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地方選挙・地方政治

1059片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 19:21:52
07愛知知事選:人物研究/上 神田真秋氏編 /東海
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061205ddlk23010150000c.html
 ◇慎重、手堅さに定評

 愛知県知事選は来年2月4日の投票まで2カ月を切った。32年ぶりに県政与党が分裂する本格選挙は、3選を目指す現職の神田真秋知事(55)=自民、公明推薦=と、前犬山市長の石田芳弘氏(61)=民主推薦=が動きを本格化させ、激しい前哨戦を繰り広げている。両氏の人脈をたどりながら、人物像を探った。

 ◆一宮

 ◇地元の支持強く

 「このごろ良くないことをするのがいろいろ出てくるが、知事は知事でも(神田氏は)ちょっと違う」。11月24日夕。各地で知事が関与する談合事件が相次ぐ中、愛知県一宮市内で開かれた政治資金パーティーで、元首相の海部俊樹(75)は上機嫌で語った。

 神田とは「師弟関係」と言える間柄。弁護士だった神田は、東海高校の先輩にあたる海部に推され、89年11月の一宮市長選に挑んだ。市長選は、当時の衆院愛知3区(中選挙区)で同じ自民党内のライバル関係にあった海部と元通産相、江崎真澄(96年死去)の「代理戦争」とされた。苦戦が予想された神田だが、海部の全面支援もあり、江崎が推す前市助役を破って初当選を果たした。

 「海部さんと神田さんは似ている。アドバルーンを上げるようなことはせず、自分が確証を持ってから言葉にする。そして周りから担がれるタイプ」。2人を知る政界関係者はこう評する。

 地元の一宮人脈は今につながる。激戦となった市長選で、海部事務所の地元秘書として陣頭指揮を執った岩村進次(52)は今、県議会最大会派の自民党県議団(60人)の団長を務め、神田県政を支える。神田陣営の選対には、市長時代からの後援組織「桃宮会」も参加。世話人の稲葉泰秀(62)は東海高の先輩で、万博ボランティアセンター副理事長の国分孝雄(67)が代表を務める勝手連的な支援組織「やろまい愛知・県民の会」と連携、無党派層の取り込みを図る。

 神田については「経済界との個人的付き合いが少ない」(財界関係者)との声が目立つが、繊維商社大手「豊島」会長で、一宮商工会議所名誉会頭の豊島半七(77)が市長時代から神田を支持する。過去の知事選でも、各地の商工会議所を回り神田への支援を呼びかけている。

 今年1月、豊島は神田と二人で会い、知事3選への意欲を尋ねた。しかし、笑っただけで否定も肯定もせず、出馬の意向が伝えられたのは9月22日に県議会で正式表明する2日前だった。「几帳面(きちょうめん)で真面目(まじめ)で、ものすごく慎重」。豊島は神田の性格をこう表現する。

 ◆自民

 ◇3選へ欠かせぬ協力

 「民主王国」といわれる愛知の知事選で、民主候補に勝利するには、自民党との協力関係が欠かせない。

 神田3選擁立に向けた流れを同党内で早々と作ったのが、9期目の長老県議、寺西学(70)=党県連会長代理=だ。99年の知事選当時、県連幹事長だった寺西は、一宮市長の神田に出馬を求めている。今年5月には、自身が中心となって取りまとめた同県議団の政策提言「夢あいち21」への支持を神田に要請。神田も今月1日の定例県議会で、「夢あいち」に盛り込まれた生物多様性条約締約国会議誘致について「最大限努力する」と述べ、配慮をうかがわせた。

 同県議団には、寺西を中心とした「寺子舎(てらこや)の会」という勉強会があり、31人が参加。岩村や、神田陣営の選対で中心的な役割を果たす党県連幹事長、加藤南(60)もメンバーとなっており、寺西が神田県政の「キーマン」との見方は根強い。

 ただ、そんな寺西も神田の「地味さ」に危機感をにじませる。ある会合に出席したところ、一宮在住者を含む5人の若い女性全員が神田の名前を知らなかったという。神田も姿を見せた先月の一宮でのパーティーでこの話を披露し、「このまま選挙をやれば、どうなるのか」と語気を強めた。

 同県連内には「2期8年の間に中央政界と太いパイプを築いてこなかった」(幹部)との批判もある。ただ、県幹部は「知事は特定の人や団体とだけ深く結びつくのを嫌がる。自民とも一定の距離を置いているのでは」と推測する。


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