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地方選挙・地方政治

2376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/20(月) 09:14:29
まず衆院選、擁立作業中断 秋田知事選まで半年

 寺田典城秋田県知事の3期目の任期が19日で残り半年を切った。4選不出馬は確実な情勢だが、「ポスト寺田」に名乗りを上げたのは、今のところ前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)だけ。独自候補の擁立を目指す自民、民主両党県連などは次期衆院選の準備に忙しく、人選が中断している。本格化するのは12月以降とみられ、来春の知事選が短期決戦となる可能性も出ている。

<物足りぬ前哨戦>
 前回(2005年)知事選で落選した佐藤氏は8月29日、一番乗りで再挑戦を表明。早々と秋田市で事務所開きを行い、ポスター用の写真撮影を済ませた。マニフェスト(公約集)づくりも既に最終段階という。
 対抗馬不在の前哨戦に、佐藤氏は「これからの秋田をどうするか、(立候補予定者の)活発な論戦を期待している有権者も多いと思うのだが」と少し物足りない様子だ。

 県議の間では、かつて知事選に出馬した佐竹敬久秋田市長、県出身の作家、大学客員教授、県内在住の俳優などの名前が飛び交うが、「具体的な動きは何もなく、ただのうわさ話」(ベテラン議員)とみられている。

 過去の知事選は、政党が候補者探しを担ってきた。今回も自民党県連は「ニューリーダーを考える会」を発足させ、民主党県連も常任幹事会で人選に着手し、現時点では政党主導の色合いが濃い。

 だが、福田康夫前首相の突然の辞任で、解散・総選挙の流れがにわかに強まり、各党とも知事選どころではない状況だ。「10月には候補者を決める」(自民党県連)とした当初のもくろみは、大幅に狂ってしまった。
 解散時期はいまだ不透明だが、候補者選びが再び本格化するのは早くても、寺田知事が不出馬を表明するとみられる県議会12月定例会以降。知事選の告示は来年3月下旬か4月上旬で、擁立したとしても活動期間は実質3カ月しかない。

<知名度を最優先>
 自民党県連の津谷永光会長は「それでも勝てる候補者を探すしかない」と意気込むが、民主党県連の高松和夫幹事長は「政策通、即戦力の人材が今の秋田県には必要だが、短期決戦の場合は、知名度を優先せざるを得なくなる」と渋い顔だ。

 両党とも手に入れたいのは知事与党の座。特に寺田県政で野党に甘んじた自民党は、勝利へ執念を燃やす。「勝ち馬」を見極めようとの思惑も見え隠れし、擁立がさらに遅れ、超短期決戦となる事態も想定される。

 有権者にとっては、短期決戦はデメリットが少なくない。政策重視の選挙を目指し、全国で公開討論会を支援する非政府組織(NGO)「リンカーン・フォーラム」の内田豊事務局長は、「知事選は選挙区が広い。短期決戦の場合、投票日までに、候補者の主張が有権者に十分浸透しない可能性がある」と指摘する。
2008年10月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081020t41015.htm


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