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地方選挙・地方政治

904片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 23:49:07
韮崎市長選、新人・横内公明氏が当選
2308票差、小野氏の3選を阻む 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/20/1.html

 任期満了に伴う韮崎市長選と市議補選(欠員二)は十九日投開票され、市長選は前県議で新人の横内公明氏(62)=本町一ノ一ノ一三、無所属=が一万四百四十四票を獲得、現職で三選を目指した小野修一氏(62)=旭町上条北割二三二六、無所属=を二千三百八票差で破り、初当選した。投票率は74・95%(男72・97%、女76・86%)で、信任投票の色合いが濃かった前回を21・42ポイント上回った。県議四回当選の実績を掲げて「市政刷新」を訴えた横内氏は、県議時代や韮崎高OBの人脈を生かして浸透。六十以上の各種団体や連合山梨傘下の労組などから支援を受けた小野氏を抑えた。
 市長選、市議補選とも開票は午後九時十五分から韮崎市営体育館で行われ、同十時半ごろ、横内氏の当選が確実となった。
 横内氏は同市本町二丁目の選挙事務所で「韮崎を変えたいという市民の力の結集がこの結果をもたらしてくれた」と喜びを語った。
 横内氏は八月に立候補を表明。県議時代や韮崎高OBの人脈を生かして草の根運動を展開した。特に地盤で大票田の韮崎地区で浸透を図り、青年部が中心となって浮動票の掘り起こしに努めた。「都市間競争を勝ち抜くため、民間主導型の市政に転換する」と改革、市政刷新の姿勢を強調して、着実に支持を集めた。
 一方、小野氏は六十以上の団体から立候補要請を受け、六月定例市議会で立候補を表明。「第五次長期総合計画を完遂させてほしい」と市政継続を訴えた。連合山梨や市内外の企業の労組が活発に活動するなど組織力を生かして浸透を目指したが、浮動票をまとめきれず、及ばなかった。
 今回の市長選は、横内氏の実兄が横内正明元衆院議員、小野氏の後援会長の義弟は山本栄彦知事で、年明けの知事選に立候補表明している二氏がそれぞれ支援。知事選の“代理戦争”の様相を呈した。結果が知事選に影響するとの見方もあり、勝敗の行方が注目されていた。
 一方、三氏で二議席を争った同市議補選は、未明まで開票作業が続き元職の嶋津鈴子氏と新人の横森宏尹氏が当選した。投票率は74・88%(男72・90%、女76・80%)だった。
 【解説】韮崎市長選で、市民は「市政改革」を訴えた横内公明氏を次のリーダーに選んだ。県議四期で議長も務めた経験を持つ横内氏は、県議時代から築いた支持基盤と韮崎高OBの人脈を生かして、組織力で勝る小野修一氏を退けた。小野氏に目立った失政はなかったが、有権者は空洞化の歯止めがかからない市中心部の現状打開などに新しい力を求めたと言える。
 両氏はこれまでの八年間、県議と市長にすみ分けされ、政治的に協調関係を取ってきた。このため、市内では両氏を支援してきた有権者も多く、対立した今回は支持層が入り組んで情勢が見えにくかった。
 この中で横内氏は、前々回の市長選で小野氏に敗れた秋山幸一元市長を支持していたグループと、清水武則県議の後援会「正武会」の支持者の取り込みに成功。六十を超える団体の支援と連合山梨の推薦も取り付けた現職の組織力に対抗する勢力を築いた。
 さらにJR韮崎駅前の工場跡地活用を含めた再開発など、市政改革を前面に打ち出し、攻めの姿勢を貫いたことが、現状維持に不満を感じる三十−五十代の共感を得たとみられる。
 今回の市長選は、“プレ知事選”との見方もあり、横内氏の陣営は知事選へ向けて勢いが生まれる側面がある一方、兄弟で自治体の首長を務めることに反発する小野氏支持者が「反横内正明」のスタンスを強める可能性もある。
 横内、小野両氏の争いは市内を二分する激しいもので、しこりも残るとみられる。市政の円滑なかじ取りができるか新市長の手腕が問われることになる。〈青沼 朱美〉


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