受け皿を狙う。
◎次代も担う覚悟/斎藤氏支援の会
現職の斎藤弘氏を支援する「元気な山形サポーターの会」が13日、発足した。山形市内であった設立会には、自民党を中心とした30人の県議の会や市町村議員連盟、経済団体など、斎藤氏を支援する組織の代表ら約100人が出席した。
実質的な選対本部となるサポーターの会代表には、個人後援会女性の会の代表を務める田中英子氏が就いた。事務局長は自民党県連の今井栄喜幹事長が務める。今後、県内を9ブロックに分けて選挙活動を展開する。
あいさつした斎藤氏は「財政再建と透明な県政づくりに取り組んできた。山形県の次のステージを担う覚悟を持っている」と決意を語った。
22日、山形市内で決起大会を開く。
◎冷たい県政転換/吉村氏決起集会
吉村美栄子氏は13日、山形市の山形ビッグウイングで決起集会を開き、次期知事選へのムード盛り上げを図った。
陣営の予想を上回る約2000人が参加。吉村氏が「(県民不在の)冷たい県政から温かい県政に転換し、元気な山形を私と一緒につくりましょう」と呼び掛けた。
選対本部の最高顧問に就任した自民党・岸宏一、民主党・舟山康江両参院議員があいさつ。岸氏は「積み上げてきた県民の暮らしや教育はこの4年間で大きく崩れた」、舟山氏は「予算削減ありきの冷たい機械的行政だ」とそれぞれ斎藤県政を批判した。
支援する県議の会代表の阿部賢一副議長(自民)、吉村氏擁立の中心となった連合山形の安達忠一会長も登壇し、山形改革の必要性を訴えた。
集会前には山形市内で選対本部の事務所開きがあり、高橋和雄前知事、金森義弘前副知事(現県体協会長)が姿を見せた。
2008年12月14日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081215t51003.htm
2380
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/22(月) 19:54:46
北見市長に小谷氏 神田氏の再選阻む 民主・大地の協力成功(12/22 07:42)
初当選を果たし万歳する小谷毎彦氏(右)と登美子夫人=21日午後10時35分、北見市内の選挙事務所(茂忠信撮影)
【北見】神田孝次前市長(57)の辞職に伴う北見市長選は二十一日投票、即日開票の結果、無所属新人で前民主党道議の小谷毎彦(つねひこ)氏(62)=民主党、社民党、新党大地推薦=が、再出馬した無所属で前市長の神田氏に三千七百六十五票の差をつけて勝利、初当選した。今回市長選を次期衆院選道12区(網走、宗谷管内)の前哨戦と位置づけ、小谷氏を全面支援した民主党と新党大地は、十一月の釧路市長選に続いて選挙協力を成功させ、衆院選に弾みをつけた。
一方、道12区で民主党の松木謙公衆院議員(比例代表道ブロック)と議席を争う自民党の武部勤元幹事長は、神田氏の選対総本部長を務め、陣頭指揮したものの、12区の有権者約三十二万人のうち、約九万人を占める大票田で系列の市長を失う形となった。
当日の有権者は十万三千五百三人、投票者数は六万七千五百三十三人。投票率は65・25%で、前回を4・19ポイント下回り、合併前の旧北見市を通じて戦後最低。無効票は六四二。
小谷氏は旧北見市長時代から約九年半にわたる神田市政の是非を争点に掲げ、昨年の大規模断水やガス漏れ事故などに対する神田氏への批判票を取り込み、基盤となる民主党や新党大地などの支持層もまとめた。
一方、市役所庁舎の移転や、北見赤十字病院改築を柱とする都市再生計画の実現を目指す神田氏は、公約を同計画の遂行に絞って支持を訴えたが、市政批判の声にのみ込まれた。
今回の市長選は、市議会での庁舎移転条例案否決を受け、神田氏が「民意を得る」として、辞職したことが発端。市庁舎移転をめぐり、新市長となる小谷氏は、移転させずに「現在地周辺でのコンパクトな建て替え」を主張している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/136626.html
2381
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/22(月) 20:00:52
北見市長選:小谷氏が初当選 「民主・大地」衆院選の前哨戦2連勝
北見市長選に初当選し万歳する小谷毎彦氏(左)=北見市内の選挙事務所で21日午後10時33分 前市長の辞職に伴う北見市長選は21日投開票され、前道議の小谷毎彦氏(62)=無所属、民主・社民推薦=が自民党の支援する前市長の神田孝次氏(57)=無所属=を破り初当選した。小谷氏は新党大地(鈴木宗男代表)の推薦も受けており、次期衆院選へ向け選挙協力を進める「民主・大地」陣営は11月の釧路市長選に続き「前哨戦」で2連勝。自民党は道東での選挙戦略見直しを迫られそうだ。
当日有権者数は10万3503人(男4万8578人、女5万4925人)。投票率は65・25%(前回06年69・44%)だった。
市議会で市庁舎移転案が否決され、神田氏が市長を辞職したのに伴う出直し選挙。北見市は衆院道12区(網走、宗谷管内)の有権者の4分の1以上を占める大票田であり、民主党は12区選出の武部勤・自民党元幹事長の足元を揺さぶる好機とみて小谷氏を擁立。武部氏の対立候補となる民主党の松木謙公衆院議員(比例道ブロック)が前面に出て支持を訴え、同党や連合の道幹部が繰り返し北見入りする「地方選では異例の態勢」を組んだ。
鈴木代表も合併前の旧町村部でてこ入れを図るなど全面支援。共産党からも応援を受けた小谷氏はガス漏れ死亡事故や大規模断水の対応など神田市政の「失政」批判を展開して支持を広げ、民主系候補として9年ぶりに市政を奪還した。
小谷氏は当選確定後、「市民主体の市政にしていきたい。市庁舎は現在地を軸にコンパクトに(改築を)進めたい」と抱負を語った。駆けつけた鈴木代表は「北見市もチェンジしたので、勢いを持って国政もチェンジしていきたい」と強調した。
神田氏は旧北見市時代を含む過去3回の市長選では自民推薦で当選したが、今回は推薦を受けず、市庁舎と北見赤十字病院の移転・改築に照準を絞って支持を訴えた。しかし、実質的には選対総本部長として武部氏が支援する「自民候補」。頼みの保守層も切り崩されての敗北は、武部氏の選挙にも影を落とす結果となった。【渡部宏人、横田愛】
毎日新聞 2008年12月22日 1時38分
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20081222hog00m010006000c.html
2382
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/22(月) 20:02:50
選挙:焼津市長選 民主県連推薦、清水氏が初当選 市民本位、支持される /静岡
任期満了に伴い、元県議の無所属新人2人の争いとなった焼津市長選は21日投開票され、清水泰氏(64)=民主県連推薦=が、八木健次氏(74)=自民県連推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は51・65%(前回は無投票、前々回は49・18%)。当日有権者数は11万5374人(男5万6100人、女5万9274人)だった。
清水氏は連合静岡から推薦を得たうえで、県議時代の後援会を基盤として、無党派層の獲得に力を入れた。「焼津を変えよう」を合言葉に、市民本位のまちづくりを主張したことが支持された。
八木氏は、JA大井川、焼津漁協などの支援を受け、組織選挙を展開したが、出馬表明が告示日の約1カ月前と出遅れたことなどから及ばなかった。
今回の選挙は、事実上「自民対民主」の一騎打ちとなり、今後の国政選挙を占う意味でも重要な選挙と位置づけ、両陣営は戦った。特に焼津市は、強固な保守地盤を誇ってきただけに、今回の清水氏の勝利で、自民陣営は対策の練り直しを迫られることになる。【浜中慎哉、山田毅】
==============
◇市長選開票結果=選管最終発表
当 30119 清水泰 64 無新
28732 八木健次 74 無新
==============
◇焼津市長略歴
清水泰(しみず・ひろし) 64 無新(1)
会社役員[歴]焼津信用金庫職員▽清和不動産社長▽市議▽県議・産業委員長▽島田商高=[民]
毎日新聞 2008年12月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081222ddlk22010080000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:41:09
執行部 力量不足 亀裂拡大の恐れ
自民党県連が、知事選で「不戦敗」を余儀なくされたことは、県民に対して県議会第1党の責任を放棄したに等しい。
執行部の力量不足は目を覆うばかりだ。結論を一任された実川幸夫会長は、15日の国会議員団会議終了後の記者会見で、有力な推薦候補だった白石真澄氏について、「党が一枚岩になれない」と退けた。だが、自主投票によって県連が一枚岩になれるかと言えば、むしろ亀裂が拡大する恐れすらある。
過去の知事選を振り返っても、「一本化して臨んだことは、ほとんどない」(県連幹部)と言うほど、県議のグループ間の対立が激しかった。前回参院選千葉選挙区(改選定数3)で、自民党は2人の候補者を立てて臨んだが、石井準一参院議員だけが当選した。「しこりは当分消えない」との見方が大勢だ。
自主投票が決まった国会議員団会議で、本清秀雄幹事長が「これは不利になる」と発言したのは、白石氏を強く推す公明党の存在を念頭に置いたものだ。9月までに実施される衆院選は、低迷する麻生内閣の下で政権交代がかかった戦いになる。「知事選を自公で戦えば、衆院選にもプラスになる」との思惑も隠さない。
自民党は前回県議選で議席を大きく減らし、県政での存在感も低下させている。石井参院議員は「県議会で過半数を占めるが、単独では知事選に勝てない」と言い切る。このため、公明党県本部代表の富田茂之衆院議員と関係を強化。出馬が確実視される俳優で元衆院議員の森田健作氏に対抗するため、民主党県連幹部にも連携を呼びかけた。
民主党県連が白石氏推薦で先行したのも、自公との相乗りを禁止する民主党本部の方針に配慮し、「自公の推薦は後から出す」(自民党県連幹部)という戦略の一環だった。しかし、当初は昨年10月ともみられた衆院選が先送りされ、知事選に近い時期に実施される見通しが強まったため、「相乗りでは衆院選で戦えない」との異論が自民、民主双方から噴出し、シナリオに狂いが生じた。
民主党県連は16日、白石氏の推薦取り消しを正式に決定する方針だが、こうした動きも実川会長の判断に影響することはなかった。国会議員団からも強い異論はない。有力県議の一人は「不満はあるかもしれないが、衆院選のことも考えれば、白石氏推薦がベターな選択だ。国会議員は今の政治状況を分かっているのか」と嘆く。
自民党の衰退が確実に始まっている。(赤津良太)
(2009年1月16日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090116-OYT8T00041.htm
2384
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:42:31
県議補選告示 5人立候補
衆院選見据え激突
県議補選(前橋市・勢多郡区、欠員2)は16日、告示され、5人が立候補を届け出た。自民、民主両党が激突する衆院選の「前哨戦」ともなるほか、来月8日告示される前橋市議選の直前に行われることもあって、激しい選挙戦が9日間にわたって展開される。投開票は25日。
立候補を届け出たのは、無所属で障害者福祉事業所長の亀田好子(53)、無所属で元県出納長の後藤新(48)、共産党公認で党職員の店橋世津子(47)、無所属で元県議の桑原功(63)、自民党公認で元県議の山本龍(49)の5氏。
亀田氏は高花台地区で第一声。「歩いて通えるスーパーを取り戻そう」と団地住民に地域再生に向けた熱意を強調。民主党1区総支部長の宮崎岳志氏が応援に駆けつけ、「亀田さんは20歳の頃から福祉のプロフェッショナルとして活躍して来た」と福祉分野の手腕に太鼓判を押した。
後藤氏は中心市街地の選挙事務所でタスキをかけると、「政党の利害得失に左右されている」と大沢県政を厳しく批判。小寺弘之前知事や高木政夫前橋市長とも固い握手を交わし、親密さをアピール。午後には市内で1000人規模の出陣式を開催し、ボルテージを上げた。
店橋氏は選挙事務所での出陣式で「共産党議席を県議会に復活させてほしい」と訴え、遊説に出発。昼には県庁前で通行人ら約90人に向かって雇用や医療の問題、消費税などへの考えを語り、「市議、保育士、母親の経験を生かして皆さんの命を守るために全力で頑張る」と支持を訴えた。
桑原氏は市役所前で「市町村にどんどん権限を委譲し、住民が参加できる地方自治を作りたい」と演説。選対幹部の角田義一・元参院副議長もマイクを握り、「自民党対民主党の対決だ。自民党を勝たせることは消費税増税を容認することになる」と次期衆院選に絡めて支援を呼びかけた。
山本氏は佐田玄一郎衆院議員のほか、南波和憲県連幹事長ら約15人の自民党県議団が見守る中、県庁前で第一声。「正しい政治の上にきちんとした未来を積み上げよう」とあいさつ、急ぎ足で選挙カーに乗り込んだ。夜には自民党県連で団体関係者らと出陣式を開いた。
15日現在の有権者数は27万8145人。期日前投票は17日から前橋市役所と富士見村役場で始まる。19日以降は前橋市内の3支所と公民館11か所でも受け付ける。
(2009年1月17日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090117-OYT8T00082.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:49:38
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 山本氏、出馬の意向 自民党公認を前提に /群馬
昨年の知事選に出馬し落選した元県議、山本龍氏(49)が22日、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、来年1月25日投開票)に、自民党公認を前提に出馬する意向を同党県連に伝えた。複数の県連幹部が明らかにした。
同県連の南波和憲幹事長によると、山本氏から同日、「自民党の公認として立候補したい」と伝えられたという。県連側が出馬を打診した経緯があり、今後、山本氏が県連前橋支部(中村紀雄支部長)に公認申請し、年内に開かれる県連総務会で公認が認められる見通し。山本氏は「暮らしを守る闘いへためらわず飛び出し志を県政に届ける」などとコメントを発表した。
山本氏は故小渕恵三元首相の秘書を経て95年に県議選吾妻郡区で初当選。3期目途中の06年3月に自民党会派を離脱し同年7月、県議を辞職、07年7月の知事選に出馬した。自民党公認の大澤正明氏(現知事)に敗れたが、19万票余りを獲得した。自民党とたもとを分かっていたが、今年2月の前橋市長選では同党推薦の金子泰造氏(故人)を支援した。県選管によると、県議が選挙区を替えて出馬する例は「聞いたことがない」という。
同補選には、小寺弘之前知事時代に県出納長を務めた後藤新(あらた)氏(48)が無所属で出馬する見通しのほか、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬を表明、複数の民主党関係者も出馬に意欲を示している。また、自民党は「今の段階では2人目も立てる」(南波氏)という。【塩崎崇】
毎日新聞 2008年12月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2008/12/23/20081223ddlk10010260000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:50:14
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 自民県連が元県議・山本氏を公認 /群馬
◇2人目の擁立は断念
自民党県連は27日、総務会を開き、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、1月16日告示、同25日投開票)で元県議の山本龍氏(49)から出ていた公認申請を認めた。党として2人目の候補擁立を断念することも決めた。
山本氏は記者会見で、「今の暮らしを放っておけない。前橋ではそれを救うべき政治も機能停止している」と高木政夫市長を批判。高木氏に近いとされ、既に出馬表明した元県出納長の後藤新氏(48)をけん制した。
同席した南波和憲・県連幹事長は2人目の候補選定について、欠員となった元県議2人の後援会の他にも3人に出馬を打診したが不調に終わったことを説明。「物理的、時間的に困難だった。最後は(山本氏)1人の完全な勝利を狙おうという結論になった」と話した。
同補選には、後藤氏が無所属で、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬するほか、民主党元県議の桑原功氏(63)と社会福祉施設長の亀田好子(たかこ)氏(53)も出馬に意欲を示している。【塩崎崇】
毎日新聞 2008年12月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081228ddlk10010101000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:50:52
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 あす告示 元職・新人5人出馬か /群馬
1月15日12時1分配信 毎日新聞
現職県議の辞職や死去に伴う県議補選の前橋市・勢多郡区(前橋市と富士見村、改選数2)が16日、告示される。投開票は25日。これまでに5人(元職2人、新人3人)が立候補を表明しており、2月の前橋市議選や今年秋までに必ず行われる総選挙もにらんで激戦が繰り広げられる。
立候補を表明しているのは、元県議で07年の知事選で落選した山本龍氏(49)=自民党公認▽元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)=共産党公認▽元民主党県議の桑原功氏(63)=民主党推薦▽社会福祉施設長で07年の県議選に民主党公認で出馬し落選した亀田好子(たかこ)氏(53)=同▽元県出納長の後藤新(あらた)氏(48)の5人。
自民党は2人の擁立を断念し山本氏に一本化した。共産党は1人しかいなかった同党県議を昨年除籍しており、議席復活を狙う。民主党は桑原、亀田両氏の調整がつかず双方を推薦。同党支持者の一部は後藤氏を支援している。
立候補の届け出は、16日午前8時半〜午後5時、前橋市役所で行われる。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人(男13万4596人、女14万3414人)。【塩崎崇】
1月15日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000028-mailo-l10
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:52:14
新旧5氏争いか 県議補選あす告示
2009年01月15日
金子泰造、金子一郎両氏(いずれも自民)の辞職・死去に伴う県議補選(前橋市・勢多郡区)=被選挙数2=が16日、告示される。14日までに5人が立候補の意思を表明しており、秋までには必ず執行される総選挙もにらんだ激しい選挙戦になる見通しだ。投開票は25日。
立候補の意向を明らかにしているのは、50音順に、新顔で障害者福祉事業所長の亀田好子氏(53)、前職の桑原功氏(63)=いずれも無所属、民主推薦=、新顔で元県出納長の後藤新氏(48)=無所属=、新顔で前・前橋市議の店橋世津子氏(47)=共産=、元職の山本龍氏(49)=自民。
旧自治省出身で、小寺弘之前知事時代に県幹部を歴任した後藤氏、自民を離党して07年に知事選に立候補した山本氏の両候補が名乗りを上げたことで、構図は一気に入り組んだ。自民と民主が政権をかけて激突する総選挙や、来月8日に告示される前橋市議選の「前哨戦」と位置づける向きもあり、熱を帯びつつある。
自民は当初2人の擁立を目指したが、吾妻郡出身で離党経験もある山本氏1人の擁立にとどまり、人材不足を露呈した。県連幹部は異口同音に「衆院選の前哨戦」と強調。笹川尭県連会長は10日の出陣式で、「1位で当選しない限り自民党の未来はない」と断言した。
対する民主は、候補者を絞ろうと調整したものの、07年県議選で落選した亀田、桑原両氏がいずれもおりず、結局、2人とも「推薦」することで決着した。党内の一部には「政党の公認・推薦は受けない」と公言した後藤氏を推す動きもある。同党支持層の票が割れるのは必至の情勢だが、3人の得票の合計は県都での民主への評価を示す指標となるだけに注目される。
一方、知事選、前橋市長選以来続く「保守分裂」の構図も今回の補選に影響する。これまで国政では自民を支持してきた層の一部も、小寺前知事や高木政夫前橋市長と近い後藤氏の支援に回るとみられる。
昨年、早川昌枝県議(前橋市・勢多郡区選出)を除籍した共産は、不況で存在感を増したことを追い風に、議席の獲得を目指す。
08年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人。05年に旧前橋市区で執行された県議補選の投票率は26・21%だった。
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000901150006
群馬
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/23(金) 21:41:51
民主、自民両県連会長 立場微妙 山形知事選
吉村氏の個人演説会で応援弁士を務める近藤氏=寒河江市内
斎藤氏の街頭演説会で手を挙げて支持を訴える遠藤氏=天童市内
激戦模様の山形県知事選で自民、民主両党の県連会長の動きが注目されている。新人の吉村美栄子氏(57)を支援する民主党県連の近藤洋介会長(衆院比例東北)と、現職の斎藤弘氏(51)を支援する自民党県連の遠藤利明会長(衆院山形1区)の2人。近藤氏は複雑な選挙区事情もあって「応援演説で出遅れた」と批判を浴び、遠藤氏は麻生政権の不人気ぶりを懸念して「政権とのパイプ」を封印する。ともに不安材料を抱えたまま、25日の投票日になだれ込みそうだ。(山形県知事選取材班)
<微妙な距離感>
「政府の言いなりになっている知事を当選させたら、(首相の)麻生(太郎)さんは消費税を上げてもいいと勘違いしてしまう」。寒河江市で19日にあった吉村氏の個人演説会。応援弁士を務めた近藤氏は挑発的な言葉を使い、自民党への対決姿勢を鮮明にした。
近藤氏は選挙戦9日目の16日、長井市の吉村氏の個人演説会でやっと壇上に立ち、この日を境に積極的にマイクを握り始めた。吉村陣営の複数の幹部が粘り強く要請した結果だった。
告示日の8日に山形市であった吉村氏の出陣式では、あいさつする近藤氏に「もっとしっかりやれ」とやじが飛んだ。11日には、米沢市で1000人を集めて近藤氏の新年会があったが、開演30分前に近くの市役所前で街頭演説した吉村氏が新年会会場に近づくことはなく、微妙な距離感が浮き彫りになった。
<大物議員来ず>
近藤氏は当初、「マイクで訴えるより、一人一人の支持者に直接訴える時間の方が大切だ」と、応援演説をしない方針を示していた。この方針は転換したはずだが、米沢市で20日に開かれた吉村氏の個人演説会は、東京での会合出席を理由に欠席するなど、いまだに憶測を一掃しきれていない。
近藤氏の腰が据わらない背景には、有力支持者が斎藤氏の支援に回るなど、選挙区の複雑な事情がある、とみる関係者が多い。「米沢市などの地盤はせめて五分まで盛り返してほしい」と吉村氏陣営の幹部は期待する。
一方、自民党の遠藤氏。自分の政経パーティーで斎藤氏夫妻が入り口に並んで出迎え役をする間柄で、告示前から斎藤氏との一体感をアピール。選挙戦では斎藤氏の選挙カーに同乗し、個人演説会では山形1区内のほとんどの会場で応援弁士を務めている。
ただ、遠藤氏の応援演説は県庁改革など斎藤氏が取り組んだ4年間の実績を紹介する内容が多く、麻生政権とのパイプを強調することは少ない。内閣支持率の低迷が続いており、「自民党が前面に出る状況ではない」(斎藤氏陣営の幹部)と大物国会議員の応援も影を潜めている。
<最終盤の焦点>
遠藤氏が斎藤氏との二人三脚に徹すると、有権者には自民党との一体感を印象付ける。吉村氏の陣営はこの点を突き、「斎藤県政は小泉構造改革と同じ路線を進めた」(舟山康江参院議員)と自民批判票の取り込みを狙う。
近藤氏はどう追い込みをかけ、遠藤氏はどう自民批判をかわそうとするのか。政党推薦を求めなかった両候補の思惑とは裏腹に徐々に政党対決の図式が強まる中、勝敗を左右する最終盤の焦点になりそうだ。
◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士 無新
斎藤弘 51 知事 無現
2009年01月23日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090123t51026.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/23(金) 21:46:31
09知事選:情勢 勝敗、山形市の動向に 先行の斎藤氏、吉村氏追い上げ /山形
25日投開票の知事選まで残り2日となった。毎日新聞の情勢取材の結果、先行する現職の斎藤弘氏(51)を、新人で元県教育委員の吉村美栄子氏(57)が激しく追い上げる展開となっている模様。無党派層の多い大票田の山形市での票の動向が、勝敗のポイントになりそうだ。【大久保渉、林奈緒美】
◆山形と周辺市町
◇県都でほぼ互角 無党派層取り込み勝負
有権者全体の2割を占める山形市は両陣営の主戦場。ほぼ互角の戦いを展開し、無党派層をどれだけ取り込めるかが勝負の分かれ目になる。
斎藤氏は自民の遠藤利明衆院議員と県議6人から支援を受ける。県職労など労働団体との対決姿勢を鮮明にし、前回選挙で支持を得た都市部の無党派層の支持拡大を図る。天童市では、遠藤衆院議員の支援で勝利した市長選の勢いが追い風。
吉村氏は民主の鹿野道彦前衆院議員と県議5人から支援を受ける。山形市内で組織力を保つ社民党、連合山形や県職労なども全面に出て運動を展開。斎藤氏に批判的な団体票を固めるとともに、「チェンジ」を旗印に無党派層への広がりを目指す。
◆庄内
◇票田2市が鍵 吉村氏・酒田、斎藤氏・鶴岡優勢
吉村氏は有力企業や各種団体の支援を得て、酒田市で優勢。斎藤氏は支援を受ける自民・加藤紘一衆院議員のおひざ元の鶴岡市で、優位に立つ。
吉村氏は県議4人の支援を受け、酒田では経済団体の後押しなどを背景に支持を拡大。劣勢の鶴岡でも旧町村部を中心に攻勢をかけ、追い上げる。斎藤氏には県議7人に加え、酒田・鶴岡市長も支援を表明。手堅い布陣を敷くが現県政への反発の強い酒田で運動が鈍く、鶴岡でも農業票をまとめ切れない。
前回選挙で斎藤氏は、鶴岡で大勝の一方、酒田で大敗。票田の両市の票が今後、どう動くか。
◆置賜
◇米沢で斎藤氏優位 吉村氏懸命の追い上げ
斎藤氏が米沢市を中心に優位に戦いを進めるが、終盤に入り民主の近藤洋介衆院議員の吉村氏支援の動きが活発化。吉村氏が懸命に追いかける。
斎藤氏は米沢市長ら6市町長と自民県議7人から支援を受ける分厚い布陣。公明との連携も円滑で、遠藤武彦衆院議員が応援のマイクを握る。吉村氏支援を表明する首長はおらず、県議も無所属の木村忠三氏だけ。元県議らが陣営に入り運動を展開する。
長井、南陽市や高畠、川西町などは中盤まで両陣営とも動きが鈍かった。近藤衆院議員の運動が出遅れた吉村氏の票に、どれだけ結びつくか。
◆最上
◇吉村氏優位に展開 斎藤氏、中盤で運動本格化
吉村氏に対し地元の自民・岸宏一参院議員が支援を表明し、吉村氏が優位に展開。前回選挙で岸参院議員の支援した現職候補にダブルスコアで敗れた斎藤氏が追い上げる。
吉村氏は市町村議が実動部隊となり、業界や農業団体の支持も受ける。金山町長、鮭川村長の支援もあり、北部地区を中心に票を固める。斎藤氏は新庄市長ら6市町村長に加え、自民の4県議が全員支援。新庄市では市議20人中12人が応援に回り、現職の強みを生かして攻勢をかける。
支援者の間で温度差のあった斎藤氏陣営が中盤から運動を本格化。どこまで票を切り崩せるか。
◆北・西村山
◇東根で斎藤氏勢い 郡部は吉村氏
斎藤氏は前回選挙で現職候補にダブルスコアで勝った東根市など北村山で優勢。吉村氏は出身の大江町など西村山の郡部で優位に進める。
斎藤氏を支援する県議は6人。東根市長がフル稼働し周辺市町でも応援演説を重ねる。寒河江市、河北町でも現職の強みを生かし浸透を図る。吉村氏の支援県議は自民の阿部賢一氏1人。阿部氏の地盤の朝日、大江、西川町で票を固め寒河江市、河北町への広がりを目指す。北村山でも労組団体を軸に運動を活発化させている。
市長選が昨年12月にあった影響で両陣営とも出足が遅かった寒河江市の票に注目が集まる。
◇前回と似た構図
吉村氏陣営と斎藤氏陣営の顔ぶれは、現職の高橋和雄氏と新人の斎藤氏の2人を軸に争った前回知事選の時と、重なりが多い。大きく異なるのは、(1)高橋氏を支援した自民県議の大半が、今回は斎藤氏を支援(2)共産が独自候補を擁立せず、吉村氏を支援−−の2点のみ。構図が似ているため、前回選挙での市町村別の得票傾向は、大筋で今回の戦いにも反映されそうだ。
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090123ddlk06010139000c.html
2391
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/28(水) 21:55:02
「改革」成果過信危機感薄く後手
2009年01月28日
∞斎藤氏陣営 路線転換も空振り
まさかの落選から一夜明けた26日午前11時ごろ、斎藤弘氏(51)は山形市の自民党県連を訪れた。支援した県議らを前に「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、「新知事の下、しっかりと県政運営をして欲しい」と淡々と話したという。自身に批判的な県議や首長に対し、厳しい態度で臨んだ斎藤氏の姿はなかった。
◇
斎藤氏は「改革」の成果に絶対の自信を持っていた。県債残高は2年連続で減少、情報公開度は全国クラスに入った。今年度のマニフェストの達成度は92%と自己評価した。昨年9月30日、「変わらぬ情熱と信念を持って県づくりを実現することが、県民に対する私の責務だ」と県議会で高らかに再選立候補を表明した。2期目に臨む選挙でまだ50代初め。議会は3分の2以上を占める与党の自民党を中心に安定しており、再選に向けて死角なしと思われた。
立候補表明から2カ月が過ぎた11月27日。山形市内の斎藤氏の後援会関係者の会社会議室。知事選に向けて10人ほどの支援者らが集まっていた。「ポスターや名刺は何枚いりますか」「事務所は12月1日から借ります」。会議はなごやかに進んだ。出席者の一人は「知事に危機感はなかった」と振り返る。
斎藤氏は、支援組織回りもしていなかった。ポスターやリーフレット用の写真も撮っていない。この会議で斎藤氏は「マニフェスト作りが忙しくて」とこぼしていた。一方、支援母体を持たない斎藤氏が頼る自民党は9月末、引退を表明した衆院2区の遠藤武彦氏の後継選びに奔走していた。さらに麻生政権が発足し、早ければ10月末にも衆院解散、総選挙があるとみられていた。自民党県連幹部も「知事選の対応は衆院選後」と明言していた。
だが「相手は用意周到に準備し、そして進めていた」(斎藤氏陣営幹部)。10月中旬の段階で、連合山形の幹部は「自民党を分断するために、衆院選とセットの戦いはしない」と話し、知事選に焦点を絞っていた。
11月28日、吉村美栄子氏(57)が正式に立候補を表明した。すでに「副知事2人制の廃止」「知事退職金の廃止」といった公約を掲げたパンフレットや名刺を作っていた。「つったい(冷たい)県政から、温かい県政に」と斎藤氏を意識したキャッチフレーズまで用意していた。連合が仲立ちし、自民の一部と民主、社民から支援の内諾を取りつけ、共産とも水面下で協力関係を模索。県議OBらを案内役に団体へのあいさつ回りも始めていた。
会見の様子を知った斎藤氏は驚いた様子だった。旧知の福祉関係者が吉村氏陣営の中心にいたからだ。12月初め、記者との昼食会で斎藤氏は「あの人とは会っているのに何で、といった感じです。何が不満だったんだろう」とぼやいた。この福祉関係者は「知事との懇談会では、事前に県幹部に言われるんだ。『お願いしますとか、陳情のようなことは言わないでくれ。知事はそういうのが大嫌いだから』と。数字で政治はできないですよ」と「寝返り」の理由を語った。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/28(水) 21:55:28
10月末にも総選挙が、といわれていたが、11月末になっても衆院解散の動きはない。自民党は、ようやく総選挙より先に知事選の態勢を取り始めた。吉村氏が斎藤氏を称した「つったい県政」は一人歩きして、県民の間に広まり始めていた。県連幹部も支援者や団体から斎藤氏の「改革」への批判を聞いていた。危機感を募らせた幹部は、斎藤氏に「このままじゃ選挙にならない」と伝えた。
以降、斎藤氏は改革路線を急旋回させていった。12月1日、経営主体の見直しを考えていた県立新庄病院の「県立維持」を表明。同3日、県債残高を増やさない方針の厳守にこだわらないと述べた。その12日後には総額500億円の景気・雇用対策に取り組むと打ち上げた。「東根に中高一貫校を」「米沢女子短大を4年制化」といった地域ごとの「目玉」も表明した。斎藤氏は「選挙目当てでも、票目当てでもない。財源はしっかり確保している」と述べた。
「県民党」を掲げた斎藤氏は当初、政党だけでなく、団体の推薦にもこだわらない姿勢をみせていた。それが12月中旬、県内のある農業団体に斎藤氏が姿を現した。「政党から推薦はもらわないが、団体からは拒んでいない」。だが、この団体はすでに自主投票を決めていた。
農業団体は通常、現職を推すが、斎藤氏からの推薦願いはなかった。吉村氏が立候補を表明しているのに推薦願いがない斎藤氏を推薦できない。その結果の自主投票だった。農業団体幹部は「対立候補が出てきたからだべ」と冷ややかに見ていた。斎藤氏側が「吉村氏が立つ前に推薦願いを出せば、断られなかったのに」と悔いても後の祭りだった。
斎藤氏陣営の関係者は「斎藤氏には、政治家としての泥臭い人間味がなかったということだ。選挙というものが分かっていなかった」と話した。(土居新平)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901280001
朝日山形
2393
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:13:57
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/上 民主・河村氏 「勝てる候補」前途多難
◇小沢裁定、揺れる地元
緊張した面々が居並ぶ。23日、東京・永田町の民主党本部。同党の名古屋市議団幹部を前に、小沢一郎代表が口を開いた。
「一致結束してやらないと(市長選は)厳しいぞ」。分裂してどうする、勝てる候補に一本化しろ、勝てるのは誰か。事実上の小沢裁定だった。
愛知県連が推薦を決めた元愛知県弁護士会副会長の伊藤〓彦氏(55)と、同党の河村たかし衆院議員(60)=愛知1区=の一本化問題。翌24日、伊藤氏は出馬断念を表明した。
□
「去年総選挙があったら、今はなかったよ」。河村氏は26日、毎日新聞の取材にそう語った。元々、市長への意欲を持っていた同氏が出馬を意識し始めたのは昨年9月の党代表選後。「総理を狙う男」をうたい文句に、議員特権返上などを訴えてきたが、立候補に必要な20人の推薦人が集められず、「政策は名古屋で実現しよう」に傾いていった。
そのころ政界は、福田康夫首相(当時)の辞任を受け、衆院解散・総選挙へと走り出す。「10月解散だったら、衆院選候補として出ていた。そしたら市長選には出られませんわな」と河村氏。結局、解散はなかった。
だが、この段階で動けたわけではない。10月23日の松原武久市長の4選不出馬表明を合図に、市議団が名古屋市教委幹部の擁立に乗り出したからだ。
チャンスが巡ってきたのは幹部が固辞した年明け。「時の流れ(が自分に来た)。あれで腹を決めた」という河村氏が最初に出馬を口にしたのは1月14日、国会内で開かれた県選出国会議員団会議だった。市議団もこの日、一気に伊藤氏擁立を決めたが、既に後に引く選択肢はなかった。
□
「2人を降ろし、第3の候補を立ててはどうでしょうか」。県選出の国会議員が先々週、小沢氏の元を訪れ、別の地元衆院議員の名前を出して進言すると、小沢氏はこう答えた。
「それでも河村は出てくる。同じことだ」
党本部の選考基準は「勝てる候補」(鳩山由紀夫幹事長)。イコール河村氏だが、本部主導で進めれば、総選挙を前に県連の分裂を誘いかねない。推薦決定の先送りを続けることで、伊藤氏に本部の意思を伝え、自発的な辞退へと導いていった。
□
しかし−−。25日、最大の支持団体・連合愛知が加盟労組の代表を集めて対応を協議した席で、河村氏を積極的に支持する意見はなかったという。「いったん市長になれば歯止めが利かなくなるような人は困る。そういう思いが組合員にはある」と連合幹部は話す。
市議団内には離党をにおわせ、周囲に説得されて思いとどまった議員もいる。「河村さんは本当に勝てる候補なのか」。奥村文洋選対本部長の懸念は、多くの民主市議に共有されたままだ。【影山哲也、丸山進】
毎日新聞 2009年2月27日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090227ddq041010019000c.html
2394
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:15:46
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/下 自民・細川氏 「後方支援」県連に戸惑い
◇市議団「どうすれば」
「金曜の夜に、ワイングラスを片手に絵を鑑賞する。照明を落としてね。市美術館の閉館時間を夜10時にすればデートスポットになりますよ」
14日、名古屋市千種区で行われた講演会で、中京大の細川昌彦教授(54)は約300人に優しく語りかけた。
東大法学部卒。通産省(現経済産業省)に入り、中部経済産業局長、日本貿易振興機構ニューヨークセンター所長を歴任。ジャズを好み、オペラを愛す。特技はテニスにダイビング。毛並みの良さと洗練された身のこなしは、支援を決めた自民党愛知県連幹部に「浮上した候補者の中でピカイチ」と言わせた。
「いい政策だ。ただよ、わしはワインより安い焼酎がいいわ」
翌日、美術館を活用する細川氏のアイデアへの感想を求められた民主党の河村たかし衆院議員(60)はそう答え、笑いを誘った。ワインと焼酎。両氏の個性が一瞬、交錯した。
□
細川氏にたどり着くまで、自民党市議団は迷走を繰り返した。28年間、独自で候補者を探した経験のない相乗り体質。擁立可能な候補を見つけられず、一時は今期で引退する松原武久市長に4選出馬を求める秘策さえささやかれた。そこに現れたのが「市民党」を掲げる細川氏だった。
ただし、細川氏が求めたのは後方支援。県連幹部の加藤南県議は「これまでは政党が中心に選挙をやり、その周辺で勝手連が応援した。今回はその逆ということか」と戸惑いを隠さない。全力で応援するという県連会長・大村秀章衆院議員。これに対し、市議団幹部は「全力で後方支援するって何をすればいいの」と真顔で話した。
自民の戸惑いに、細川氏周辺からも「陣営の指示系統をどうするか。素人ではとても選挙はできない」と政党の全面支援を期待する声も出始めている。支援する側、される側がともに悩む、頼りなげなランデブーだ。
そんな自民は、ともかく「反河村」の旗を掲げた。河村氏と対照的な細川氏の個性を際だたせることで、財界や民主の反河村勢力を取り込める−−。26日、細川氏と公明党県議団を訪ねた加藤県議は「河村市長で本当にいいのか」と訴えた。
□
一方、昨年11月に出馬表明した県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)は、推薦を受けた共産党系団体を母体にこれまで400回近く集会を重ね、支持固めを図ってきた。
「他の候補が訴える『市民』や『庶民』は取ってつけたようなもの。町の米屋を営んできた私こそ本当の庶民です」と太田氏。ワイン(細川氏)と焼酎(河村氏)、そして米=日本酒(太田氏)に象徴される28年ぶりの決戦が間もなく始まる。【影山哲也、丸山進】
毎日新聞 2009年2月28日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090228ddq041010004000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:18:15
34歳、前自民県連幹事長破る 山口・柳井市長選
2009年3月2日0時0分
山口県柳井市長選挙が1日投開票され、全国で2番目に若い34歳の市長が誕生した。民主党衆院議員の秘書を務めていた井原健太郎氏=無所属=が、前自民党県連幹事長で前県議の長谷川忠男氏(64)=同=を破って初当選した。投票率は73・71%に上り、関心の高さを裏づけた。同時に開票された県議柳井市区補選でも民主党候補が自民党候補を破り、自民に逆風が吹いた形だ。
全国市長会によると、現在の最年少市長は三重県松阪市の山中光茂氏で33歳。井原氏は1歳差だ。
柳井市では、今期で退く河内山哲朗市長(50)も合併前の旧市の市長選に初当選した93年当時は34歳で、全国一若い市長だった。井原氏は「柳井の市民には可能性に期待していただいた。市民参加型の政治をつくりたい」と喜びを語った。
井原氏は独身。昨年12月まで地元選出の平岡秀夫衆院議員(民主)の秘書を務めていた。07年の県議選柳井市区に無所属で挑み、この時は自民公認の長谷川氏に敗れた。
井原氏は当初、長谷川氏の県議辞職に伴う県議補選に立候補しようと準備を進めていたが、昨年末に市長選に出馬表明した河内山市長が今年1月、家庭の事情を理由に一転して立候補を断念。このため無投票を嫌った市民グループが井原氏に、市長選への立候補を要請した。
政治経験の少ない井原氏は「しがらみがない」と清新さをアピール。長谷川氏が「県との連携」を訴えたのに対し、「補助金頼みではなく地方の自立が必要」と訴えた。河内山市長が井原氏支持を表明した追い風もあり、長谷川氏に競り勝った。
県議補選では、民主新顔の河北洋子氏(51)が自民新顔の松野利夫氏(52)を破って初当選した。自民にとっては県連幹事長経験者が敗れた市長選と合わせて二重の痛手となった。
http://www.asahi.com/politics/update/0301/SEB200903010007.html
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:22:29
自民県連大会に知事選注目の2人
続投意欲にじむ橋本氏 県政チクリ批判小幡氏
自民党県連大会が28日、水戸市民会館で開かれ、今秋の知事選に5選出馬するかどうか注目を集める橋本昌知事(63)と、党推薦を受けて立候補する元国土交通次官の小幡政人氏(63)が同席した。(知事選取材班)
両氏は壇上で隣同士の席になった。橋本知事は「(小幡氏の)脇ではないでしょうから」と話していただけに、硬い表情だった。小幡氏が、「党推薦候補として立候補を予定している小幡政人候補」と紹介されると、知事は黙って拍手を送った。県連の長谷川大紋会長代行は「知事が4選目であり、新知事擁立への意見が多くあった」と小幡氏擁立の背景を説明した。
静かな火花が散ったのは、お互いのあいさつだった。
先にあいさつした知事は、日野自動車の古河市への進出、茨城空港へのアシアナ航空就航など、最近の「実績」を矢継ぎ早にアピールした。「様々な種をまき、茨城がいいと言ってもらえるよう頑張りたい」と続投への意欲をにじませる発言まで飛び出した。「1週間前にこの大会を言われたから……」と県連からの招待状が遅れたことを皮肉り、途中で退席した。
小幡氏は知事不在の中であいさつし、選挙のあった1自治体を除く43市町村をすでに訪ね歩いたことを強調した。その上で、「残念ながら茨城の認知度は全国で最低レベル。ポテンシャル(潜在能力)を発揮していない」と橋本県政をチクリと批判した。「みなさん、ぜひ一緒に頑張ろうではありませんか」と拳を突き上げた。
壇上で両氏が言葉を交わす場面はなかった。知事が大会出席を伝えてきたのは、前日。これに対し県連内では「あいさつさせるべきでない」との意見も出た。
現状は一見、去就を明言しない知事に対し、県連が包囲網を形成している形となっている。しかし内情は複雑で、知事支援を周辺に漏らす中堅・若手県議もいる。「県連の包囲網が、本来、多選を批判されるはずの知事への判官びいきを生み、逆効果」(中堅県議)との見方もある。知事が退席する際には、「頑張れ」のかけ声もかかった。
茨城県は「自民党王国」とはいえ、麻生政権は弱体化し、自民党の支持率も低下している。小幡氏は記者団に「広い層に支援をいただけるよう努力したい」と話したが、民主党は独自候補擁立を断念した場合でも、衆院選で自民党と対決する手前、小幡氏支援は難しいと見られる。公明党も自主投票になる公算が大きい。
大会前日の27日には、水戸市内で知事を中傷する「怪文書」も出回った。「知事が出馬したら激しい泥仕合になり、だれが当選しても県政運営が混乱する」(県幹部)と懸念する向きもある。
自民党県連は28日の県連大会で役員人事を行い、会長代行職を新設して長谷川大紋幹事長を選任した。山口武平会長と鶴岡正彦政調会長は再任、幹事長には海野透幹事長代行が昇格し、総務会長には桜井富夫・前県議会議長が選ばれた。
会長代行職は、今年行われる衆院選、知事選を見据え、執行部の体制強化を図るために設けられた。長谷川氏は参院議員1期目で、山口会長の後継争いで一番手につけたとの見方がもっぱらだ。山口会長は同日の記者会見で、「後継者という形か」との質問に、「そういうことになる」と答えた。
(2009年3月1日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090301-OYT8T00114.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:26:29
出馬表明5氏活発な前哨戦
街頭演説、ミニ集会、組織と連携も
知事選への関心を高めてもらおうと、日曜日に行われた県選管の啓発イベント(勝浦市で) 知事選(12日告示、29日投開票)に立候補を予定する顔ぶれがほぼ固まった。関西大教授の白石真澄(50)、元衆院議員の森田健作(59)、いすみ鉄道前社長の吉田平(49)、社会福祉法人理事長の八田英之(ふさゆき)(64)、県議の西尾憲一(58)の5氏が、これまでに出馬を表明した。街頭演説やミニ集会を通じて、政策を訴えるなど前哨戦を繰り広げている。
■白石真澄氏
自民党県議団の約半分と公明党県本部が支援する白石氏は、「千葉都民」が多い総武線などの駅頭で演説を連日こなす。県教育委員や国の審議会委員を務めた経験から「政策通」をアピール。「よみがえれ千葉」を合言葉に医療福祉、産業振興、教育の3本柱を訴える。
県議団は二分されたが、「自民系市町村議でつくる地方議員連絡協議会の推薦は大きなプラス」(選対幹部)という。自民党の林幹雄幹事長代理や浜田防衛相らの支援を受け、内・外房地域への浸透に懸命だ。公明党も市町村議の取り組み強化を確認した。
■森田健作氏
「無党派」を掲げる森田氏は、年明けから精力的にこなすミニ集会が、2月末で100回を超えた。半数を超える自民党県議の支援を受け、県医師連盟などの推薦も得るなど、基盤は自民支持層に置く。
東京湾アクアラインの通行料値下げ、観光のトップセールスなど、活力を引き出すリーダーの必要性を訴える。政治生命をかける森田氏は「今度は大変な戦いになる」と気を引き締める。
俳優として団塊世代に抜群の知名度を誇るが、今後は駅頭など繁華街での演説を増やし、50歳代以下への浸透にも力を入れる。
■吉田平氏
民主党県連から支援を受ける吉田氏は、「堂本知事の後継者」を前面に出し、知事と二人三脚で知名度アップを図る。選対には堂本氏を支えた市民運動家らが結集。幹部は「障害者団体などが勝手連的に支持を広げている」と話す。
自民党の森法相と政策協定を結ぶなど、民主党が戸惑う場面もあったが、「八ッ場ダム(群馬県)の建設に多額の県費を投入するのはおかしい」などと、同党の政策に沿った発言が目立ち始めるなど、関係修復に躍起だ。社民党、連合千葉などと連携した組織型選挙も本格化しそうだ。
■八田英之氏
共産党が推薦する八田氏は、医療機関の経営に長年携わった経験から、「病院再生のスペシャリスト」を強調。地域医療を守るため、県立病院などの存続・充実や、中学3年までと75歳以上の医療費無料を訴える。
非正規雇用者の「派遣切り」では、有力企業や経済団体を訪問、正規雇用への転換や脱法行為の是正などを要請した。支援団体の幹部は「我々の主張や世論の反応を無視できなくなっている」と手応えを口にする。
首長との意見交換も積極的で、「現場の窮状を訴え、世論にしていきたい」(選対幹部)と意欲を見せる。
■西尾憲一氏
西尾氏は昨年10月に出馬表明して以降、組織的な支援には頼らず、地元・船橋市以外で演説を行うなどしてきた。他の立候補予定者は千葉市に選挙事務所を置く予定だが、西尾氏は船橋市に拠点を構え、「東葛地域で票を掘り起こす」と独自路線を貫く。
(2009年3月2日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090301-OYT8T00837.htm
2398
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/10(火) 09:13:44
自民県連佐竹氏を支持 民主は川口氏 秋田県知事選
自民党秋田県連は9日、常任総務会を開き、任期満了に伴う知事選(26日告示、4月12日投票)で、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持することを決めた。民主党県連は、小坂町長の川口博氏(61)を支援することを決めており、次期衆院選を控えた二大政党が激突する構図が固まった。
自民党県連は2月下旬から3月上旬にかけ、いずれも無所属で立候補する前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)、佐竹氏、川口氏と政策協議していた。
この日、鈴木洋一幹事長が常任総務の党県議21人と個別に面談。数人は川口氏支援だったが、半数以上は佐竹氏支援を表明し、総務会は佐竹氏支持の方針でまとまった。ただ、党議拘束を掛けず、「決定に反しても処分しない」と川口氏支援の動きは黙認する。
自民党は、12年前の知事選で佐竹氏を推薦し、今は現職の寺田典城氏に敗れた経緯がある。佐竹氏は落選後、同党県連顧問を務めたが、2005年の秋田市長選では同党と距離を置いた。
鈴木幹事長は「県職員の経験、全国市長会長を務めた知名度などが支持の決め手。衆院選と連動した知事選になるので、必ず勝つ」と民主党への対抗心を燃やす。
一方、民主党県連は2月18日の常任幹事会で、川口氏支援を決めた。党広報紙に川口氏の実績、同党が応援する理由などを掲載し、大票田の秋田市内に配布した。
自民党との対決構図に、寺田学県連代表は「県庁出身の佐竹氏に対し、民間経験のある川口氏を支援することで、国政で官僚支配の打破を掲げる民主党の考えを有権者に浸透させたい」と意気込む。
だが、衆院選で民主党と共闘する社民党は、今月4日の県連常任幹事会で佐竹氏支援を決定。非自民勢力が結集し、自民党支援の現職を破った1月の山形県知事選と同じ構図にはならなかった。
共産党県委員会は、支持団体と独自候補の擁立を進めている。公明党県本部は近く幹事会で方針決定するが、「党内には佐竹氏支援、川口氏支援の両論ある」(田口聡代表)。国民新党県本部も近く対応を協議する。
2009年03月10日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090310t41011.htm
2399
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 09:59:32
混とん:’09奈良市長選/上 予算案への対応焦点 /奈良
◇ダブル選控え「政争」回避か
藤原昭・奈良市長の次期市長選への不出馬表明は、県政界に衝撃を与えた。任期満了(7月30日)に伴う奈良市長・市議のダブル選は約4カ月後に迫っている。市長選の構図は崩れ、後継候補擁立を巡る動きも慌ただしくなっている。【泉谷由梨子】
突然の不出馬表明から一夜明けた10日、藤原市長は市議会に出席した。議場で「予算編成を終え、一定の方向付けと仕組み作りができた」と改めて不出馬の意向を報告した。
来年度予算案については「多くの継続事業があり年間予算としての審議をお願いしたい」と述べ、市単独の新規事業は執行しない考えもあるとして、市議会に予算案可決への理解を求めた。
不出馬の引き金となったJR奈良駅前の大型ホテル誘致。最大会派の創友会にも今議会で、市長の責任をただす動きがあった。しかし、市議会の焦点は今、予算案への対応に移っている。
市議会の今後の対応は主に、(1)市の予算案を可決(2)市の案を否決。次期市長が9月議会で予算案を提出するまでの間の暫定予算案提出を求める(3)市の案を議会が減額修正して可決−−の三つの方法が考えられる。
暫定予算の場合、最低限の事務経費のみで、4月から約半年間の市政運営を乗り切ることになる。新規事業として予算案に盛り込まれていた富雄第三小中学校(仮称)の校舎設計や、妊婦一般健診経費助成の増額、来春オープン予定の認定こども園都祁保育園(仮称)の着工ができないなど、市民生活にも影響が及ぶ。
修正可決は過去にも例がある。05年3月、鍵田忠兵衛・前市長への辞職勧告決議案とともに市議会各会派から修正案が出され、鍵田前市長の目玉施策を中心に減額された。
ダブル選を間近に控えた市議にとって、市民生活に影響が出る予算案否決や、各会派が足並みをそろえるのに時間のかかる修正可決が「政争」と見られることは避けたい事情もある。
不出馬表明直後、市議から「辞める人の出した予算案を審議する意味があるのか。否決もありうる」という意見もあったが、「市民に迷惑はかけられない。よく検討が必要ではないか」(浅川仁・政翔会幹事長)という声も上がり始めた。市議も次期市長選の候補者擁立の動きと、自らの選挙の両方を見据えた対応を迫られている。
毎日新聞 2009年3月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/11/20090311ddlk29010425000c.html
2400
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 10:00:06
混とん:’09奈良市長選/中 行革で議会と溝 /奈良
◇ホテル誘致失敗の一因に
藤原昭市長は就任以来、同和対策事業や高齢者優遇制度「老春手帳」見直しなどの行政改革を進めてきた。「私利私欲と関係なく行政を進めてきた人」「施策も途中でもったいない」。市幹部からは藤原市長の手腕を評価する声がある一方で、徐々に議会との溝が深まっていった。
同和対策事業見直しでは設置した検討委の提言を07年度から実施した。固定資産税、国民健康保険料の還付、保育料減免を廃止▽部落解放同盟市支部協議会への補助金カット−−など各種優遇策を廃止した。
同和対策事業の見直しは、96年にも検討委の答申を受けたことがあったが、市は提言を実行に移せなかった。担当者は「市に先送り体質があったかもしれない」と話し、今回は「藤原市長の強い方針で実現した」という。
「老春手帳」見直しは、昨年8月の臨時議会で補正予算が可決されバス乗車時の100円負担▽映画無料入場廃止−−など、高齢者が一部負担増となる制度に変わり、昨年10月から新制度としてスタートした。市は07年度決算と09年度予算で比較すると、約4億3000万円の支出削減効果があったという。
各種改革に着手したことは、市議会との対立をもたらした。特に老春手帳では見直しを市議会に初提案した06年3月以来、議会で3度見送りとなった。3年がかりでようやく見直しにこぎ着けたが、藤原市長誕生を支えた市議からも議会で「現行制度を維持し行政コスト削減を優先すべき」の意見が噴出した。
議会対策が曲がり角を迎えた状況下で、浮上したホテル誘致の難航。当初事業協定を結んだ不動産開発会社「ゼファー」は民事再生手続きを開始。市議会内に事業への批判の声が大きくなっていった。
市議会との対立は、JR奈良駅前ホテル誘致事業の失敗の一因となった。市と事業協定を結んだ運営会社によると、出資を依頼した地元銀行などから「市議会などとの対立状況解消」を出資条件に提示され、市側にも報告したという。
「初めから見通しが甘かった」(奈良市議)との意見もあるが、運営会社にとって、市議会の反発は事業推進の痛手となり、藤原市長不出馬の引き金をひくことになった。【泉谷由梨子】
毎日新聞 2009年3月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/12/20090312ddlk29010374000c.html
2401
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 10:00:41
混とん:’09奈良市長選/下 新たな構図づくりへ /奈良
◇候補擁立、駆け引き激化
藤原昭市長、前市長の鍵田忠兵衛・衆院議員(自民、近畿比例)、共産党系候補の三つどもえの戦いになるとみられていた今夏の奈良市長選の構図は、藤原市長の不出馬で突然崩れた。県内の各党や市議会各会派は、新たな構図づくりに走り始めた。
「出る(立候補する)前提で藤原さんを推す」。藤原市長が立候補表明すると思われていた12月議会を控えた昨秋、民主党県連の馬淵澄夫代表(48)は、藤原市長を推薦する意向だった。結局、12月議会で明言は避けられた。
藤原市長の支援にはダブル選の市議選を有利に進める狙いがあった。前回の市議選で、民主党公認候補の当選は2人。次期市議選は公認候補7人を擁立。市長選で知名度のある現職を推薦したうえで、市議選で7候補全員の当選を目指し、市議会の勢力拡大を図る方針だった。「市長選に新しい人を出すには、その分力を費やさなければならない」(民主党県連関係者)。民主党県連は14日、県第1区総支部幹事会を急きょ開き、独自候補擁立に向けた今後の方針を話し合う。
次期衆院選で奈良1区の自民系候補の一本化のため、自身の立候補見送りを昨年9月に表明した鍵田氏は先月22日、奈良市内の集会で「4月初めに(出馬に向けた)正式表明をしたい」と語った。事務所関係者は、藤原市長不出馬に驚きながら、「まったく新しい人の方がやりづらい」と対立候補の出現を警戒する。
自らの選挙を抱えた市議会各会派も対応に苦慮する。市議会では、鍵田氏を市長時代に支えた市議を中心につくる「政翔会」(浅川仁幹事長、8人)が最大勢力だった。しかし、保守系2会派が昨年11月末に合流、「創友会」(幾田邦夫幹事長、12人)が、最大会派の座を奪った。
ある市議は「藤原市長を支えるための動き」とみていた。しかし、藤原市長の不出馬表明を受け、別の市議は「今後はそれぞれ独自の動きになるだろう」と指摘する。
共産党市議団は、政策の違いから、不出馬表明以前から独自候補を検討していた。市長選を巡る水面下の駆け引きは激化している。【高橋恵子、泉谷由梨子】
毎日新聞 2009年3月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/13/20090313ddlk29010438000c.html
2402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/04/10(金) 07:27:39
【埼玉】
選対本部長に枝野氏 清水氏陣営「政権交代につなげたい」
2009年4月9日
市長選の必勝を誓う清水氏(左から2人目)や枝野民主党県連代表(同3人目)ら=さいたま市大宮区で
五月十日告示のさいたま市長選で、民主党県連支持が決まった清水勇人元県議(47)が八日、さいたま市内で枝野幸男同党県連代表、自民党を離党した渡辺喜美衆院議員らとともに会見し、枝野氏が清水氏の選対本部長に就任することを発表した。
枝野氏は同市長選を次期衆院選の前哨戦ととらえ「過去二回の大宮対浦和という地域抗争の軸ではなく、非自民という軸を掲げて戦う。市長選で勝ち、さいたま市から政権交代につなげたい」と渡辺氏のグループと連携し、市長選に臨む意欲を示した。
枝野氏は自民、公明に推薦要請する方針の相川宗一市長(66)について「これまでの市政に一定の評価はあるが、大宮対浦和の戦いをひきずり、ひずみ、弊害がある」と述べた。
自民党を離党し、渡辺氏のグループに参画する清水氏は「同じ志の民主党と市長選が戦える。今回は市民の声が届かなくなった古い政治と、地域主権を確立し、市民とともに歩む新しい政治との戦いだ」と強調。渡辺氏は「さいたま市から日本を変えるきっかけにしたい」と話した。 (鷲野史彦)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090409/CK2009040902000106.html
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