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地方選挙・地方政治
1289
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/06(土) 11:25:44
自民有志平井氏に出馬要請 知事選動き本格化
民主「立てぬ」の声も 讀賣鳥取
今春の知事選をめぐり、自民党県連所属の県議有志が5日、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)に立候補を要請したことで、候補者擁立の動きが本格化してきた。一方、独自候補の擁立を模索していた民主党県連内には「独自候補は立てない」という消極論も出始め、「不戦敗では政党の存在意義が問われる」と反発する声も漏れている。
有志は、県議会最大会派の「清風」と第2会派の「自民党」の15人。代表の山口亨県議(清風)らが要請後、記者会見し、「知事選で県連が出馬要請した例はない。今回のように県議会がやってきた」と主張。「いい結論が出ると期待している」と語った。
しかし、会派「自民党」会長の藤井省三県議は「平井氏に異論はないが、県連の議決システムを無視してなぜ有志で動こうとするのか。会派分裂に続く新たな内紛の恐れもある」と批判。広江弌・党県連幹事長は「県民の声を聞き、密室で決めたと言われないようにしたい。県連として今は下手に動きたくない」と静観する考えを示した。
同党県連は10日、県議選公認候補を話し合う選挙対策委員会を開く予定で、その場で知事選についても議論される可能性が高い。
◇民主党県連
昨年末の緊急三役会で「独自候補の擁立を含めて対応を検討する」と話し合った民主党県連。しかし、鍵谷純三代表は「統一選も戦わねばならず、独自候補を擁立する考えはない」とトーンダウンし、「平井さんが他党の推薦を受けなければ応援する」と当面は平井氏の動向を見守るという。
これに対し、川上義博副代表は「代表の考えは、平井氏がどこの党の推薦も受けないという前提での発言だろう。不戦敗では政党の存在意義が問われる。7月の参院選も戦えない」と主張している。
◇経済界
経済界では、片山知事の後援会長で鳥取商工会議所副会頭の児嶋祥悟・鳥取ガス社長らが発起人となって鳥取市で7日、「(仮称)平井伸治 新鳥取県知事を実現する会」を設立する。県東、中部の経済関係者ら20〜60人が参加するとみられる。8日には米子市で同様の会が発足する。児嶋社長は「平井氏が立候補しやすい土壌整備をしたい」と話していた。
(2007年1月6日 読売新聞)
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