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地方選挙・地方政治
353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/11(金) 00:50:37
石原産業は一九六〇年代、三重県四日市市の工場から硫酸の廃液を垂れ流し、四日市海上保安部により摘発され、水産資源保護法違反などの罪で一九七一年に起訴され、その後有罪判決を受けた。公害で刑事事件に発展した初のケースで、その後の四日市公害訴訟を含む、いわゆる「四大公害訴訟」にいたる発端だった。同保安部の田尻宗昭警備救難課長(故人)は、公害Gメンとして知られるようになった。
石原産業側はこう弁明する。「一部の社員が社会、安全、環境といった当社の社是に反するような行動をとって、このような問題を起こしたのは極めて遺憾。前回の四日市公害の教訓を結果的に生かせなかった。最終処分場の受け入れ能力に限界があり、また、問題のあった物質だけに処分場周辺住民の感情も厳しい。すべて処理するのに一年以上はかかる」
四日市公害を記録する会代表の沢井余志郎氏(77)は「石原産業はかつて刑事責任まで追及されたのに、まったく懲りないし反省がない。三重県はかつて深刻な公害を経験した自治体として認識が足らない」と行政にも注文を付ける。
中部大の谷山鉄郎教授(環境科学)は「六価クロムは汚染物質でも特に農作物に影響がある。石原産業が産廃という認識を隠してリサイクル品として販売したなら、大変な犯罪だ」と厳しく批判する。
フェロシルトが最も多く使われた愛知県瀬戸市は愛知万博瀬戸会場があった地だ。
同県の環境保護団体「ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク」の吉川三津子代表は「瀬戸は六十カ所の処分場を抱える国内でも有数の産廃銀座。私たちは三年前から、愛知万博は産廃に囲まれて開催されるということを訴えてきた。なぜ今になって行政や石原産業の動きが激しくなってきたのか不思議だ。万博終了を待っていたのかと勘ぐりたくなる」と強調し、こう訴える。「万博では酸化チタンによる光触媒で建物が汚れない、環境に優しいとピーアールしていた。しかし、まさにその足元で、酸化チタン製造過程で出たフェロシルトが大量に使われていた。究極の矛盾だ」
◆メモ <フェロシルト>
石原産業が開発した埋め立てや造成で土砂の替わりに使う埋め戻し材。主な原料は、同社四日市工場で、冷蔵庫や建材を白色にするための顔料となる酸化チタン製造過程でできる硫酸廃液を固めた汚泥。英語の「フェライト」(地鉄)と「シルト」(砂と粘土の間の細かさの土)を組み合わせた造語。
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