したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

地方選挙・地方政治

265片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:08:06
郡部衰退募る危機感 町村会の知事選候補者探し埋没 宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051005t11034.htm

 知事選告示を2日後に控えた4日午後4時、仙台市の県自治会館。9人の首長が顔をそろえ、県町村会の評議員会が始まった。
 浅野史郎知事が勇退を表明した8月下旬以降、町村会は積極的に「ポスト浅野」探しに動いた。衆院選さなかの9月上旬には32町村の首長、議長を対象にアンケートを実施。記者会見し、あるべき知事像を発表した。
 表立った動きも見せた。幹部が栗原市出身の経産省課長(48)に接触、自民党県連の候補者公募に推薦した。「選挙とともに新しい知事を育てたい」という一部首長の強い思い、特定候補擁立の動きに町村会内部から不協和音も出た。

 ただ結局は、自民党県連による候補者選びの難航、浅野の後継指名など、混沌(こんとん)とした構図の中に首長の動きは埋没。選挙戦のイニシアチブを握ることは果たせなかった。
 評議員会は約1時間で終わった。中心となった首長が候補擁立に至らなかった経緯を説明。新人3人の選挙戦に、それぞれのスタンスで臨むことを確認した。

 浅野と自民、新進、公明党が擁立する市川一朗が激突した1997年、7割の町村長が反浅野に回った。事実上の信任投票となった2001年は、ほとんどが静観を決め込んだ。今回は12年ぶりに現職不在となる。
 ある町村会幹部は「われわれにとって候補者ありきではない。町村が今後、県政の光を享受できるか、先細る郡部の存在をかけた戦いでもある」と胸の内を明かした。

 年初に59あった町村は、相次ぐ合併で減少し、1日の南三陸町の誕生で31まで減った。来年度は大崎市などの誕生で、メンバーは23にまで減少する。国の三位一体改革、進む仙台一極集中の陰で、地方の衰退が加速するのではないかと危機感を抱く首長は多い。
 浅野県政12年で少なからず生じ、埋められなかった県庁と町村との溝。「全国に名をはせる立派な知事がほしいのではない。町村から顔が見え、目配りしてくれる知事がほしい」(沿岸部の町長)との思いは痛切だ。(敬称略)
2005年10月05日水曜日


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板