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地方選挙・地方政治
758
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/01(水) 08:13:18
新人の一騎打ち確実 滝沢村長選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m10/d31/NippoNews_17.html
任期満了に伴う滝沢村長選は11月7日告示、同12日投票が行われる。これまでに岩手選挙区選出の県議柳村典秀氏(51)=政和・社民クラブ、前村議会議長の井上和夫氏(57)がいずれも無所属での立候補を表明。ほかに出馬の動きはなく、新人2人の一騎打ちが確実な情勢だ。
柳村典秀氏は「真に豊かさを実感するために」をキャッチフレーズに地域産業の育成と雇用拡大、環境文化都市と循環型社会の推進などを訴える。後援会(工藤政憲会長)はミニ集会を43カ所で開き、28支部を設立。連合岩手、平和環境労組センター、岩手友愛会が推薦し、27日の総決起大会には田村誠県議(政和・社民クラブ)らが駆けつけ、増田知事が祝電を寄せた。
井上氏は41項目のマニフェストを策定し、「みんなでつくろう日本一の村」をスローガンに、産業振興と雇用拡大を図る「職住近接型」や村内の地域間格差是正などを訴える。後援会連合会(駿河俊太郎会長)は71カ所でミニ集会を開き、13支部を設立。約1万4000軒を訪問した。29日の総決起大会では自民党の鈴木俊一衆院議員、選対本部長の柳村純一村長らが激励した。
両氏の政策は2005年度に策定された村の第5次総合計画を基本に据えているが、今月に入り柳村純一村長が「後継候補」として井上氏支持を明確にする一方で、柳村典秀氏は「先進自治体」とされる村の組織改革の実効性などに懐疑的な見方を示しており、現村政の継承の是非が争点として浮上してきた。
盛岡市などとの広域合併について柳村典秀氏は「村民の機運が醸成された段階で住民投票を行い決めるが、財政的に厳しい盛岡市よりも互いに補完し合える雫石町との合併が望ましい」とし、井上氏は「早期合併には反対だが、道州制の議論が進めば盛岡広域圏50万都市構想の推進が必要。周辺自治体との連携強化は不可欠だ」とする。
いずれも政党への推薦要請は行わないが、柳村典秀氏は同村を基盤とする民主党の主浜了参院議員の村後援会(大森軍一会長)、井上氏は自民党の鈴木俊一衆院議員の村後援会(斎藤純一会長)の支援を受ける。村議21人のうち7人が柳村典秀氏、11人が井上氏を支持する。
立候補の届け出受け付けは11月7日午前8時半から午後5時まで村役場で行われる。投票は同12日午前7時から午後6時まで村内13カ所で行われ、同7時半から村総合公園体育館で即日開票される。当落判明は同9時ごろの見込み。
9月1日現在の有権者数は4万1319人(男2万237人、女2万1082人)。
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