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地方選挙・地方政治

1776片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/18(土) 06:02:21
立川市長選波乱含み
分裂状態 自民 擁立断念 民主 讀賣東京多摩

 26日の立川市長選告示まであと1週間余り。今期限りでの引退を決めた青木久市長(82)に代わり、戦後最多の5人の新人が争う構図がほぼ固まった。自民党は事実上の分裂状態、民主党は独自候補擁立を断念するなど、混戦模様の市長選はすでに波乱のきざしを見せている。(山岸肇)

 自民が候補者探しを始めたのは昨年から。市議団を中心に調整を続け、5月には市議会与党の民主、公明を含めた3党で候補者を一本化し青木市長の後継指名を目指す方針を確認した。

 一方、青木市長は「潮時は分かっている」としながらも、「各方面から続けてくれという声もある」と態度を保留。しかし、自民党内には、「前回のような保守分裂は何としても避けたい」と、前回の市長選で争った青木市長と元市収入役の清水庄平氏は推さない取り決めもあった。

 その後も同党立川総支部の役員らで作る選考委員会による候補者探しは難航し、市職員や市議ら数人の名前が浮かんでは消えた。7月の参院選で自民の苦戦が伝えられる中、選考委は同月23日、「民主、公明も相乗りできる候補」として清水氏擁立を決めた。

 だが同月30日に開かれた同総支部の役員会議では、前市議の若松貞康氏を推す役員らから、候補者の選考過程などについて異論が噴出、議論は深夜に及んだ。

 結局、同総支部の執行部は清水氏擁立でまとまったが、反発する若松氏は翌31日に市議を辞職し、出馬を表明。自民市議団が清水氏を推す一方、青木市長は同じ地域の若松氏を推す分裂状態となった。

     ◇

 一方、参院選の大勝で勢いに乗る民主は、自民の分裂も相まって独自候補擁立を目指した。しかし、こちらも調整は難航し、やむなく自主投票を決めた。党内からは「この好機を生かせず、支持者の期待を裏切ってしまった」との無念の声も聞かれる。

 背景にあったのは、市民派を旗印とする弁護士、村田光男氏の存在。調整過程で都議、市議ら数人の名前が挙がったが、「無党派票が分散されれば、勝ち目が薄くなる」という懸念もあった。村田氏が出馬の意向を強めた先週末には、村田氏の支援も検討されたが、結局断念。いずれの候補へも推薦・支持は出さないが、民主関係者の一部は村田氏支援に回るとみられる。

     ◇

 候補者乱立の混戦模様で存在感を増しているのが公明党だ。ある陣営幹部は「数千とも1万ともされる公明票が、どこにどれだけ動くかが鍵」と語り、同党には複数の陣営から支援要請が相次いでいる。しかし、同党幹部は「党内でも議論百出で態度を決めかねている」と頭を抱えており、最終的な態度決定は告示前後になる見通しだ。

     ◇

 他陣営の鼻息も荒い。戸井田春子氏(共産推薦)の選対幹部は「初めて経験する激戦。どこも動き出しは遅く、横一線でスタートした。差が出るのはこれから」と意気込む。FMたちかわ前会長、山田昌夫氏の陣営も「政策で市民に判断してもらえる状況になっている」と勝機をうかがっている。

(2007年8月18日 読売新聞)


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