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地方選挙・地方政治

1680片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:27:46
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<4> 政界再編?モザイク模様
2007年6月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070623/CK2007062302026460.html

 「現職が労働組合と手を握った。保革対決のような戦いは悲しむべきこと」。自民党が擁立する大沢正明氏の後援会事務所開きで、陣営幹部の女性が声を張り上げた。本県では戦後、自民党から三人の首相を輩出している。自民党の「保守」へのこだわりは強い。「保守とはすなわち自民。保守王国の群馬では自民党が『県民党』だ」と同党県議は言い切る。

 「保革対決」の指摘の背景には、現職の小寺弘之氏が、連合群馬などの労組から支援を受ける構図がある。旧社会党の流れをくむ有力政治家も小寺氏に付く。「小寺さんを五選させるのが、私の最後の役目」。民主党の角田義一参院議員は四月の県議選の段階から豪語。元社会党委員長の田辺誠氏も応援演説に立った。

 ■重なる支持層
 小寺氏は「保革対決」という指摘を「私の支持層は自民党の支持層とも重なっている」と否定する。確かに小寺氏の支援者には高木政夫・前橋市長ら元自民党県議も多く、同党国会議員の後援会役員に名を連ねる人も数え切れない。

 自民党県連は昨年五月に派閥を解消し一本化したが、小寺氏を四期目まで支えていたのは中曽根康弘元首相系の派閥だった。こうした背景から、小寺氏と大沢氏の争いを「結局は権力争い」(元県幹部)とする冷ややかな見方もある。

 「県内の保守の復権を目指す」。元自民党県議の山本龍氏は、民主党の保守系グループの支援を受け、「自分は保守政治家の一人」と宣言する。一方で民主党の保守系は、対立する党内の旧社会党系勢力が多選の現職を支持することについて、「さっぱり分からない」と切り捨てた上で、現状を見つめる。「いま革新という勢力はあるのか。もう五五年体制ではないのだから」

 ■唯一の「革新」
 「革新」を自任し、前面に出して戦う弁護士の吉村駿一氏。共産党県委員会などでつくる「民主県政をつくる会」が擁立する。五回連続出馬となる吉村氏は、前回、前々回の知事選で共産を除く各党派が現職に相乗りする中、唯一の対立候補として県政の問題点を糾弾してきた。

 「保守の三人は、いずれも格差と貧困を進めた政治責任が問われる側。県民不在の内部抗争だ」。吉村氏は保守分裂選挙を批判し、「貧困と格差の是正」「憲法を暮らしに生かす」をキーワードに、福祉政策を中心に訴える。だが、今回は自民党なども現職批判を繰り返しており、いかに存在感を発揮できるか。現職と自民党の対立が激化した県議会では、自民と公明、共産党が修正議案に賛成するという奇妙な場面もあった。

 候補が入り乱れ、保守の意味合いが広がり薄まる中、革新という対立軸を鮮明にするのも簡単なことではない。


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