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地方選挙・地方政治

358片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:10:58
奇妙なくらい圧勝。よくわからないな福島は。

瀬戸氏実績訴え再選/福島市長選
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=7810

 福島市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、現職の瀬戸孝則氏(58)=無所属、民主・社民推薦=が、新顔の保育施設経営法井太閤(本名・宣弘)氏(60)=無所属=、新顔の元市議会議長横山俊邦氏(57)=無所属、自民推薦=、新顔の共産党福島相馬地区副委員長山田裕氏(50)=共産党公認=の3氏を破り、再選を果たした。行財政改革や子育て支援などが争点となった選挙戦を、現職の強みと組織力を生かした戦略で乗り切った。当日有権者数は22万9022人。投票率(前回54.64%)は53.86%だった。

 瀬戸氏は、市内各地区で後援会を組織して票を固めた。選挙戦で、前任者が残した大型事業を見直して財政再建の見通しをつけたとして、1期目の実績を強調。今回は行財政改革について、市職員の待遇を見直すなどの政策を打ち出し、支持を広げた。

 同氏は、民主、社民両党のなどの県議3人、市議20人による議員団から支援を受け、連合福島からも加盟単産レベルで支援を受けた。また、県医師連盟市支部など有力団体の推薦もまとめた。

 今回、前回選挙で当選の原動力となった共産党の推薦は求めず、保守支持層からの支持確保に努めた。選対本部長の望木昌彦県議は、自民党に離党届けを提出して同氏を支援。自民支持層の票も取り込む結果につながった。

 一方、横山氏は、資源ごみ収集業務や学校給食センターの民営化などの行財政改革、伊達郡9町との合併構想などを訴えた。同氏を当初から支援したのは、自民の県議1人と市議6人だけ。選挙戦後半に入ってから、党本部からの指示で、同党県議の大半が支援に動いたほか、平沢勝栄衆院議員ら国会議員も連日応援に駆けつけた。それでも、足元の自民票を固めきれなかった。

 また、市職員労働組合など現市政を支える勢力との対決する姿勢を強調し、無党派層への浸透を図ったが、支持は広がらなかった。

 法井氏は、子供や高齢者のいる家庭への給付金事業など独自の福祉政策を訴えたが、市民に浸透しなかった。

 山田氏は水道料金値下げなどで「市民の暮らしを守る」と訴え、また市業務の民営化の流れに異議を唱えた。だが、支持は広がらなかった。

 《解説》各陣営が「政策本位」をうたう選挙戦だったが、最後は、瀬戸氏が「血と汗と涙でつくった」と誇る地区後援会の組織力が勝った。

 同氏は総決起大会を開かず、地区ごとのミニ決起集会を、計12回開催した。対決する横山氏が自民の組織的支援を受け、壇上に国会議員がずらりと並ぶ総決起大会を開くのと比較されるのを避けた形だが、結果的に計約6000人以上を集めた。

 9月の時点から、前回推薦を受けた共産との関係を見直し、自民に接近した。自民からの推薦は逃したものの、同氏の支持者の間に前回のような動揺は見られず、「一枚岩の後援会組織」(陣営幹部)となった。

 一方、9月の衆院選に続く「自民の風」を期待した横山氏だが、自民支持層をまとめきれず、無党派層にも浸透しきれなかった。

 同氏は「改革を進める福島市民の会」の公募に応じる形で立候補を表明し、当初は「政党の推薦は受けない」とした。しかし、フタを開けてみれば、陣営は自民一色。立候補の過程で不透明ととられたことが、かえって一部の同党支持者に不信感を呼んだ。

 瀬戸氏は選挙戦で、行財政改革を前面に出した横山氏に合わせるかのように、市業務の民営化推進、市長および市職員の給与・手当の見直しなどに言及した。市政の現状に対する市民の不満を察知してのことだろう。

 だが、行財政改革の実現には、市職員労働組合など、今回の当選を支えた団体と是々非々で向き合う姿勢が求められる。

 市政改革を託した一票にどう応えるのか、2期目の課題は重い。
(上原佳久)
(11/14


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