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地方選挙・地方政治

259片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:00:17
選択:’05知事選・告示前夜/上 自民に誤算と成算 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2005/10/02/20051002ddlk04010133000c.html
 ◇前葉氏に軸、主戦論へ

 「県議会の友人として、村井さんを応援しようではないか」

 知事選を巡る自民党県連の候補者選考が大詰めを迎えていた9月30日夕。県議会の同党会派「自民・県民会議」の会派総会で、県議の一人が涙ながらに村井嘉浩県議への支援を訴えた。

 前県総務部長の前葉泰幸氏への支持に傾いていた会派内の空気は、「あの一言で完全に変わった」(ベテラン県議)。「(前葉陣営と)徹底的に戦うしかない」という「主戦論」が一気に噴出した瞬間だった。

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 浅野県政下、野党の悲哀を味わい続けた自民。衆院選大勝を受け、知事選での勝利は至上命題だった。衆院選の投開票の翌日、候補者情報の募集窓口設置を決め、いち早く選考に乗り出した。

 ところが、本命候補から相次いで固辞され、選考作業は暗礁に乗り上げた。追い打ちをかけたのが、選考方法を主導した相沢光哉前幹事長が、他薦とはいえ募集に応じてしまったことだった。

 9月27日、仙台市内のホテルで開かれた相沢氏の集会。「県連の選考で官僚が選ばれた場合、無所属での出馬も考えざるを得ない」。相沢氏は記者団にこう明言した。“行司役”が土俵に上がることに批判が高まる中、県連として相沢氏は選びにくい。だが、他の候補を選べば、分裂選挙の恐れが強まる。

 選考作業がこう着状態に陥っていた28日、選考リストに残っていた前葉氏が突然、出馬を表明した。

 「前葉氏なら(民主サイドとの)相乗りも可能。相沢氏が出馬に踏み切っても勝てるのではないか」。会派内は、前葉氏支持に大きく傾いた。

 しかし、その流れを断ち切ったのは、前葉氏自身だった。前葉氏は30日、県連の政策発表会を急きょキャンセル。これに先立つ24日の市川一朗会長との面談もキャンセルしていた。2度の“ドタキャン”は、相乗りへの戸惑いのあった党内世論を、一挙に対決姿勢に傾かせた。同僚県議の「涙」はくすぶっていたその思いをあぶり出した。

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 「まがうことなく一致協力して、みなさんと共に頑張りたい」。1日、県連総務会に続き開かれた会派の総会。招き入れられた相沢氏はこうあいさつし、村井氏とがっちり握手、支援を誓った。

 その光景を目にした中堅県議は「候補者選考でのしこりが残っているのは間違いない。一致団結して戦わなければ、浅野後継をアピールする前葉氏に、8年前のように惨敗するかもしれない」と不安を口にした。

 3回の選挙で苦杯をなめた浅野知事の「後継」との戦い。衆院選と同じ“風”を受けられるのかどうか、誰も確証はない。

  ■  ■  ■

 浅野知事の4選不出馬表明で、12年ぶりの新人対決となる知事選は1日、告示を目前にようやく候補者が出そろう見通しとなった。戦いの構図を追った。

毎日新聞 2005年10月2日


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