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地方選挙・地方政治

1530片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/15(火) 00:27:41
戦略:07年知事選/下 共産、社民の場合 野党共闘ならず /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070514ddlk02010062000c.html

 ◇党派超え「反現職票」狙う−−共産

 ◇存在示せぬ危機感−−社民

 「現職の力は計り知れない。奇跡を起こすには党派を超えた支持を得ることが必要だ」

 共産公認で知事選に出馬する党県委員長の堀幸光氏(59)は12日、青森市内で行った事務所開きの席上で、集まった陣営関係者にゲキを飛ばした。

 同党のこれまでの選挙は、党員の引き締めに頼った組織戦が主体だった。だが、今回は事情が違う。「野党共闘」を掲げていた野党第1党の民主が独自候補の擁立を断念したことで、堀氏が「反自民票」「反現職票」の受け皿としての役割を担うことになった。その役割を全うするためには、無党派層への食い込みだけでなく、いかに他党支持層に陣営が掲げる政策を浸透させ、納得させるかが大切になるのだ。

 4月の統一地方選では県議選で自民が圧勝するなど、保守層の強固さを改めて見せつけられた。しかし、その中でも共産関係者は光明を見たという。

 県議選の黒石市選挙区では、現職の三村申吾氏(51)=自民、公明推薦=を全面支援する自民の公認候補が無投票当選した。ところが、続く同市議選(定数16)では共産公認候補が1808票を集めて2位当選を果たしたのだ。

 この出来事は自民関係者の関心も集めた。ある自民県議は「(自民の)政策が誤解されたのかと個人的には気になる。確かに、弱者の視線に立てば『どうかな』と思うものもある。地方の声を党本部に伝えなければ」と戸惑いを隠さない。

 知事選で堀氏陣営は、県経済や雇用情勢などの面で広がる「格差」の是正を中心に訴える。堀氏陣営の幹部は「自民べったりの三村県政は、弱者切り捨てを進めた自民主導の国政の象徴。県民の中に眠っていた国政批判、三村批判の目を覚ませられれば、自民を慌てさせる結果が残せるはずだ」と自信を見せた。

     ◆

 民主との共闘の可能性を探ってきた社民党県連は、民主の「不戦敗」で知事選で存在感を示す機会を失った。参院選でも独自候補の擁立に至っていない。

 ある社民党県連幹部は「共産とは一緒に戦うのは難しい。かといって知事選期間中に何もしないのでは、組織の一層の弱体化は避けられない」と語る。知事選の告示直前に至っても方針の定まらない状況に、県連内部の危機感は強まっている。

 今月に入り、社民と同様に「反核燃」を主張する西谷美智子氏(46)が出馬を表明し、社民に推薦願を提出した。同党県連は14日に常任幹事会を開いて扱いを協議する。

     ◆

 知事選は17日に告示され、6月3日に投開票される。17日間の選挙戦の戦い方が7月の参院選の結果に大きく影響するだけに、各党とも、これまで以上に「勝ち方」「負け方」にこだわって知事選に臨む。(この連載は村松洋、喜浦遊が担当しました)

毎日新聞 2007年5月14日


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