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地方選挙・地方政治

200片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/19(月) 21:39:50
知事選へ
  民主が独自候補も視野 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2005/syuin/kikaku4/05.html

 「この七年半の間、行ってきた施策や改革は進展しているが、なお道半ば。しっかり成就させる責任を痛感している」

 十三日の九月定例県議会初日。本会議であいさつに立った知事の金子原二郎(61)は、三選を目指す決意を表明した。

 自民の歴史的大勝で幕を下ろした衆院選。本県では比例復活を含め自民四人、民主二人が当選。参院を含めると本県に足場を置く国会議員は自民五人、民主四人となり、解散前に比べ自民が一増となった。これが来年二月予定の知事選や二〇〇七年の参院選にどう影響を及ぼすのか。

 金子は既に三十を超える団体から出馬要請を受けたが態度を保留。〇二年の再選時の例から九月議会での態度表明が濃厚とみられていた。

 そして、タイミングを計ったように衆院選終了直後に出馬表明。県政界からは「衆院選の結果が判断に影響した」との声が出た。「民主が苦戦、自民が躍進した流れに乗りたいという考えがあったのではないか」。県議の一人はそう話す。

 金子はもともと自民の衆院議員。知事転身に当たっては無所属で立候補した。〇二年の前回知事選では自民、民主、旧自由など六党相乗り推薦で他候補を圧倒。共産を除くオール与党体制の中で二期目を過ごしてきた。

 「公平・公正」が金子の信条。大きな失政もない中で、この点に異論を挟む声が出てきた。

 民主県連は七月末の常任幹事会で、知事選に独自候補擁立の可能性も含めて議論することを確認。「金子の政治姿勢に公平・公正という点で問題がある」というのが理由だ。民主関係者は「知事就任後の国政選挙で、自民寄りの動きがあったようだ」と指摘する。

 民主は〇四年の参院選長崎選挙区で、自民前職を打ち破り犬塚直史(50)を当選させた。比例得票でも自民に約三千八百票差をつけ”第一党”となった。仮に知事選で敵に回れば、金子には大きな壁となる。だが、今回の衆院選の比例代表では、自民が再び民主を四万票以上引き離し、金子に不利な情勢は解消された。

 金子は、県政界でささやかれるこうした見方を「知事選と衆院選は関係ない。私の公平・公正という姿勢も変わっていない」と否定する。

 民主県連は知事選対応について近く協議を再開させる。注目されるのが、一九九八年の知事選で金子と激戦を演じ、今回の衆院選で長崎2区への出馬要請を固辞した民主の参院議員、西岡武夫(69)の動向だ。また、共産県委員会も対立候補の擁立を検討している。

 知事選の先には〇七年の参院選も控える。自民の田浦直(68)と西岡が任期満了を迎える。自民県連幹事長の三好徳明は「小泉旋風は二年後までは吹いてない」とみる。その時、県内の政界地図はどうなっているのか。知事選をめぐる動きが大きなポイントとなる。(文中敬称略)

 (衆院選取材班)
2005年9月17日長崎新聞掲載


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