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地方選挙・地方政治
1467
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 08:12:53
民主と社民共闘模索 知事選
「候補も決まっていないのに…」 讀賣青森
6月3日投票の知事選を巡り、民主、社民両党が“共闘”の可能性を模索している。
内密の交渉が表に顔をのぞかせたのは6日。社民党県連の井上浩幹事長が読売新聞の取材に対し、「民主党と水面下で協議している」と発言。さらに、15日の幹事会後には、「(知事選では)民主党を支援する」と明言した。民主党県連の今博幹事長も、「『非自民非共産』の枠組みで協力態勢の実現を目指している」と話している。両党の関係者によると、井上、今両氏が窓口となり、年明けから協議を始めた。両氏は先月末の会談で、〈1〉民主党はあくまで知事選に独自候補を立てる〈2〉社民党は民主党候補を支援する――との方向性を確認したという。
ただ、交渉が順調に進むかどうかは流動的だ。
懸念材料の一つは、原子力関連施設の県内立地を巡る路線の違いだ。民主党が容認姿勢なのに対し、社民党は明確に反対の立場だ。この違いがネックとなり、両党が過去に知事選で共闘したことは実はほとんどない。前回知事選で初めて、横山北斗氏(現民主党衆院議員)をともに支援したが、横山氏が公約に原子力政策を盛り込まないとの条件付きだった。
このため、社民党県連の渡辺英彦代表は、「今回、政策面でどう譲り合うかは微妙なところ」と言葉を濁す。民主党内にも、「仮に協力が実現して当選しても、政策を巡ってすぐに(両党の協力関係は)空中分解するのではないか」(県議)との指摘がある。
両党を結びつける役割を期待されていた連合青森が8日、再選を目指す三村知事の推薦を決めたこともマイナス要因だ。
そもそも、民主党は候補擁立自体がままならない状態だ。党内からは、「候補が決まっていないのに他党と話しても仕方がない。順番が違う」などと冷ややかな声も出ている。
(2007年2月22日 読売新聞)
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