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地方選挙・地方政治

1994片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/13(木) 03:25:56
秘密徹底の民主、渡りに船の自民 大阪府知事選の舞台裏
2007年12月12日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712120092.html

 来年1月の大阪府知事選は主要政党が候補者を擁立する激戦模様となってきた。厭戦(えんせん)気分から一部にあった自民、民主、公明3党の相乗り論は雲散霧消し、12日には三つどもえの与野党激突の構図が固まった。太田房江知事の立候補断念から10日。府政のリーダーを選ぶ知事選は、11月の大阪市長選と同様、次の総選挙の前哨戦としても改めて注目を集めそうだ。

      ◇

 「まだ知事にもなっておりませんが、議会の皆さまのお力をお借りしなければなりません」

 12日午後。大阪府庁での立候補表明の記者会見を終えた橋下徹弁護士(38)は、大勢の報道陣を引き連れて府庁2階の議長室や与野党各会派の控室をあいさつして回った。同じころ、民主党が大阪大大学院の熊谷貞俊教授(62)の擁立に動いているとのニュースが駆けめぐった。

 事態が一斉に動き出したのは11日午後だった。

 東京・永田町の衆院議員会館にいた朝倉秀実・自民党府議団幹事長の携帯電話が鳴った。声の主は橋下氏だった。

 「あんなことをしてしまったけれど、もう一度チャンスはありますか」

 一度は立候補を撤回する姿勢を見せていた橋下氏が再度、自民党の推薦を得て、立候補したいと伝えてきたのだ。「本当にやる気があるのか」と問いつめる朝倉氏に「ぜひやりたい」と言い切った。「それなら府民に対してきちんと伝えなさい」。朝倉氏の言葉を受け、橋下氏は同日夕、芸能プロダクションを通じて立候補の意向を報道各社に伝えた。

 一方の民主党。その夜、大阪市内のホテルに平野博文・同党府連代表と府議団の幹部がひそかに会合を持った。前日までに候補者は2人まで絞られていた。「熊谷さんでお願いしたい」。平野氏が切り出した。阪大院教授の熊谷氏の名前が初めて府議らに明かされた。事前に熊谷氏と連絡をとった平野代表は、橋下氏の立候補の意向表明に「許されへん。大阪を馬鹿にしている」と電話口で憤ったという。

 この瞬間、自民、民主、公明3党の相乗りは崩壊した。

     ◇

 すべては、太田知事が立候補断念を表明した12月3日に始まっていた。

 3日午後、東京都内の宏池会事務所。評論家の堺屋太一氏に連れられた橋下氏が古賀誠・自民党選挙対策委員長に「知事をやらせてください。よろしくお願いします」と頭を下げた。自民、公明両党の推薦を受けて、府知事選に立候補したいと依頼したのだ。

 翌4日、自民党大阪府議団幹部の携帯に橋下氏から連絡が入る。

 「ぜひ立候補させてください。よろしくお願いします」

 「ほんまか。知事は激務やで。決心が変わることはないか」

 繰り返し確認する幹部に、橋下氏は「大阪のために頑張ります」と強調したという。


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