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地方選挙・地方政治

823片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 08:57:37
会津は衆院代理戦争 讀賣福島

 知事選は終盤戦に入り、各陣営とも大規模な演説会などで票固めに必死だ。昨年の衆院選福島4区で、自民党と民主党の候補が激戦を繰り広げ、当選した民主党候補だけでなく、比例選での復活ながら自民党候補も議席を獲得した会津地方では、国会議員の“代理戦争”の様相を呈し、衆院選同様の熱い攻防が展開されている。

 「会津から知事を出そう。長州の人(安倍首相)に、福島の県政をさせてはいけない」

 6日夜、会津若松市で開かれた演説会で、民主党最高顧問の渡部恒三衆院議員は熱弁を振るった。一時は自民党との統一候補を模索したが、秘書を28年間務めた佐藤雄平候補(民主、社民推薦)の擁立が決まると、「雄平の秘書みたい」と自ら語るほどの熱の入れようだ。

 陣営では、佐藤候補の参院議員時代の実績と、下郷町出身の会津人であることを強調。10月24日には、猪苗代町を除く会津地方の14町村の首長が「支える会」を結成した。

 懸念材料は、昨年の衆院選で、13回連続の当選を果たした渡部恒三議員が、自民党の新人、渡部篤衆院議員に6600票差まで詰め寄られたこと。渡部篤議員は、比例選で復活当選を果たした。

 佐藤陣営の鈴木勝健・全会津選対本部長は「民主党公認で出馬し、自公連携の影響を受けた。雄平さんは離党したので心配ない」と語るが、当初は、会津では楽勝ムードだっていた陣営も「できるだけ差をつけないと」と気を引き締める。

 「福島は、自民党の大きな力を借りて復活を遂げた。ふるさとを民主党に手渡すことはできない」

 5日夜、会津若松市で開かれた森雅子候補(自民、公明推薦)の演説会で、渡部篤議員は声を張り上げた。渡部恒三議員と支持層が重なる佐藤候補には「絶対に負けられない」と再三、森候補の演説に付き添っている。

 今月5日には、会津入りした中川秀直自民党幹事長が、会津の全市町村長17人に面会を希望。到着が遅れてかなわなかったが、同じく会津入りしていた額賀福志郎・元防衛庁長官らがおよそ半数の首長と懇親した。「古い自民党体質の圧力だ」との相手陣営の批判にも、森陣営は「与党の強みをわかってもらい、クギを刺さないと」と説明する。

 一方、両陣営の攻防の板挟みに合う市町村長らは複雑だ。菅家一郎会津若松市長は5日は森候補、6日は佐藤候補の演説会で応援演説をした。双方の演説会に出席した首長はほかにも6人いる。

 この図式を、共産党会津地区委員会の宮沢弘副委員長は「自民、民主とも県議会では前知事を支えた与党だったことに変わりない」と批判。共産党推薦の小川英雄候補は談合の徹底廃止を訴え、「有権者からの反応がいい」と手応えを感じている。

 川田昌成候補は、県政の刷新に加え、観光や農業振興を訴え、支持拡大を図っている。

(2006年11月10日 読売新聞)


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