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地方選挙・地方政治

2221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/24(日) 14:39:22
転換:’08知事選 2大政党対決前面に 民主、鎌倉氏推薦決定で /熊本
 県知事選は23日、民主党が元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)の推薦を決め、東京大教授、蒲島郁夫氏(61)を支援する自民党との「2大政党対決」の構図ができ上がった。ただ、民主党は一枚岩とは言い難い。一方の自民党も、元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)や弁護士の北里敏明氏(59)に支持層の一部を切り崩されている。前相良村長の矢上雅義氏(47)も両党支持層に浸透を図る。投票まで1カ月。複雑な様相を抱えたまま各陣営は前哨戦にしのぎを削る。【笠井光俊、山田宏太郎】

 「県政でも民主党の主張を打ち出していきたい」

 鎌倉氏推薦を決定した民主党県連の鎌田聡代表代行は、会見で熱っぽく語った。党内の意見の食い違いで、自主投票の声もあった中で民主党が鎌倉氏推薦に踏み切った背景には、昨年夏の参院選勝利で広がりを見せている党への支持を次期衆院選につなぎ、党勢を拡大する狙いもあった。

 難産の末の推薦決定だった。

 県議会で民主党と同一会派を組む無所属の3県議が自民が支援する蒲島氏支持の姿勢を示し、党内の意見も分裂。川辺川ダム反対などの基準に照らして1月26日の役員会で鎌倉氏か北里氏の2人に絞ったが、調整は難航した。

 県連代表の松野頼久衆院議員は、「党内のまとまり」を重視して自主投票を主張。2月に入っても役員会の議論はまとまらなかった。党本部が情勢調査に乗り出すこととなり、23日に結論を先延ばしした。22日夜から23日の役員・幹事会直前まで幹事がギリギリの話し合いを続けた。最終的に情勢調査などを踏まえて「党の姿勢を明確にすべきだ」との意見が幹部会の大勢を占め、全会一致の形で鎌倉氏推薦にこぎ着けた。

 鎌田代表代行は「鎌倉氏がガソリン税の暫定税率でも『地方財源が確保されるなら廃止もある』としたことで、我々とより近さを感じた」と決定の理由を述べた。

 民主県連は幸山政史熊本市長が初当選した02年と06年の同市長選、04年の知事選でも内部事情などを考慮し、自主投票だった。しかし、参院選勝利で事情が変わった。県連内で「今回は党の姿勢を打ち出すべきだ。衆院選にもプラスになる」と主戦論が高まっていた。

 一方、蒲島氏を「勝手連の一員」として支援する自民党県連の前川收幹事長は「党として動じることはない」と冷静な表情で語った。県連内には「あいまいな『勝手連』ではなく、明確に蒲島氏を推薦すべきだ」という声もある。前川幹事長は「しっかりと情勢を分析しながら粛々と活動を進めていくだけだ」と述べた。

 鎌倉氏については「『県民党』を標ぼうしていたが、そうではなかったということだ」と批判した。

 民主党県連が最後まで鎌倉氏とともに選考のそ上に乗せていた北里氏の陣営では、百井正治事務所長が「我々はどの政党にも推薦願を出さず、一貫して県民党を訴えてきた。政党に左右されない県政のためにも、今後もその立場で推し進める」と話した。さらに「自民、民主の対応が決まったが、我々はその二つとは異なる立場で戦っていきたい」と述べた。

 ◇鎌倉氏「大きな力」 民主党県連推薦決定、支持拡大に期待

 民主党県連の推薦決定を受け、鎌倉孝幸氏は23日午後、熊本市坪井の事務所で会見した。「組織の支援をいただくことは大きな力となる」と話し、支持拡大に期待を込めた。

 事実上、自民対民主の構図となることについては「自民がどう対応するかは予見できない。川辺川ダムや道路特定財源を除けば、地方行政で両党の政策にそんなに違いがあるのかなとも思う」と答えるにとどまり、踏み込んだ発言を避けた。

 会見前に民主党の鎌田聡県連代表代行ら県連役員が鎌倉氏の事務所を訪問し、推薦決定を伝えた。会見後、県連役員はさっそく陣営スタッフと今後の活動や態勢づくりについて話し合った。

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 ◇予想される主な顔ぶれ◇(敬称略)

岩下栄一 61 無新 [元]衆院議員

蒲島郁夫 61 無新 東大教授

鎌倉孝幸 61 無新 [元]県部長

北里敏明 59 無新 弁護士

矢上雅義 47 無新 [元]相良村長

毎日新聞 2008年2月24日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080224ddlk43010266000c.html


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