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地方選挙・地方政治

2126片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 01:30:13
橋下流貫き圧勝…大阪府知事選

初当選を決め、笑顔でバンザイする橋下徹さん(中央)(27日午後8時58分、大阪市中央区の事務所で)=野本裕人撮影 変革への期待を一身に集め、「全国最年少知事」が誕生した。27日投開票された大阪府知事選は、弁護士でタレントの橋下徹さん(38)が、元大阪大教授の熊谷貞俊さん(63)(民主、社民、国民推薦)、弁護士の梅田章二さん(57)(共産推薦)らをねじ伏せて初陣を飾った。自民、公明両党府組織に支えられながらも、抜群の知名度を生かして一人、マイクを握る「自分流」を貫き、無党派層もつかんでの圧勝。その若さと行動力で新風を送り込み、「大阪再生」を果たせるか。重い課題を託されて、府政のかじ取りに挑む。

 ◆ラグビー部OB祝福「局面を開く力」

 すべてを「橋下色」で染め抜いた戦いだった。

 連日の街頭演説はいつも一人。大きな身ぶり手ぶりで歌うように訴えた。「僕の爆発力とエネルギーにかけて下さい」――。

 選挙戦中盤。自民、公明の府議らに「もっと演説に政策を入れたらどうや」と詰め寄られたが、笑顔で切り返した。「感情に訴える時は政策は言いません」

 公約作りも「自分流」だった。スタッフが「選挙受けがいい」と中小企業対策を優先しようと提案した時も、「僕は『子供を笑顔にする』という思いで出馬したんです」と、子育て支援策を前面に打ち出した。

 一方で、タレントの色彩を極力抑えた。島田紳助さんらタレント仲間が街頭に立つことはなく、ボランティアに交じってのビラ折りなど「脇役」に徹した。

          ◇

 「ハシゲ(橋下)らしいなあ」。府立北野高時代の親友、松林慈人さん(38)は、自分のスタイルを貫いて勝利を収めた橋下さんに、練習を共にしたラグビー部当時の姿を重ね合わせた。

 「1年生は上から下まで全部真っ白」というルールに反し、中学から愛用の白地に赤い襟のラガーシャツを着ていたのが橋下さんだった。「まだ着ることができるのに、もったいない」。先輩らに持論をぶつけ、ただ一人、そのシャツを着続けた。「みんな最後はあきらめていた」と松林さんは振り返る。

 学生時代から頑固で、型破りだった橋下さん。「大阪府知事候補」として最初に目をつけたのが作家の堺屋太一さんだった。

 昨年11月20日、帝国ホテル大阪(大阪市)の会員制ラウンジ。「大阪の知事には情報発信力のある人が適任」と候補者を探していた堺屋さんは、知り合いを介して橋下さんと対面した。

 「東京の二番煎(せん)じばっかりで、大阪が衰退するのは我慢できないですね」

 ジーパン、茶髪にサングラス姿。物おじする風もなく、議論を戦わす姿に、こう確信したという。「この熱さと頑固さがあれば、大阪を変えられる」

 会談後、堺屋さんは立候補への地ならしに動いた。

          ◇

 初当選の喜びにわく事務所。壇上で肩を抱き合う北野高ラグビー部OBの中に松林さんの姿もあった。

 20年前の花園ラグビー場。46年ぶりに全国大会に出場した北野高の1回戦。4―4で迎えた前半21分、自陣深く攻め込まれた時、こぼれ球からパスを受けた左ウイングの橋下さんは、70メートル以上を駆け抜けてトライを奪い、初戦を飾った。

 「ハシゲには局面を一気に打開できる力がある。府政でも『伝説のトライ』を見せてほしい」。松林さんがエールを送った。

 ■「トライ」の連呼 橋下事務所

 午後9時前、当選確実の一報を受けて大阪市中央区の事務所に姿をみせた橋下さんは、200人以上の支持者に拍手と歓声で迎えられ、握手攻めに遭いながら壇上へ。選挙戦を支えた府立北野高OBらとともに万歳を繰り返した。

 熱気が最高潮に達するなか、橋下さんはマイクを握り、「責任の重さを感じている。とにかく大阪を変えるために頑張ります。一から大阪を立て直したい」と時折、声を詰まらせて府政運営の抱負を語った。

 自民、公明両党からの祝辞の後、タレントのやしきたかじんさんに贈られたタイを掲げた橋下さん。報道陣のカメラのフラッシュを浴びながら、同高OBのラグビー部仲間と「トライ、トライ、トライ」と連呼し喜びを爆発させた。


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