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地方選挙・地方政治

920片言丸:2006/11/22(水) 17:43:12
 【デ】 自民党も民主党も、候補者選びでは迷走した感がある。

 【A】 自民党県連の動きがなかなか見えなかった。山崎氏選対からは「自民党員に支援文書を送るといっていたが、届いていない人が複数いた」と不満の声も。自民党推薦後、事務所に「県連」用の部屋ができたが、県連関係者が出入りしたのを見なかったよ。

 【C】 いま振り返れば、民主党が8月末、吉田氏の推薦を決めるまでの迷走劇が「二大政党対決ドラマ」の序章だったね。であれば、自民党が10月5日に山崎氏への推薦を見送り自主投票としたのが第2幕の始まり。そして両者が政党看板を上げたり下げたりしながら迷走劇を繰り広げてクライマックスへ。ただ、党利党略優先で、主役の有権者が置き去りにされた印象も強いね。

 【A】 自民党が「山崎氏不利」の世論調査結果を基に推薦見送りを決め、調査結果の好転を受けて推薦した迷走ぶりには、自民支持者からも「いつから勝ち馬なら乗る政党になったのか」との不満がもれた。「高度な政治的判断」とは言っても、わかりにくいよ。

 【デ】 他の四陣営はどうだった?

 【D】 「どうせ勝ち目はないんだから、出馬しなければいいのに」。新人候補らに関しては、こんな話もよく聞いた。でも、初めて陣営スタッフとして「選挙を体験した」主婦が開票日の夜、「(選挙戦を通じ)市の将来はもちろん国政や社会全体、家族や自分自身について、見つめ直すきっかけになった」と語っていた。私も選挙取材は初めて。実感できた。

 【C】 現職は5新人からの批判の集中砲火を浴びてフラフラ。ダウンした所に立っていたのが吉田氏だった。その意味では、必ずしも新王者が最強選手だったという感じもしないね。

 【B】 こんなこともあった。吉田氏の事務所に10月下旬、俳優の菅原文太さんが応援にやってきた。文太さんは、民主党県連の松本龍代表の友人。松本氏から「スタッフに活を入れて」との依頼があったからだ。文太さんは、選挙をボクシングに例えて「最後の1ラウンドで相手を倒せばいい」と激励。吉田氏やスタッフは涙を流して「頑張ります」と頭を下げていた。名優が持つ迫力が陣営の心を打ったのかもしれないね。

 【A】 山崎氏の選挙戦最後の街頭演説場所はいつも通り地元の南区長住。山崎氏は市議時代からの支援者を前に「最後の訴え」をしたんだが、涙がほおをつたった。「最後の選挙。その重さをひしひしと感じる。これほど重たくなるとは」と語ったが、「敗戦」を覚悟していたのか。政治家としての別れの言葉だったのか。聞いた演説で一番思いが伝わってきた。

=2006/11/21付 西日本新聞朝刊=


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