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地方選挙・地方政治
1026
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 13:09:31
知事選、高橋氏擁立を断念 自民県連
県議に異論多く 讀賣岩手
自民党県連は1日、来春の知事選で高橋雪文県議(36)の擁立を断念することを決めた。県連執行部が盛岡市に所属県議を集め、高橋氏の擁立方針について了承を求めたが、慎重意見が大半を占めた。高橋氏もこの決定を受け入れた。同党の知事選対応は白紙に戻るが、新たな候補者を探す方針だ。
佐々木大和幹事長は会合後、記者団に対し「擁立断念の理由については答えられない。今後は白紙に戻して一からやる」と述べた。佐々木幹事長は、玉沢徳一郎県連会長にも電話で擁立断念を伝えた。一方、高橋氏は記者団の質問にも無言で会場を後にした。
県連の会合は午後4時から始まり、所属県議12人が出席。佐々木幹事長は、党として知事選で候補者を擁立することの重要性を改めて強調したうえで、「若い力で戦いたい」などと高橋氏に白羽の矢を立てた理由を説明した。その後、高橋氏が退席し、残りの所属県議だけで約1時間にわたり意見交換した。
出席者によると、会合では「将来のある人を“無駄死に”させたくない」などと人選の見直しを求める意見が続出する一方、「本人が出ると言っている以上はやらせるべきだ」と高橋氏を推す声も出た。執行部は最終的に高橋氏で意見集約を図るのは困難と判断し、擁立方針を撤回した。
自民県連は当初、増田知事に4選出馬を要請していたが、知事が10月末に不出馬を決めたことから、急きょ独自候補の擁立を模索。前副知事ら3氏の中から高橋氏に絞り、11月中の正式決定を目指していた。
(2006年12月2日 読売新聞)
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