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地方選挙・地方政治
726
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/25(水) 21:42:11
自民県議団総会 推薦問題、結論出ず “山本派”、態度保留者も 讀賣山梨
来年1月の知事選で、自民党県連は24日、県議団総会を開き、出馬表明している山本栄彦知事(71)と横内正明・元衆院議員(64)のどちらを推薦するか協議した。県議団分裂を避けたいとする意向が強く働いたため、多数決などの強攻策はとらず、結論を持ち越した。また、“山本派”と見られていた複数の県議が支持表明を保留したことも明らかになった。
甲府市丸の内の県連会館で開かれた総会には、県議24人が出席した。冒頭、相馬紀夫幹事長が、20日は受理しなかった横内氏の推薦要請書を総会直前に受け取ったことを報告。既に要請した山本知事とどちらを推薦するか、県議全員から意見を聞いた。出席者によると、山本知事の支持を明言したのは11人で、横内氏支持は7人。6人が態度を保留したという。
総会後の会見で山下実会長は、推薦見送りも含めて様々な意見が出たとした上で、「議論が尽くされていないので、後日改めて集約することに決めた」と述べた。9月21日の総会で山本知事の当面支持で合意した点について質問が飛ぶと、臼井成夫総務会長は「横内氏が出馬表明したことで、支持は“ふりだし”に戻ったと認識している」と発言。これに対し、相馬氏が「山本氏支持は生きた状態での議論になる」と反論する場面もみられた。結局、臼井氏が「支持については、新たなスタートラインに立った」などと言い換えたことでその場は収まったものの、幹部間で認識のずれがあることを印象づけた。
山本知事支持を巡っては、1、2区の大部分の県議が議員連盟を結成するなど結束をアピールしていたが、今回の総会では一部県議が「地元やほかの県議と相談したい」などとして態度を保留した。山本知事支持の県議は「自由に意見を聞いたらまだまとまらない人がいただけ」と説明するが、横内氏を支持する県議は「地元で横内氏を支持する声が強くなり、無視できなくなったのではないか」と指摘している。
(2006年10月25日 読売新聞)
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