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地方選挙・地方政治
473
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/27(木) 20:18:01
発信力のある者が勝つ。総選挙と似てるわね。
百家争鳴:混迷の知事選/上 進まぬ候補一本化 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000112-mailo-l20
8月6日の投開票まで3カ月余りに迫った知事選。田中康夫知事が出馬を明言しない一方、今月に入ってからも「反田中」派団体の設立が相次いでいる。具体的な対抗馬の名前も挙がり始めているが、選挙戦の構図はいまだ見えない。反田中派候補者が乱立するのか、一本化できるのか。「百条委」で「実質的な不信任」をたたきつけた県議らは。政党は。そして田中知事の思惑はどこにあるのか。混迷する知事選を巡る動きを追った。
◇背景に過去の記憶
「たとえ『汚れた市民団体』と呼ばれてもいい。田中県政を替えるためなら、県議であろうと誰であろうと連携する」。14日夜、松本市内。「反田中」派の諸団体が顔をそろえた会合の場で「新長野県政連絡協議会」の幹事、永田恒治弁護士が語気を強めた。
「最終的な目標に向けて、足並みを乱さずにやっていきたい」。候補者一本化に向けた決意の表れだったが、会場内には永田氏の言動を冷ややかに見る向きもあった。
「これまでの失敗を忘れたのか」
◇ ◇ ◇
候補一本化の遅れに対する危機感からか、「反田中」派の団体はこのところ、急速に連携を模索している。連絡協の会合には「輝く明日の長野県を考える会」の代表世話人、近藤光・連合長野会長も来賓で招かれ、両者の連携が期待された。
だが、議論は百出した。ほとんどの団体が意中の候補を明かさず、一部の団体に対し「足並みを乱している」と非難する団体もいた。考える会の主導を求める声に対し、近藤会長が「考える会が中心になるつもりはない」と断る一幕もあった。
出席者の一人は「団体ごとに温度差があった」と指摘する。「団結は必要だが、県議や既成政党が前面に出てくれば、守旧派のレッテルを張られる。連携は難しい」
また、会合をマスコミに公開したことを問題視する声も出た。「密室での協議」というイメージを避けるための措置だったが、オープンにしすぎて話が進まなかった」「候補者の一本化には水面下の話し合いが必要」と関係者は話す。結局、連絡協では次回の会合は非公開とすることを決めた。
00年と02年にあった過去2回の知事選は「守旧派」対「田中知事」という構図に持ち込まれ、大敗した。「反田中」派にはその記憶が焼きついて離れない。それが団体間の連携に微妙な影を落とす。候補の一本化と守旧派批判の回避。「反田中」派のジレンマが見て取れる。
◇ ◇ ◇
「候補は多くとも5人以内に絞られている」。候補者選定の遅れを指摘する声にも、近藤会長は動じる気配はない。「団体ごとに違いがあるのは当然。それぞれの立場で行動して、最終的に一つになることで力が発揮できる。その時、考える会が調整機能を果たす」
同会が候補擁立のめどとする連休明けまで、残すところおよそ2週間。候補者選びは大きなヤマ場を迎えている。【川崎桂吾、藤原章博】
◇「考える会」軸に結集か−−設立グループ10団体以上、乱立の「反田中」派
「反田中」派のグループは、これまでに大小10団体以上が発足している。それぞれ候補擁立を目指すなど乱立気味だったが、ここに来て団体同士の連携と、候補者の一本化を模索する機運が高まっている。【川崎桂吾】
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