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地方選挙・地方政治
1694
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/02(月) 14:40:11
川井村長に内舘氏 228票差、巣内氏破る 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070702_2
◇川井村長選開票結果(午後8時20分選管終了)
当1,391票 内舘 勝則51 無新
1,163票 巣内 宏一66 無新
(法定得票数638.5票)
任期満了に伴う川井村長選は1日投票が行われ、午後7時半から村山村開発センターで即日開票の結果、無所属新人で前村産業振興課木の博物館推進室長補佐の内舘勝則氏(51)が、無所属新人で前村収入役の巣内宏一氏(66)を228票差で破り、初当選を果たした。内舘氏は「村政刷新」を掲げ、青壮年を中核とした運動で急速に支持を拡大した。巣内氏は道又邦彦村長の後継として厚い組織態勢に支えられたが、内舘氏の勢いを食い止められなかった。
内舘氏は出馬表明が告示の1週間前だったが、青年団活動の仲間など青壮年を中核とした後援会(因幡孝司会長)を短期間で整え出遅れを解消。村議は14人のうち民主党寄りの6人が支持した。
若さと行動力を前面に出し「村政の流れを変え、活気のある村をつくる」と主張。告示後の数日で村内全戸を回るなど豊富な運動と草の根的な戦術で40代以下の若い世代を中心に支持を広げ、有権者数の多い高齢者層にも食い込んだ。
巣内氏は道又氏支持で自民党系の村議8人が支持。後援会(沢田令会長)は同党の鈴木俊一衆院議員らの後援会を母体とし、村議会議長経験者や村内各団体代表らが名を連ねる厚い態勢を敷いた。
村職員として47年の豊富な行政経験と道又村政の路線継続を強調。陣営の一部にあった安泰ムードを引き締め逃げ切りを図ったが、内舘氏の攻勢の前に地盤の川井地区や小国地区なども崩された。
投票は午前7時から午後6時まで村内14投票所で行われた。当日の有権者数は2966人(男1449人、女1517人)。投票率は86・58%(男86・06%、女87・08%)で、2003年7月の前回選挙の85・02%を1・56ポイント上回った。
投票総数は2568人(男1247人、女1321人)、有効投票は2554票、無効14票だった。
村民目線で村政
内舘勝則氏の話 出遅れで大変な選挙だったが、私を支援する仲間、特にこれからの時代を担う40、50代の人々の草の根運動で当選できた。選挙戦で訴えた、常に村民の目線に立った村政運営を実行したい。
内舘 勝則氏(うちだて・かつのり)県立農業短期大学校卒。82年村役場入り。農林課長補佐など経て05年産業振興課木の博物館推進室長補佐。51歳。川井村夏屋出身。
【写真=初当選し支持者と万歳する内舘勝則氏。右は栄子夫人=1日午後8時25分、川井村夏屋の事務所】
(2007/07/02)
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