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地方選挙・地方政治

1691片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 21:27:36
県民の選択:第6部 知事選の深層/下 民主党勢力 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070630ddlk10010099000c.html

 ◇小寺氏・山本氏に分裂−−張り合う労組系と保守系

 民主党県連が知事選の対応を巡り、現職の小寺弘之氏を支持する勢力と、前自民党県議の山本龍氏を支持する勢力に真っ二つに割れた。

 民主党は昨年1月の政治資金収支報告書の記載漏れをきっかけに、相次いで県連内の不正会計問題が露見した。多くに旧社会党の流れをくむ労組系議員らが絡み、保守系グループはその「乱脈」ぶりを徹底的に批判した。これを契機に両グループの不和が公然化する。今年1月以降は県連の意思決定機関・最高執行役員会議が開けず、知事選の対応は先送りされてきた。

 ところが、県連内の機能不全をよそに、昨年10月、小寺氏が5選出馬を表明すると、直後の同氏後援会で県連顧問の労組系重鎮、田辺誠氏が「私は小寺さんが好きだ。小寺さんの当選に全力を尽くす」と一方的に宣言。これを機に堰(せき)を切ったように労組系議員が小寺氏支援になだれ込んだ。統一地方選後の5月に入ると、労組系の県議会会派「フォーラム群馬」は挙げて、小寺氏支援団体の宣伝カーに乗り込むなど、事実上の選挙戦にまで突入していく。

 保守系グループはこうした動きを「首長の4選は認めない」とする民主党常任幹事会決定への挑発行為と断定。前回知事選まで自民党の推薦を受けてきた小寺氏の支持はあってはならないと態度を硬化させた。

 保守系は急転直下、5月末に動き出す。同党県4区総支部の坂本正樹代表代行が「山本龍をなんとか推薦できないか」と、中島政希代表に持ちかけたのが始まりだった。

 中島氏は同党の石関貴史衆院議員らと一貫して「独自候補を擁立すべきだ」と主張してきた。離党したとはいえ、昨年7月まで自民党県議だった山本氏を支持することへの抵抗もあった。だが、坂本氏の提案は、山本氏の「徹底した行財政改革の断行」など明快な公約に総支部内に根強い支持があることを示していた。「このまま何も決めなければ、多くの党員が小寺支持になびきかねない」。中島氏は山本氏との接触を決断した。

 今月15日、JR高崎駅西口のホテルメトロポリタンで、保守系グループは石関氏、中島氏に石川貴夫県議らを加え、山本氏と会談。「我々の政策を受け入れなければ、支援できない」と、大義名分を求め、県の職員削減計画(05〜13年度に800人)の前倒し実施や八ッ場ダム建設工事の中止などを突きつけた。山本氏は即座に承諾し、双方は接触からわずか2週間で政策協定を結んだ。3日後の記者会見で、石関氏は「この推薦は党本部の方針。従わない者は民主党ではない」と言い放った。30日には伊勢崎市の石関氏事務所で山本氏支援に向けた選対本部を発足させる。

 民主党支持層の票は小寺氏、山本氏にどう流れ込むのか。一方、自民党県連青年部幹部を選対本部長に据えた山本氏が、同党支持層の票をどこまで取り込めるのか。保守分裂の中心にいる小寺氏と自民党公認の大澤正明氏の両陣営は、かたずをのんで見守っている。 (この連載は塩崎崇、木下訓明が担当しました)

毎日新聞 2007年6月30日


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