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地方選挙・地方政治
1641
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/15(金) 22:50:17
07ぐんま知事選 支持は…保守分裂 市長の大半“中立”
2007年6月15日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070615/CK2007061502024317.html
保守分裂となった七月の知事選への対応について、県内十二市長のほとんどが、中立の姿勢をみせている。五選を目指す現職の小寺弘之氏と、自民党公認の大沢正明前県議会議長の両陣営が支持を呼び掛けるが、態度を鮮明にした市長は少数。小寺知事との対決色を強める自民党の県議出身者も、県との関係を意識した政治的立場を優先させ、中立の立場に転じている。 (知事選取材班)
■立場を考えると
「今は県議でなく市長。(候補を)一人に絞り込むのは難しい」。四月の市長当選前まで、自民党県連の要職に就いていた安楽岡一雄・館林市長は、就任会見で県議時代との立場の違いをこう説明した。“中立”を表明したかにみえたが、その後の大沢氏の後援団体結成式では、同氏支援の姿勢をみせる。同じく四月に市長に就任した亀山豊文・桐生市長も元自民党県議だ。大沢氏擁立の中心となった同党県連の笹川尭会長に近いとみられたが、市長という立場を重視。「一方的に誰かを(支持する)というわけにはいかなくなった」と話す。
小寺氏支持を明確にするのは、高木政夫・前橋市長と木暮治一・渋川市長。小寺県政を高く評価しての判断だ。一方、大沢氏の地元の清水聖義・太田市長や、岩井賢太郎・富岡市長は小寺氏と真っ向から対立している。一時は知事選出馬を検討した清水市長。大沢氏の後援会会合には出席しているが、胸中は複雑とみられる。だが「現職の支援をしないことは事実」と話している。
新井利明・藤岡市長は小寺氏を支援する「群馬県民の会」会合に出席したが、「前回知事選は自民に頼まれて知事を応援し、人脈づくりに努めてきた。急には関係を断ち切れない」と苦しい胸中をのぞかせる。「最終的には市民のメリットを考えて判断する」という。
■陣営が熱烈接近
四年前の知事選の際、小寺氏との確執が表面化した県市長会。同会長として同氏支持を提案した松浦幸雄・高崎市長も今回は中立姿勢だ。小寺、大沢両氏の陣営から「アプローチが強烈にある」と明らかにするが、特定候補の支持は見合わせた。石原条・みどり市長も「自分の一票は、腹の中で決まっている」としながらも、「旗幟(きし)を鮮明にするのはどうか」と中立を強調する。岡田義弘・安中市長も「市長会が特定候補を支持しても自分が名を連ねることはない」。矢内一雄・伊勢崎市長、星野已喜雄・沼田市長は知事選の対応について、態度を明らかにしていない。
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