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地方選挙・地方政治

1813片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 17:44:56
政党 見えぬ構図/告示まで2カ月
2007年09月08日 朝日高知
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000709080003

 11月8日の知事選告示(投開票は同25日)まであと2カ月となった。橋本知事の不出馬表明から1カ月以上たったが、選挙戦の構図は定まっていない。多くの政党は「9月いっぱいがリミット」として候補者選定作業を進める一方、超党派での候補者擁立も視野に、水面下での協議を進めている。


 できる限り超党派で擁立する▽県内外に広く人材を求める▽できるだけ早く結論を出す――。知事選に向け自民党県連は8月19日の役員会で、三つの基本方針を決めた。


 同党県連の元木益樹幹事長は「9月中には何らかの形に」とし、民主党県連、公明党県本部、社民党県連合や連合高知などと協議を進めるとする。「今の県政の状況で、自民党単独で戦って県民の理解を得られるのか。県政の浮揚につながる動きが必要だ」と、独自候補擁立にこだわらない理由を説明する。


 民主党県連は9月2日の総会で、公認候補擁立を目指す方針を決定したが、超党派での擁立を探る動きもある。県連幹部の一人は「結果的に相乗りになることはあり得るが自民が候補を先に擁立するのなら乗れない」。


 公明党県本部の黒岩正好幹事長は「党としての擁立は考えておらず、今は状況の推移を見守っている。立つ人が出た段階で、党として対応を協議したい。党派に偏らず、県民全体で推せる候補に出てもらいたい」。


 共産党県委員会の金子協輔書記長は「知事の『意中の人』が知事のスタンスを引き継いでいるのであれば、結果的に『相乗り』になる可能性はある」と話す。その一方、同委員会も構成団体の「革新・平和・躍動の高知をつくる県民連合」が中心になって独自の候補を県内で探していて、候補を数人にしぼりこんだという。金子書記長は「常識的に考えて9月中が判断の期限では」。


 社民党県連合は独自候補は立てず、他党との協力を目指す。同党県連合の江渕征香代表は「県出身の知事を誕生させたい」。候補者の政策や人柄次第では、どの党との協力もあり得るという。


 各党が様々な思惑を見せている中、具体的な名前も出てきている。橋本知事の不出馬表明の直後、自民党内からは「参院議員の広田一氏なら幅広く推せるかもしれない」という声が上がった。広田氏は、朝日新聞に対して「現時点では今の(参院議員という)職責を果たすことが大切だと思っている。志のある人に早く出てほしい」と話した。


 民主党県連幹部の一人は「広田氏擁立説は、自民党側の計略だ」とし、「知事選にくら替えすれば、参院補選で議席を自民にとられかねず、党として容認できない」と警戒。民主党県連内には、各党との協議がまとまらなかった場合、元衆院議員の五島正規氏を擁立しようという声もある。五島氏は取材に対し、「自民とのやり取りの中で(自分が)出ることになるなら」と含みをもたせた。


 また、県幹部の名前も取りざたされている。


■厳しい財政「火中の栗」


 構図がなかなか定まらない理由について、県の苦しい財政事情を指摘する声もある。


 県の06年度普通会計の決算見込みは歳入が4394億円。規模は03年度より1千億円近く縮小した。人件費と扶助費、公債費をあわせた義務的経費は歳出の53・3%。ここ数年、三位一体改革の影響などで歳入は減り、人件費の削減や県債の借り換えなどでしのいできたが、「義務的経費の削減はもう限界」(県財政課)という。


 ある県議は「今の県の財政状況で知事になりたいという人はいるのか。義務的経費にしばられて知事の裁量の余地は少ない。しかも議会は足をひっぱる。自分だったらやりたくないね」。別の県議も「火中の栗を拾うようなものだ。知事のポストに魅力は感じられないのではないか」。


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