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地方選挙・地方政治
1585
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 09:12:39
<知事選世論調査>投票「政策で判断」62%
争点で重視「景気や雇用」74% 讀賣青森
読売新聞社が行った知事選(6月3日投票)に関する世論調査で、投票の際に最も重視する点について尋ねたところ、「政策や公約」と答えた人が62%で最も多く、2003年の前回知事選時の調査結果と比べて8ポイント上昇した。「候補者の経歴やイメージ」は前回比3ポイント減の15%、「支援している政党や団体」は同2ポイント減の14%だった。景気低迷や雇用問題など重要課題が山積する中、政策の内容に高い関心を示す有権者が増えているようだ。
最も重視する点として「政策や公約」を選んだのは、民主支持層と無党派層では約7割、自民支持層では6割弱に上った。「支援政党や団体」重視派は、自民支持層で約2割、民主支持層で2割弱にとどまったが、公明支持層では4割弱を占めていた。
争点として重視したい問題を尋ねた質問(複数回答)では、「景気や雇用対策」が74%で最も多かった。次いで、「医療や福祉の充実」が72%、「地域経済の活性化」が61%。低迷する県内経済や深刻な医師不足の現状を巡り、危機感を募らせている有権者が多いことをうかがわせる。
このほか、「教育や青少年対策」60%、「所得などの格差問題」57%、「県の行財政改革」54%、「防犯や治安対策」51%。選択肢として掲げた9項目のうち7項目で半数を超えた。
候補擁立を断念した民主党について、独自候補を擁立すべきだったかどうかの質問には、「そう思う」が45%、「そうは思わない」が32%だった。
政党支持率をみると、トップは自民党の40%で、前回知事選時より11ポイント上昇した。民主党も前回比11ポイント上昇し、15%で2位につけた。公明党は微増、共産、社民両党は微減。
三村知事の1期目の県政についての評価では、「大いに評価」が20%、「多少は評価」が50%で、あわせて7割が肯定的に見ていた。「あまり評価していない」は17%、「まったく評価していない」は4%で、否定的な見方は計2割となっている。
県内の原子力関連施設(現在計画中含む)のあり方を巡る質問では、「現状程度にとどめるべきだ」と答えた人が53%で過半数を占めた。「数を減らすべきだ」は23%で、「さらに受け入れてもよい」は13%にとどまった。
調査は、25〜27日、県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1270件のうち、712人から回答を得た。回答率56%。
三村 申吾 51 無現《1》 〈自〉〈公〉知事
堀 幸光 59 共新 党県委員長
西谷美智子 46 無新 市民団体代表
(《》内は当選回数、〈〉内は推薦政党)
(2007年5月29日 読売新聞)
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