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地方選挙・地方政治
1244
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/26(火) 07:30:26
知事選 杉野氏が政策発表 現職と対決色鮮明に 讀賣神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news001.htm
県知事選に、自民党県連の推薦を受け出馬を表明している前埼玉高速鉄道社長・杉野正氏(48)が25日、財政再建、中小企業支援などを盛り込んだ政策を発表した。杉野氏は、松沢知事が提案して否決された知事任期を3期12年までとする多選禁止条例案に対し、「民間では、赤字を出して12年がいいという人はいない。4年でできなかったらもうやりません」と語り、対決色を強く打ち出した。
政策は「骨太プラン」と銘打ち、10項目の公約と、四つの「構想」から成る。県債残高がこの4年で約5000億円増えたことを引き合いに、「プライマリーバランス(基礎的財政収支)の赤字を4年間で黒字にする。増えた借金を止め、減らす。減らした分を光が当たっていないところに配分していくことが基本だ」と政策の基本的な考え方を述べた。具体的な数値目標を盛り込んだ政策を2月に発表する。
県の2005年度一般会計決算で、404億円のプライマリーバランスの赤字になっている。松沢知事も12月議会で「10年度までに黒字化を達成できるよう努力する」と述べているが、杉野氏は「4年で結果が出ていないものができるはずがない」と批判した。また、県税の増収を図るため、中小企業を支援することを挙げ、赤字でも無担保・無保証で融資が受けられる「神奈川元気サポート資金」を創設することを打ち出した。
一方、松沢知事が進める企業誘致策「インベスト神奈川」について、「あまり効果がない」として、大企業ではなく、県内企業の9割以上を占める中小企業に積極的な投資を行う考えを示した。
このほか、政策は、「パフォーマンスは要らない」「お役所言葉は排除する」など、サラリーマン出身を強く意識させる内容となった。四つの「構想」の中では、県が起業して上場を目指すことや、横浜から箱根への直通電車の実現を提言した。
(2006年12月26日 読売新聞)
杉野氏 自民党本部推薦 いまだ得られず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news002.htm
自民党県連は25日、杉野氏が現時点で党本部の推薦を得られていないことを明らかにした。
県連は推薦の要請を続けることにしているが、斎藤達也・県連幹事長は「県連推薦でも戦う」と語った。
県内の国会議員と12日に会談した中川幹事長が「県連推薦として戦ってほしい」と述べたという。
(2006年12月26日 読売新聞)
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