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地方選挙・地方政治
2384
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:42:31
県議補選告示 5人立候補
衆院選見据え激突
県議補選(前橋市・勢多郡区、欠員2)は16日、告示され、5人が立候補を届け出た。自民、民主両党が激突する衆院選の「前哨戦」ともなるほか、来月8日告示される前橋市議選の直前に行われることもあって、激しい選挙戦が9日間にわたって展開される。投開票は25日。
立候補を届け出たのは、無所属で障害者福祉事業所長の亀田好子(53)、無所属で元県出納長の後藤新(48)、共産党公認で党職員の店橋世津子(47)、無所属で元県議の桑原功(63)、自民党公認で元県議の山本龍(49)の5氏。
亀田氏は高花台地区で第一声。「歩いて通えるスーパーを取り戻そう」と団地住民に地域再生に向けた熱意を強調。民主党1区総支部長の宮崎岳志氏が応援に駆けつけ、「亀田さんは20歳の頃から福祉のプロフェッショナルとして活躍して来た」と福祉分野の手腕に太鼓判を押した。
後藤氏は中心市街地の選挙事務所でタスキをかけると、「政党の利害得失に左右されている」と大沢県政を厳しく批判。小寺弘之前知事や高木政夫前橋市長とも固い握手を交わし、親密さをアピール。午後には市内で1000人規模の出陣式を開催し、ボルテージを上げた。
店橋氏は選挙事務所での出陣式で「共産党議席を県議会に復活させてほしい」と訴え、遊説に出発。昼には県庁前で通行人ら約90人に向かって雇用や医療の問題、消費税などへの考えを語り、「市議、保育士、母親の経験を生かして皆さんの命を守るために全力で頑張る」と支持を訴えた。
桑原氏は市役所前で「市町村にどんどん権限を委譲し、住民が参加できる地方自治を作りたい」と演説。選対幹部の角田義一・元参院副議長もマイクを握り、「自民党対民主党の対決だ。自民党を勝たせることは消費税増税を容認することになる」と次期衆院選に絡めて支援を呼びかけた。
山本氏は佐田玄一郎衆院議員のほか、南波和憲県連幹事長ら約15人の自民党県議団が見守る中、県庁前で第一声。「正しい政治の上にきちんとした未来を積み上げよう」とあいさつ、急ぎ足で選挙カーに乗り込んだ。夜には自民党県連で団体関係者らと出陣式を開いた。
15日現在の有権者数は27万8145人。期日前投票は17日から前橋市役所と富士見村役場で始まる。19日以降は前橋市内の3支所と公民館11か所でも受け付ける。
(2009年1月17日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090117-OYT8T00082.htm
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