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地方選挙・地方政治

1602片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 13:50:59
足立区長に近藤氏初当選
2007年06月04日 朝日東京
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000706040002

 足立区長選が3日投開票され、新顔で前自民党都議の近藤弥生氏(48)=自民、民主、公明推薦=が同じく新顔で看護師の宮崎和加子氏(51)を大差で破り、初当選した。女性の現職首長は23区内では新宿区に続いて2人目。有権者は2期8年つとめた鈴木恒年区長の路線の継続を選んだことになる。投票率は33・59%(前回47・07%)で過去3番目に低かった。当日有権者数は50万8600人。


 当選の知らせを聞いた近藤氏は、区役所近くの事務所で「3党の推薦をいただいての挑戦で、負けられない戦いだった。区民に信任をいただいたので、マニフェストの実現に向けて努力していきたい。区民の先頭に立って一生懸命に働く」と抱負を語った。


 近藤氏は「鈴木区政が成し遂げた基盤整備を活用して、区をさらに発展させる」と訴えてきた。


 近藤氏は選挙戦で選挙カーにほとんど乗らず、都議時代の後援者や自民党区議の後援者の集会にこまめに顔を出し、票固めをした。従来の支持者層の引き締めを図る作戦が功を奏したとみられる。


 告示日間近の5月に入って近藤氏の推薦を決めた公明党も、選挙戦最終日に太田昭宏代表が応援に駆けつけるなど積極的な支援の姿勢を見せた。


 選挙戦終盤に石原慎太郎都知事の応援も受け、都政とのパイプを強調したことも有利に働いたとみられる。


 一方、宮崎氏は共産党などが加わる「足立革新区政をつくる会」の支持を受けて運動を展開。訪問看護師として足立区を中心に30年間つとめた経験を前面に出し、福祉の充実を訴えた。


 知名度を上げるため、積極的に各地域を歩き「区民一人ひとりの声を生かすため、政治の流れを変える」と呼びかけたが、及ばなかった。


財政難、問われる手腕


《解説》
 厚い組織の支持を受けて初当選した近藤弥生氏は、23区でもとりわけ苦しい財政事情の中で、厳しい区政運営を迫られそうだ。


 区税収入が少なく自主財源に不安を抱える足立区。今後、1950年代に建てられた小中学校の建て替えなど、財政需要は増す一方だ。「さらに発展を呼び込む」と約束した近藤氏は、財政健全化とどう両立させていくのか、手腕を問われる。


 区が学力向上のため、都の学力テスト結果を小中学校への予算配分の判断材料にしたことは今も反発を呼んでいる。防災のための住宅密集地整備が進まないことなど、課題は目白押しだ。


 近藤氏は「鈴木区長の路線を継承する」と明言しており、議会運営は円滑に運ぶとみられるが、これまで都議の経験しかなく、区長としての手腕は未知数でもある。


 後ろ盾の自民党は、候補者選びの際に党区議団がほぼ二つに分かれた経緯がしこりを残し、選挙戦に突入。「一枚岩にならなかった」(自民関係者)ことが盛り上がりを欠く要因ともなった。


 一方、衆院選で近藤氏の応援を受けた公明党は全面的に支援。太田昭宏代表が応援に駆けつけ、選挙戦最終日に5千人を集めた集会を開き、存在感を強めた。こうしたこともあり、「今後、公明党に相当引っ張られてしまうのでは」と心配する声も自民党内にある。
(相関真樹子、練崎太郎)


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