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地方選挙・地方政治
1472
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/26(月) 14:34:28
だれやみ評論:県議会が面白い /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070226ddlk45070205000c.html
東国原英夫知事の就任から1カ月が過ぎた。私の周囲でも新知事の株は上がるばかりで、急上昇ぶりが怖くなる。上がった株の運命は下がるしかないからだ。人気先行で発足した安倍晋三首相への反動がいい例である。
だから知事へのこれ以上の称賛は気が引けるのだが「良いものは良い」のも事実なので仕方がない。県議会の代表質問が始まり、ケーブルテレビで中継された質疑を見て驚いた。これほど面白い県議会を初めて見た。
全国各地を転勤し、いくつかの県議会を傍聴してきたが、そのつまらなさといったらなかった。県議の質問も知事の答弁も、事前に「擦り合わせ」を終え、議場では台本を棒読みするだけ。出来レースのやりとりにスリルはまるでない。傍聴が仕事の記者でさえ退屈な議会を、県民が聞きに来るはずがない。
それが一変した。知事は文書にほとんど目を通さず、身ぶり手ぶりで熱弁を振るっている。新鮮な肉声があふれ出てくる。今まさに目の前で議論が生まれているというライブ感覚なのだ。答弁に傷はないが肉声もない役人知事から、答弁の傷を恐れない気迫の現場に変わったのである。
議会初日の新知事の所信表明は、内容には感心したものの、原稿の棒読みに失望した。「間違わないように」と安全地帯に置くと言葉の勢いは死に、捨て身の覚悟で危険地帯に出ていくと言葉は躍動する。この逆説を目の当たりにした。
しかも知事にはジョークを交える余裕もあった。県議からは「笑いは余計だ」「議会の品位を落とす」などと冷ややかな声も出たそうだ。新知事へのこうした批判は歓迎したいし、知事答弁を辛口で批評する県議にも好感を持った。県政に堂々と「もの申す」のが多額の報酬をもらう県議の役目だからである。もっとびしびしと新知事に迫ってほしい。
とはいえ、笑いについての私の考えは違う。人を笑わせることは高度な知性の仕事だと思う。また、議会に内容がないなら、見かけだけの品位など意味はない。何より笑いには「論戦」と「口論」の違いを対話者双方に意識させる効用がある。
質疑では早くも知事にお世辞を言う県議も現れた。見苦しいし、知事の株は上がっても、この県議の株は下がるだけだろう。県民がもっと議場を注視すれば、不勉強な県議は出番を失い、白熱の論戦がよみがえるはずだ。<宮崎支局長・大島透>
毎日新聞 2007年2月26日
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