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地方選挙・地方政治

1364片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 05:56:06
知事選候補者選び 自民議論白紙で混迷
民主は独自候補見送り 讀賣鳥取

 今春の知事選をめぐり、候補者選びの動きが混とんとし始めた。前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)の立候補を一部の県議が要請した自民党県連は、決定過程を重視して白紙から議論をやり直す。「相乗りしない」という民主党県連は有志が平井氏擁立の会の設立に動き、経済界も独自に同氏にラブコールを送っている。共産党県委員会も候補者擁立を模索。有権者が置き去りにされているとの指摘も出ている。(鳥取支局 松本航介)

 「だれにするかも大事だが、どんなプロセスで決めるかも極めて重要だ」。石破茂・自民党県連会長は10日、こう語って、党所属の国会議員や県議の全員が参加した知事選専門の選対委員会を19日に発足させることを決めた。

 県連に所属する県議有志15人が「まず平井氏に決意を示してもらわないと議論が始まらない」として、独自に立候補を要請したところ、「県連で話し合うという筋を無視した行為」「功名争いだ」などと反発を招いたことを受けて打ち出した方針だ。

 石破会長は「一部の人たちで知事をつくっても、その後の県政運営は大変。我々は新しい県政をつくることにも責任があるが、新しい県政がスムーズに県民のために動けるようなレールを敷くことも大切」と、党主導の重要性を主張する。

 ある県議は、05年9月の衆院選の対応をめぐて離党していた県議7人の復党問題を挙げ、「片山知事引退という緊急事態で、急きょ年末に復党させたのは、県連として一致した候補者を決めたかったから。その矢先に勝手に動かれたのだから反発は大きい」と語る。自民党の混迷に、「これで平井氏は出にくくなったのではないか」とみる県議もいる。

 政界とは別に、県東部の経済関係者ら64人が7日、立候補を促そうと「平井伸治 新鳥取県知事を実現する会」を設立した。同様の動きは中西部でもあり、関係者の一人は、自民党内の動きを「意地の張り合いで混乱している。県連でまとまらないと平井氏も出馬を決断できない」と心配する。

 「他党との相乗りはしない」と打ち出してきた民主党県連の鍵谷純三代表は、統一地方選で県議選などに手を取られるとして、年明け早々に独自候補を擁立しない方針を表明。知事候補として異存がない平井氏には、どの党の推薦も受けずに立候補してほしいと考える。

 ただ、「自民や公明が平井氏を推薦したら対応が難しい」としており、県連内の有志で平井氏の立候補を求める会をつくり、自民党の主導をけん制する。

 一方、共産党県委員会は市民団体「明るい民主県政をつくる会」と連携して、独自候補を模索している。

 鳥取市内に住む20歳代の元会社員は「みんな勝ち馬に乗ろうという思惑がにじみ出ていて、有権者としては冷めてしまう。今は平井氏の能力や人柄などがさっぱり分からず、推す理由の説明がないと知事選への関心も薄れてしまう」と話す。

 市民オンブズ鳥取の高橋敬幸代表は「一部の政治家や経済人が主導権争いをするのではなく、県民の県政参加のためにはどういう人物や政策がいいのか、その視点が抜けている」と指摘する。

(2007年1月15日 読売新聞)


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