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地方選挙・地方政治

429片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/28(土) 02:13:03
2006年01月27日(金)
山本栄彦知事の後援会 再選へ向けて始動
市町村支部構築 新人衆院議員に最高顧問就任も要請
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/01/27/1.html

 次期山梨県知事選が約一年後に迫り、山本栄彦知事(70)周辺で再選をにらんだ動きが活発化し始めた。知事後援会は二十六日までに、自民党新人衆院議員三人に最高顧問への就任を要請し、二月五日には国会議員や市町村長ら約千五百人を集めた大規模集会を開く。年度内にはほぼ全市町村支部が立ち上がる見通しで、態勢固めが着々と進む。前回、実質的に三つどもえの激戦だったことから、他候補擁立の動きにも警戒を強めている。一方、自民党は昨秋の衆院選以降、新旧勢力の対立で混乱が続き、民主党には「知事選で七十歳以上は推薦しない」基準があり、政党側の動向も今後の焦点となりそうだ。

 次期知事選は、前回同様、甲府市長選と同日選が予想され、市長の任期(来年二月一日)との関係から、同一月二十八日か同二十一日が有力視されている。

 再選について、山本知事は「与えられた仕事に一つ一つ丁寧に対応する」と述べるにとどめるが、後援会・山輝会(小野熊平会長)は活動を加速。

 最高顧問就任要請に、小野次郎氏は「国とのパイプ役として協力するが、現時点で後援会に入るつもりはない」と当面は受けない考えを示したが、赤池誠章、長崎幸太郎両氏から承諾を取り付けた。

 同会は、市町村単位でこれまでに四十二支部、二総支部を設立。未設置の五市町村も年度内に立ち上げを目指し、今月二十九日には女性部も設立する。

 「県政報告とふれあいの集い」と題した二月の集会には、新人三人を含む県関係国会議員計九人をはじめ、市町村長や県議、各種団体の代表らを招く予定だ。小田切常雄幹事長は「再選に向けた環境を粛々と整える」と話し、県議らからは「一年後への事実上の決起集会」との見方もある。

アピール
 山本知事は今月四日の仕事始めで、中部横断自動車道の未着工区間の早期建設に向けて建設費の一部を県が負担する「新直轄方式」を受け入れる考えを表明した。

 昨年後半の北杜市明野町への廃棄物最終処分場の建設地決定に続き、県政課題解決に精力的に動く姿に、県関係者は「いずれも前回知事選で(横内正明元衆院議員の地盤で)苦戦を強いられた山梨3区内の長年の懸案。再選に向け、自らの政治手腕を印象付ける狙いがあるのではないか」とみる。

 山本知事の前回知事選での得票率は約36%。戦後の知事選で最も低かったこともあり、知事サイドは前回の相手陣営の動向に神経をとがらす。

 八千九百票余りの差で敗れた横内氏(63)は、二○○四年七月の参院選でも苦杯をなめ、現在“浪人中”。昨秋には都内で時局セミナーを開き、政治の一線復帰に意欲をみせた。「県民、国民の役に立ちたい思いは変わっていず、それが県政か、国政かは白紙」とする。

 十二万票余りを獲得した元警視総監の井上幸彦氏(68)は、前回の支持者の一部から再出馬を望む声を受けるが、現時点では「コメントする状況にない」と話すにとどめる。

政党の動向
 県内政治地図は、自民党が党本部と県連で分裂選挙となった昨秋の衆院選以降、山本知事の“後見人”とされる堀内光雄氏が同党を離党処分となるなど、前回知事選時とは激変。同党県連は新会長が決まらないなど混乱が収まらず、「次期知事選にも影響しかねない」(県議)状況が続く。

 「七十歳以上推薦せず」の基準がある民主党は、山本知事が再選を目指す場合、難しい対応を迫られる。他県では県連が独自に推薦した例もあり、輿石東参院議員は「山本県政を検証した上で検討する」と話す。

 一方、衆院選大敗で政権交代が遠のいたことから、前回も名前が取りざたされた小沢鋭仁代表(51)周辺には「知事選も視野に入れるべきだ」との声も寄せられているという。ただ小沢氏は「期待はありがたいが、今はその考えはない」と慎重な姿勢だ。

 衆院選では、新人候補が得票を伸ばし、新風を吹き込んだ。「変革」を求める有権者の意識が、次期知事選でどこに向かうかも注目されている。


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