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地方選挙・地方政治

206片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 19:31:56
40日間短期決戦/八戸市長選 青森
(上)突然の対立候補/小林氏、対決姿勢あらわ/水面下で周到に準備
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/hachinohe_shicho/0919.html

 「満場一致で、小林眞さんの推薦を決定しました」−。

 十八日午前九時すぎ、八戸市内のホテルで開かれていた自民党八戸市支部役員会に、支部長の県議滝沢求の声が響いた。緊張した面持ちの小林は深々と頭を下げ「合併の尻すぼみ、造船会社の転出に見られるような産業政策の失敗に象徴される八戸市政の停滞を打破すべく、全力で戦いたい」と力を込めた。

 現職中村寿文が広域合併構想を掲げながら南郷村との一市一村の合併となったことなどを指しての発言。「身を捨てる覚悟で全力で戦う」と小林が現職との対決姿勢をあらわにすると、ひときわ大きな拍手がわいた。

 自民側の候補擁立に関しては七月十日、取りざたされていた滝沢が出馬見送りを決め、同支部は新たな人選に着手。総務省財務調査官だった小林が浮上したのは同月下旬ごろとされる。「候補を探す過程でさまざま声を掛けたが、小林さんは強い意欲を持っていた」と、ある支部幹部は語る。

 小林と自民側が接点を持ち始めたころ、衆院に解散風が吹き始める。地元3区選出の大島理森の八期目当選を最優先とする同支部は、市長選対応を中断。衆院選で「中立」の立場をとっていた中村を刺激したくないとの思いも支部にあり、小林の名は一部関係者の間で秘密にされた。

8月上旬に出馬決意

 小林が出馬の決意を固めたのは八月上旬ごろだが、本紙の取材などに対しては再三にわたり「出馬は全くない」と否定するなど、ステルス(隠密)作戦を徹底。自民側の動きが鳴りを潜めたことで、市民の間には「対立候補擁立は、無理ではないか」との見方が広がっていた。

 自民党が歴史的大勝を飾り、3区で大島が当選した衆院選から三日後の今月十四日、小林は八戸市内で記者会見を開いた。十月二十三日の告示まで四十日足らず。無名の新人による突然の出馬宣言は、市民を驚かせた。この間の経緯は自民側も小林も明らかにしていないが、水面下では出馬宣言の時期などについて周到に準備が進められたとみられている。「大島理森県連会長は前から不戦敗はないと言っていた。衆院選の結果が出てから決まるだろう」。小林の名前が表面化していなかった今月上旬、党県連幹部からはこんなささやきも聞こえた。

 「無所属で、幅広い支持を得ながら選挙運動を進めたい」という小林は出馬宣言後、共産党以外の各政党に推薦願を提出。「市民党」的な立場を掲げて、親類や中・高校時代の友人らを頼りに支持拡大に歩く毎日を過ごす。

 一方、推薦を決めた自民側は今後、選対組織を発足させ、小林を支援する考え。だが、党県連会長の大島は市長選に関しては「市議団がいる」などと語り、支部レベルでの対応が基本だとする。自ら街頭に立ち、事実上の党営選挙で中村陣営と全面戦争をした前回とは一転、今回は裏方に回るもようだ。

「八戸版刺客」の声も

 小林と自民党の関係を測りかねている他党の市議からは「自民党はどこまで本腰でやるのか」「負けても党に傷が付かないよう、前面に出てこないのでは」などの声が出ている。だが、市内のある自民党支持者はこう語った。「いくら熱意があっても、無名の新人が職を辞して一人で市長選に出てこられるわけがない。小林は、八戸版の刺客だと思う」


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