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地方選挙・地方政治

1251片言丸:2006/12/26(火) 18:34:15
繰り返す構図:’07浜松市長選/下 自民 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061226ddlk22010180000c.html

 ◇根強い“民主アレルギー”

 「市長に来年に向けての意思を問う」。1日の浜松市議会本会議。自民党系の最大会派「新世紀浜松」の吉村哲志議員が代表質問に立った。来年4月、市長選とほぼ同時に政令市に移行する市の課題を挙げ、北脇保之市長(54)の選挙に向けた決意を問う内容だった。

 北脇氏は「政令市、浜松の基礎を築く」と答弁し、出馬の意思を明らかにした。かつても繰り返されてきた現職の出馬表明と同じ光景に見えるが、実は質問はかつてない異例な内容だった。それを物語るように、新世紀の席は一部が「がんばれ」と拍手したのに対し、黙って腕を組み見つめるだけの議員もいた。

 議会事務局によると、栗原勝・前市長時代から最大会派の所属議員が選挙前年の11月定例会で現職に出馬の意思を問うのが慣例となってきた。質問も「ぜひ出馬してほしい」と出馬要請の色合いが濃く、会派として支援を表明する場でもあった。しかし今回は「決意を伺う」とトーンダウン。支援も明言しなかった。

  ◇  ◇  ◇

 約1週間前、北脇氏は市役所内に、自民党浜松市浜松支部長で新世紀会長の柳川樹一郎議員を訪ねていた。北脇氏は元、民主党の衆院議員(8区)だが、新世紀は与党として北脇氏を支えてきた。代表質問が近づいても質問者が決まらず、北脇氏は「前回と同じように質問してほしい」と要請したという。柳川氏は了承したが「もろ手をあげて応援するという姿勢はみせられない」とクギを刺した。会派内がまとまっていないからだった。

 新世紀は、所属する23人のうち10人が合併前の旧市町村出身者で、北脇氏と合併の約束事が残っている。「市長が代わればほごにされる」という危惧(きぐ)から「支援せざるをえない」事情がある一方、会派内には「以前は民主の看板を背負っていた」と、“民主アレルギー”も強い。

  ◇  ◇  ◇

 4日夜、自民系市議が塩谷立衆院議員(8区)事務所に集まった。北脇氏と、対抗馬に名乗りを上げた鈴木康友前衆院議員(49)のどちらを推すかを話し合うためだ。議論は約1時間半続いたがまとまらなかった。会の終わり、事務所に立ち寄った塩谷氏は「党公認の候補を出すのがスジだが……」と言葉を濁した。

 背景には、康友氏を擁立した鈴木修スズキ会長が、かつては宿敵でもあった塩谷氏に面会を申し込んだことがあったという。関係者によると、市長選に自民の支援を仰ぐためだった。「『康友を支援すれば次期衆院選で応援する用意がある』と交換条件も準備していた」とこの関係者は話す。

 22日、出馬表明の会見を開いた康友氏は、その足で市議会の各会派に向かった。最初の新世紀の控室で迎えたのは2人だけだった。ある市議は「経済界が頭を下げてきた。迷う必要はない」と康友氏側になびく。別の市議は「昨日まで敵だった康友氏を簡単には推せない」と語る。「公認候補の擁立」も含め、議員同士で何度も話し合いが持たれたが、25日現在、結論は出ていない。【望月和美】

毎日新聞 2006年12月26日


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