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地方選挙・地方政治

1651片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/18(月) 23:02:12
選挙:加西市長選 中川さん“信任”再選 議会さらなる泥沼化も−−出直し選 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070618ddlk28010281000c.html

 いつになれば市政の混乱に終止符が打たれるのか−−。職員採用試験への介入問題を発端に、今年度予算案の否決や市長失職にまで発展し、約3カ月にわたって混乱が続いている加西市。17日の出直し市長選で、民意は前市長の中川暢三氏(51)を再び市長に返り咲かせたが、市議会では中川氏と鋭く対立する市議が大勢を占める中、勢いを得た中川氏や同氏を支持する市議らは反転攻勢の構えを見せている。選挙戦を通じて双方の溝はより深まっており、収拾どころかさらなる泥沼化を招く可能性が強まっている。【松田栄二郎】

 職員採用試験に市長が介入した問題の是非を問うとともに、市政正常化に向けた先導役を誰に託すかを問う選挙として市民の関心は高く、投票率は72・55%(前回59・93%)だった。当日有権者数は3万9256人。

 市長失職後、中川氏はミニ集会などで職員採用問題に対する自身の正当性を市民に訴え、在任1年9カ月で実行した改革をアピール。選挙では、市役所業務の効率化や企業誘致などによる行財政改革の断行を訴え、「改革の灯を消すな」を連呼して支持を訴えた。職員採用問題で支持率の低下も懸念されたが、一連の報道を通じて知名度が一気に高まり、中心市街地や女性層に支持が広がった。

 また、今回の選挙は三つどもえとなった結果、中川氏への批判票を元市長の柏原正之氏(64)、新人の民輪正秀氏(53)が二分。中川氏に利する形となった。中川氏の不信任決議案に賛成したある市議は「最も恐れていたことが起きた」とショックを隠しきれなかった。

 市役所前の空き地に置かれた中川陣営の選挙事務所に当選の知らせが届くと、集まった支持者ら約300人から「やったぞ!」と大歓声が上がった。中川氏は支持者らと握手を交わし、「実績と改革への思いが評価された」と喜びを語った。

 多くの市議や商工会関係者らの支援を得て組織だった選挙戦を展開した民輪氏だが、知名度不足が響き、「皆さんの期待に応えられなかった」と無念の表情を見せた。

 一方、前回選挙(05年)で中川氏に敗れた柏原氏は、市長経験を十分にアピールできず、再び落選。「私の不徳の致すところ」と頭を下げた。

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 ■解説

 ◇対立構図、大きく変化

 2度の不信任決議を受けて市長職を追われた中川氏が返り咲いたことで、市議会や職員との対立構図が大きく変化することは必至となった。

 中川氏の政治姿勢を批判する市議会は今年3月、今年度予算案を否決した。しかし再選によって「市民の信任」を背に受けた中川氏は自信を深め、予算案を再提出する構えだ。これを市議会が突っぱねて再び「不信任」のカードを切った場合、市民の反発を買うのは確実。そこで予算案は可決されるとみられる。

 中川氏は選挙前、「今後は議会との対話に時間をかけ、職員の話にも耳を傾ける」と語った。しかし「反中川」の機運は根強く残り、火種はくすぶり続けている。その言葉が「パフォーマンス」で終わり、報復的な人事が行われるなら、新たな混乱を招きかねない。【松田栄二郎】

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 ◇開票結果=選管最終発表

当 12236 中川暢三 51 無前

  11179 民輪正秀 53 無新

   4815 柏原正之 64 無元

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中川暢三(なかがわ・ちょうぞう) 51 無前(2)

 [元]市長▽北条鉄道社長▽加西北条都市開発社長[歴]会社員▽経営コンサルタント会社長▽信州大

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2007年6月18日


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