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地方選挙・地方政治
1684
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 14:29:10
2007年 6月 26日 (火)岩手盛岡T
■ 〈盛岡市長選〉玉山区に後援会支部発足 現職谷藤氏動く
任期満了に伴う8月の盛岡市長選に出馬表明している現職の谷藤裕明氏(57)=無所属=の陣営が再選に向けた動きを本格化させた。今後の参院選・衆院1区補選をはさんで既存の地区後援会支部の再構築や結束を図る新たな後援組織の立ち上げなどが順次行われている。後援会連合会(村井軍一会長)幹部によると、事務所開きやマニフェストの公表は7月中旬になる見通し。8月19日の告示まで2カ月を切る中、現時点では無風状態だが、陣営は盤石な態勢で本番に臨む構えでいる。
24日夜、合併した旧玉山村全域をカバーする玉山区後援会の設立総会が同区内で開かれた。区全域から約60人が出席。元玉山村長の工藤久徳氏や各種業界団体、地域の顔役がそろった。
会長には福田稔・新岩手農協代表理事専務、副会長には寺口市右衛門玉山区自治会連絡協議会長ら3人が選出された。福田会長、寺口副会長、顧問の佐藤登玉山商工会長を含め合併で設置された地域協議会委員が複数入会している。
同地区後援会は昨年末から水面下で準備が進められてきた。4月の市議選を経て正式な立ち上げを待っていた。合併で市議になった旧玉山村議19人のうち現職市議1人、落選3人、引退11人の計15人が会員に名を連ねる。
福田会長は「合併して1年半。合併の意義、効果は新市建設計画の中で順次実行され、安どの感がある。一層進めるためには地域が一体とならなくてはならない。8月の市長選をこぞって応援し、市長の重責を担ってもらうため後援会を設立した」と呼びかけた。
村井連合会長は「新しい盛岡づくりの1つの核にこの地区がなるのは明白。目玉は玉山地区。元気なまち盛岡を目指して走っている。1期目は足元を固めるために大変な時期。2期目は本人の個性をより出せる気持ちでいる」と支援の輪の拡大を訴えた。
谷藤氏は「合併に向けて熱い思いを持って臨んだ。地区発展のため要望も受け入れ、これを着実に実行せしめ、玉山区の発展に資さなければならない。盛岡全体の発展につながる。広域の立場でも合併の約束事がどう進んでいくか注目されている。推進した重い役目を担う責任を果たすため、引き続き市政を担当する決意を固めた。皆さんの理解と支援で大きい広がりの中、魅力を高めるため汗を流していく」と改めて決意を述べた。
谷藤氏は「中核市移行や各課題もあり、そこに全力を傾け、市民の理解をいただきたい。自分は市民代表の気持ちで務めている」と初当選した前回と同じスタンスで臨む。今後は旧盛岡市域でも後援会の顔合わせや地域要請による地区後援組織の新たな立ち上げが順次行われる。
後援会連合会幹部によると、告示まで残り1カ月前後をめどに事務所の立ち上げやマニフェストを公表する考え。「選挙戦になる、ならないではなく、有権者に示すため」と話している。
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