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地方選挙・地方政治
366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/17(木) 02:24:40
もともとの話が難しい上に、記事も歯切れが悪い。
検証・酒田市長選:/上 民主迷走 阿部氏との関係で思惑も /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000070-mailo-l06
合併新市初の酒田市長選は、旧酒田市長の阿部寿一氏(46)が初当選した。旧市の市政運営への批判はあったが、新しいまちづくりを足踏みさせてはならないという市民意識が、阿部氏を選択したともいえる。選挙は厚い布陣で展開した阿部氏に対し、元横浜家裁事務官の岡崎理香氏(45)を推薦した民主党の迷走が目立った。【粕谷昭二】
6日の阿部氏出陣式。安達忠一・連合山形会長は「この布陣を見ると、敵は陣営の中にある」と語気を強めた。連合山形は前回同様、阿部氏を推薦したが、民主党が阿部氏から岡崎氏推薦に回ったことへの複雑な心中を表したものだ。
安達会長は「そうした党を支えなければならないところに連合のつらさがある」とも話す。
民主党県連(会長・近藤洋介衆院議員)が、「必勝に向け、党一丸で取り組む」と、岡崎氏推薦を決めたのは先月24日。党第3区総支部の論議を尊重したものだが、支部段階では推薦と自主投票で意見が割れていた。阿部氏との関係を重視する県議や市議候補らの思惑も絡んでのことだ。
◇ ◇
支部常任幹事の旧酒田市議は「阿部氏の連合への推薦依頼は知っていた。歩調を合わせようとの意見もあったが、同氏の政治姿勢から支部として推薦の選択肢はなかった」と話す。理由は国政や統一選での阿部氏の応援姿勢、民主系市議会会派との連携が不十分であることなどを挙げる。
推薦しながら、事務所開き、出陣式、総決起大会と、「党の顔」となる幹部の出席がないことに岡崎事務所の不満が募った。「あいまいな推薦より、一党一派に属さない選挙戦にする」(佐藤一憲後援会長)として、同事務所は「推薦を遠慮する」旨の文書を2度、県連に送り付けた。
近藤会長が岡崎事務所に顔を出したのは、選挙戦も1日を残す11日午後。「当選を期して頑張ってほしいと激励に来た。(表立った活動・支援がないことと推薦の重さについて)推薦といっても僕ら(党)は応援団だから、日程の調整がつかなければ出来ない物事もある」。近藤会長の説明は歯切れが悪い。
◇ ◇
阿部氏の個人演説会では、応援弁士に立った民主党支部幹部の市議候補が、「酒田を思う岡崎氏には敬意を表するが、一部の者で市政を牛耳ろうとする、前回と同じ応援部隊の選挙構図では駄目だ」と、岡崎氏側を痛烈に批判。選挙後、阿部氏の祝勝会場に民主支持者が顔を出すなど同党のねじれぶりをのぞかせた。
選挙戦最終日の12日。繁華街で寒河江政好・公明党県本部代表がマイクを握り、「酒田市に大きな変革をもたらそう」と岡崎氏支援を訴えた。前回の市長選で公明は自主投票。寒河江氏は「私が来たことは推薦に近い意義を持つ」。また前回、阿部氏を推薦した社民党は「推薦しない意味を(阿部氏は)重く受け止めてほしい」と、自主投票を決めた。
自民・公明両党の衆院議員が岡崎氏応援に来酒したことも、民主迷走の一因とされるが、党県連幹事長でもある和嶋未希県議(3区支部副代表)ら幹部が、表舞台に出ることはなかった。和嶋県議は「(岡崎事務所から)要請があれば応じるよう、近藤会長の指示を受けたが、要請はなかった」と話し、市議候補の選挙カーに乗っても「市長には岡崎候補を」との声を発することはなかった。
11月15日朝刊
(毎日新聞) - 11月15日16時10分更新
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