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地方選挙・地方政治
525
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/03(土) 18:17:51
府議会議長 自民、2年ぶり奪還 大阪・朝日
2006年05月31日
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000605310002
府議会(定数112、欠員3)は30日、自民の北川法夫氏(57)を新議長に、公明の谷口富男氏(59)を新副議長にそれぞれ選んだ。事前には、第2会派の民主が議長選にいったん名乗り出たが、公明など他会派の協力が得られず、立候補しないまま「不戦敗」に追い込まれた。昨年は民主、公明の連携で都道府県議会初の公明議長が生まれたが、今回は第1会派の自民が2年ぶりに議長席を奪還した。
「民・公の枠組みを前提としてきただけに、まさかという思いだ……」。民主・無所属ネット府議団の半田実幹事長は30日深夜、新議長を選んだ本会議後の記者会見で無念さを隠さなかった。
議長選を巡っては昨年、過半数に届かない自民(42人)に対し、民主(25人)と公明(23人)が連携。少数会派の支持も得て、わずか1票差で33年ぶりの「非自民」議長が誕生した。その際には、「来年は民主という約束が公明とできていた」(民主府議団幹部)という。
これを踏まえ、民主は30日午後、議長候補に前府議団幹事長の土師幸平氏を擁立すると表明。自民も北川氏を立て、前年同様の対決構図になるとみられた。
しかし、捲土重来(けんどちょうらい)を期す自民は、共産(9人)の支持を早々に取りつけ、少数会派の一部も取り込んで優位を確保。大阪選出の公明参院議員にも仲介を依頼し、民・公連合の分断を図った。出遅れた民主は過半数確保のめどが立たず、頼みの公明にも投票での決着を拒まれ、立候補断念に追い込まれた。
民主内には「公明に裏切られた」との声もくすぶる。公明の野田昌洋・府議団幹事長は、民主を支援しなかった理由について「勝てない選挙だと判断した」と語った。統一地方選や参院選が来年に迫り、中央で連立を組む自民との対立を避けたい党本部の意向も働いたとみられる。
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