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地方選挙・地方政治

1859片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/29(月) 08:43:48
東大阪市長に新人・野田氏
組織力で逆転 讀賣大阪

支持者らと万歳する野田義和氏(中央奥)=28日午後10時28分、東大阪市横沼町の事務所で

 28日投票の出直し東大阪市長選で、前市議会議長・野田義和氏(50)(無所属=自民、公明推薦)が、政党の組織戦を展開して前市長・長尾淳三氏(55)(無所属=共産推薦)と、元自民党府議・西野茂氏(64)(無所属)を破って初当選を果たした。長尾氏と約2000票差の接戦での勝利に「知名度不足、保守分裂で劣勢だったが……」と安堵(あんど)の表情。約1年4か月ぶりの共産からの市政奪還となった。投票率は42・06%と、前回(昨年7月、36・03%)を上回った。当日有権者数は39万6584人。3人に、7日間の選挙戦と今後の市政に対する思いを聞いた。

 ――勝因は。

 自民が一枚岩となり、公明の絶大なる支援、民主の議員にも応援していただいたのが大きい。相手は政策面で、財源問題について市民の理解を得られなかったのではないか。厳しい選挙で、身の引き締まる思い。改めて市政を変えなければならないと思っている。

 ――不信任決議について。

 選挙結果は民意なので、間違いではなかったと確信している。

 ――西野氏の立候補については。

 私としては(選挙への)影響はなかったと思う。候補者が多いほど、有権者の選択肢は多くなる。

 ――前回選は立候補しなかったが。

 今回は、自民がいち早く一致結束していただき、大変ありがたく思っている。

 ――議会の混乱は収束するのか。

 過半数の議員の皆さんからご支援をいただき、議会との対立は基本的にないと考えている。議長経験者として議会の重みは十分に分かっており、真摯(しんし)に対応したい。

 ――行財政改革は

 市民に約束した95項目の政策を実行する。市を抜本的に変えたい。すべての事務事業をゼロベースから考え直すことに、市長として職員に指示、着手したい。スピード感のある市政を実現するため、半年以内に一定の結論を出すつもりだ。

    ◇

 野田氏は、参院議員秘書を経て、1987年から5期連続で市議を務めた。

■アピール不十分




敗戦の弁を述べる長尾氏(28日午後10時38分、東大阪市高井田元町の事務所で)


長 尾 氏■


 ――敗因は。

 51万市民に私の声を届けるのは大変な仕事。全力は尽くしたが、アピールの仕方や中身、量が不十分だった。しかし、市民の期待を体で感じた選挙だった。

 ――不信任決議について改めてどう思うか。

 私の公約に予算の裏付けがないなどと言われたが、議会で議論すればいい話。数の力で押し切られた決議で、本来の意味から逸脱した政治的なものだ。不当な不信任だという思いは変わらない。

 ――市政の混乱に、市民が反発したともとれる。

 市と議会に緊張関係があるのは当然。それを前提に、互いが議論をしていくものだと思っている。

 ――今後の政治活動は。

 政治活動は続けていきたい。得票が前回の約5万票から約7万票に増えたことを考えれば、市民の期待を受け止めていかなければいけないと思う。

■野田氏がベター




苦渋の表情を浮かべる西野氏(28日午後10時44分、東大阪市西岩田の事務所で)


西 野 氏■


 ――選挙結果について。

 私自身の力不足。短期決戦だったので、両陣営の組織力に完敗した。保守が分裂し、勝ち馬に乗ろうという空気になったのかもしれない。

 ――野田氏の当選について。

 共産市政から市政を奪還するのは大きな使命。同じ考えだったので、長尾氏よりはベターだ。

 ――兄で野田氏を支援した西野陽・衆院議員と、たもとを分かつ形での出馬だったが、結果への影響は。

 プライベートなことで、それは関係ない。

 ―市政に望むことは。

 スリム化、行革を推進して財源を確保し、発展につなげていくべきだ。

 ――今後の政治活動は。

 今は、まだ白紙状態だ。


開票結果 候3

当 72,820 野田 義和50無新〈1〉

  70,454 長尾 淳三55無前〈2〉

  22,014 西野  茂64無新

(選管確定)

(2007年10月29日 読売新聞)


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