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地方選挙・地方政治

809片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 11:12:31
前知事地元郡山は激戦 讀賣福島

 県発注工事を巡る談合事件で引責辞任し、収賄容疑で逮捕された佐藤栄佐久前知事の地元・郡山市では、知事選に逮捕の余波が広がっている。活動を自粛する前知事の支持者の分も国会議員が奮闘したり、政治不信による投票率低下を懸念して街頭演説に力を入れたり。各陣営は事件の影をひきずりながら戦いを続けている。

 「今回の選挙はわれわれの後援会が全員で森雅子を応援する」。知事選が告示された10月26日午後、郡山市のホテルで開かれた自民党の根本匠衆院議員の後援会の緊急拡大役員会で、根本議員は熱っぽく呼び掛けた。

 森雅子候補(自民、公明推薦)を、中心になって担ぎ出した根本議員の地盤は、大票田・郡山市。後援会の主な顔ぶれは佐藤前知事の後援会と重なる。

 だが、告示3日前の同23日、前知事が逮捕され、前知事の支持者は「現住所は根本でも本籍地が栄佐久の人は、事件にショックを受けており、今回は動かない」と漏らす。

 前知事が、かつて所属した郡山商工会議所や郡山青年会議所のメンバーは今回、選挙運動に加わっていない。前知事を支持してきたベテラン郡山市議は「地元の知事が逮捕され喪に服しているようなもの。今回は活動しなくても誰も文句は言わない」と打ち明けた。

 一方で、根本議員は今月1日、森候補の郡山市での個人演説会には、3分間の応援演説のために東京から駆け付け、とんぼ返り。首相補佐官としての公務の合間に1日10回以上、地元秘書の携帯電話を鳴らし陣頭指揮を執る。「結果次第では自身の活動にも響く」と後援会関係者は話した。

 一方、佐藤雄平候補(民主、社民推薦)の陣営も事件の影響を懸念する。「有権者がどう判断するかだが、逆風になりかねないな」。佐藤前知事が収賄容疑を認める供述を始めたことが報道された2日、衆院福島2区選対事務局長の吉田公男県議は、政治不信による投票率低下を懸念した。

 陣営が目標とするのは郡山市と二本松市、安達郡の衆院福島2区で11万票。郡山市は本来自民党が強い地域だ。佐藤陣営としては参院議員時代からの後援会組織を中心に基礎票を固める一方で、「都市型」の傾向がある郡山市で浮動票を取り込むため「県民党」を前面に出し、街頭演説に力を入れる。

 今月5日午後、大勢の買い物客らでにぎわうJR郡山駅前でマイクを握った佐藤候補は「今回の選挙は国政選挙のようになってきた。中央からたくさんの人が来ているが、福島の知事は福島の皆さんに決めてもらう」と支持を訴えた。

 小川英雄候補(共産推薦)の陣営は、「なぜ汚職事件が起きたのか」を正面から論じて批判票の取り込みを図っている。有権者の事件に対する怒りを陣営への期待ととらえ、街頭演説で徹底追及を訴える。

 川田昌成候補は県内全域を駆け足ながら1周した。残りの期間は地盤の郡山、須賀川両市を中心に同市議の妻と二人三脚で支持を呼び掛ける。

(2006年11月7日 読売新聞)


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