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地方選挙・地方政治

331片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/30(日) 12:33:46
田舎だと自民党とのかけひきをうまくやれないとダメだね。

選挙:佐賀市長選/佐賀市議選 初代市長に秀島氏 「反木下」票結集実る /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000233-mailo-l41

 旧佐賀市など5市町村合併に伴う新・佐賀市の市長・市議選は、23日投開票された。市長選では、元旧佐賀市水道局長の秀島敏行氏(63)が、旧佐賀市長の木下敏之氏(45)を破って初当選した。一方、市議選は定数38に対し52人が立候補する乱戦となり、合併前の議員経験者らが次々と当選を決めた。市長選の投票率は68・96%、市議選は68・95%。当日有権者数は16万266人(男7万3943人、女8万6323人)。【山下託史】
 秀島氏は、旧佐賀市議会で行革の手法や合併の枠組みを巡り、木下氏と対立した、自・社の県議・市議が中心となって擁立。水道局跡地のマンション建設問題など「強権的」木下流行革の弊害を徹底的に突き、「反木下」票結集を図った。
 出馬表明が7月下旬と出遅れたが、佐賀市郡選出の自民県議8人がフル回転。建設業や農協など180団体の推薦を受け組織選挙を展開した。
 9月の衆院選佐賀1区で、民主候補を破った福岡資麿・衆院議員も再三応援に駆け付けた。さらに最終盤には、安倍晋三・自民党幹事長代理が来佐し、「小泉人気」の追い風にも乗った。
 23日午後11時40分ごろ、佐賀市巨勢町牛島の選挙事務所のテレビに「当選確実」の速報が映し出されると、詰め掛けた約100人の支持者から、一斉に拍手と歓声が上がった。
 秀島氏は、運動を支えてきた自民県議や市職員OB、東京から駆けつけた福岡・衆院議員らと共に万歳を三唱。さらに支持者の握手攻めに遭い、選挙中の厳しい表情は、満面の笑みに変わった。
 秀島氏は支持者に深々と頭を下げながら「『みんなでつくる市政』という理念を忘れることなく、話し合いを基本に行政改革を進める」と抱負を語った。
 一方、木下氏は旧佐賀市長を2期務めた抜群の知名度を背景に、「職員給与5%カット」などさらなる行革の必要性を訴えた。しかし、その手法に対する激しい批判にさらされ、あと一歩届かなかった。
 ◆解説
 ◇早急に改革の中身示せ
 県内初の20万県都の有権者は、新市のかじ取り役に秀島氏を選び、旧佐賀市で進められてきた急進的な行財政改革に「待った」をかけた。
 今回の選挙の焦点は、突き詰めると「木下か、反木下か」だった。
 人口規模で新市の4分の3を占める旧佐賀市の市長として、いわば「現職」の立場で、これまで通りの行革路線・手法の継続を訴えた木下氏。
 これに猛反発したのが、旧市議会の自民と社民。根回しを徹底的に排する木下氏の政治スタイルを真っ向批判。さらに公明や共産も疑問を呈し、今回推薦した民主までもが「民主的な行政運営を」と注文。政党の「木下離れ」はこの6年半で加速した。
 しかし、一方で若く、実行力のある木下氏の人気は、市民の間では圧倒的。03年の旧市長選で、自民は対抗馬の擁立を見送らざるを得なかった。
 今回も人選は難航したが、「木下遺恨連合」の代表として、旧市役所内で「反木下」の立場だった秀島氏に、白羽の矢が立った。
 その意味で、秀島氏の勝利は、木下氏への批判票を取り込んだが、自身が掲げた政策が全面的に評価されたわけではない、と考えるのが賢明だろう。
 前途は困難を極める。市債(借金)残高910億円を抱える新市の行財政改革について、秀島氏は「新市の建設計画を着実に推進する」というだけで、具体的な内容や手法は皆無に等しい。
 国の地方交付税は大きく削減され、今後10年間、毎年70億円前後の市債返済が続く。新市は10年間で560億円の財源不足となる見通しで、財政再建は待ったなしだ。
 だが、自民や社民の全面支援を受けた結果、建設業や職員労組などの団体の声が強くなり、改革の柱となるであろう、公共事業の削減や職員の数・給与カットはスムーズに行くとは考えにくい。
 秀島氏は早急に、改革の具体的中身と数値目標を示すべきだ。話し合い路線の改革を主張してきたが、のんびり協議している暇はない。業界や特定団体の利益でなく、市民の視線に立った施策と、リーダーシップを望みたい。【山下託史】


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