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地方選挙・地方政治
1563
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/25(金) 09:53:29
貢献度で公認判断、自民党県連 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/a/25/news01.htm
知事選に前県議会議長の大沢正明氏を擁立した自民党県連は二十四日、県議団総会を開き、県連所属の国会議員の知事選への貢献度が低いと認めた場合、次回の国政選挙で党本部に公認推薦しない方針を申し合わせた。後援組織への働き掛けなどを判断材料にするもよう。議員の支援姿勢の違いが指摘されているためで、公認という切り札をちらつかせて引き締めを図るとともに、選挙戦に対する県連執行部の強い姿勢を各種団体などにアピールし、支持を引き寄せたい考えだ。
選挙戦への貢献を公認推薦の条件とする対象は、選挙区選出の衆・参両議員。比例代表候補の公認は本部の裁量で決まるのに対し、選挙区候補は県連の推薦・申請が条件となっているため。
総会では金子泰造幹事長が「国会議員の対応は重大な結果につながる」と切り出し、十分な支援をしなかった国会議員について「従来のように自動的に公認するようなことはしない」と方針を説明。異論は出ず、拍手で承認された。
県連は公認推薦を見送る明確な基準は示していないが、後援会への働き掛けを重視する構え。金子幹事長は「自民王国群馬のメンツに懸けて、自身の政治生命を懸けて、という意気込みで支援しない人」と説明した。
県連執行部の強硬姿勢の背景には、国会議員の温度差だけでなく、県議の後援組織の一部が他候補の支援に回るなど、組織の緩みへの警戒感がある。自民は党本部が、参院選対策で「衆参同日選的態勢づくり」を掲げ、衆院議員に総選挙並みに後援会組織をフル回転させるよう要請しており、県連はこの動きと連動して支持固めを急ぐ。
ある県議は「県連が一致して擁立し、異例の自民党公認まで得る候補を落とすわけにはいかない」と強調。金子幹事長は「先輩の先生方に失礼に当たるから、決議という形は取らないが、県議団の思いを申し合わせた。場合によっては文書で通知する」と話した。
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