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地方選挙・地方政治
221
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/27(火) 02:01:13
町村議会定数402減 全体の15%、合併や財政難で 道内この1年 2005/09/26 23:33 北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050927&j=0023&k=200509261351
道内の町村議会が今年七月までの一年間で、全体の15%に当たる合計四百二の議員定数削減を決めたことが二十六日、道町村議会議長会のまとめで分かった。全体の四分の三は市町村合併に伴う減少だが、合併していない町村でも合計で百以上減らすことを決めている。厳しい財政状況の中、議会もリストラの必要に迫られたという事情があるが、急激な定数削減は行政のチェック機能の低下につながるとの指摘もある。
同議長会によると、昨年七月末現在の町村議会の議員定数の合計は二千六百三。それが、議員定数削減条例の可決や市町村合併などで、次期改選や合併後の定数の合計は二千二百一となる。
このうち、今年七月までの一年間に合併を決めた四十一町村の議会の議員定数は、合計で三百減る。
内訳は、合併後に「市」となる石狩管内厚田村や浜益村(十月一日に石狩市と合併)など十四町村議会で二百四の減。町村同士の合併では二十七町村で九十六の減少となる。在任特例を使わず、合併後の定数を削減する例が多いことも影響している。
一方、合併しなかった町村でも、この一年間で三十議会が定数削減条例を可決し、合計の削減数は百二となった。削減数が大きいのは桧山管内乙部町(一六から一○)と十勝管内陸別町(一四から八)の六減。陸別町を含め四町村議会が道内では最少の定数八になり、陸別町議会には削減を予定している他の議会から、議会の運営方法を知ろうと視察団が訪れている。
町村議会議員の定数はこれまでも削減傾向が続いており、一九九四年には百八十町村で定数三千九十だったのが、五年後の九九年には二千八百六十二に減った。
ただ道町村議会議長会は、一年間で15%もの議員定数減少は「近年では例のない大変な数」としている。勢籏(せはた)了三事務局長は、合併しない町村でも削減が相次いだことについて、「身を切るような決断で削減をしたのだろう。ただ、議員は住民の代表。大幅削減はさまざまな意見を行政に反映させるにはマイナスになる」と影響を懸念している。
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