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地方選挙・地方政治
246
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/30(金) 15:15:46
「満足いく仕事だった」 浅野宮城県知事、退任のあいさつ
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050930t11031.htm
9月定例宮城県議会は29日、本会議を開き、約74億6500万円の本年度一般会計補正予算案、竹の内産廃処分場(村田町)問題の指導監督責任を取り、浅野史郎知事の給料を1カ月間20%減給する条例案など37議案を原案通り可決して閉会した。任期最後の定例会となった浅野史郎知事が「3期12年の知事職は楽しく、満足のいく仕事だった」と退任のあいさつをした。
補正予算案をめぐっては、予算特別委員会が竹の内産廃処分場の恒久対策について「モニタリング調査を継続し、その内容を村田町、住民に公開すること」などの付帯意見を付した。
東北楽天ゴールデンイーグルスの室内練習場建設に伴う、宮城陸上競技場(仙台市宮城野区)旧サブトラックの撤去問題でも、「仙台市、関係競技団体と協議を進め、十分な理解が得られるよう配慮すること」との付帯意見を付けた。
文教警察常任委員長の報告をめぐり、約2時間にわたり紛糾するハプニング後、浅野知事は最後に登壇。残された課題として、財政再建と県警犯罪捜査報償費問題を挙げ、「情報公開に聖域を設けてはならない。報償費問題は、知事と県警のどちらも勝利者になる道は必ずある」と強調した。
さらに、「本物の民主主義を宮城の地に根付かせたいという強い思いがあった。そのために地方財政の自立は、ぜひとも勝ち取らなければならない。道半ばだが、地方分権改革の流れは押しとどめようもない」と述べた。
浅野知事は閉会後、6会派と無所属議員の控室をあいさつ回り。取材に対し「最後と言われると感慨深い。論客ぞろいでやりがいがあった」と話した。思い出に残る議会として、田島良昭氏の副知事人事案件が2度にわたり否決された2003年3月、7月定例会などを挙げた。
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