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地方選挙・地方政治

239片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 16:52:55
宮城県知事選 前葉氏出馬表明 知事の一声、決断後押し
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050929t11028.htm

 沈黙を守っていた総務官僚が「電撃決断」を演出してみせた。
 「本日朝、退職の辞令を受けました。全くの裸一貫。県民党の立場で戦う。不退転の決意を広く評価して頂きたい」
 28日午後。総務省を辞職した前葉泰幸(43)は宮城県庁で、出馬の記者会見のため、カメラの放列の前に座った。手元には決意をしたためた分厚いファイル。「安定した公務員生活を捨てて退路を断った」。霞が関との決別を強調しながら、約20分間、よどみない口調で読み上げた。

 自らを「地方自治のプロ」と称し、「財政再建、地方分権の腕に期待してほしい」と即戦力をアピール。県総務部長などを務めた経歴に触れるのも忘れず、「宮城のために身をささげられれば本望。懐かしい県庁に帰ってきた」と売り込んだ。

 1週間前の22日。立候補を促した保守系県議の1人は前葉から相談を受けたという。「自民党の推薦がなくても戦えるでしょうか」。自民党県連が募った自薦、他薦の「知事候補」に名前は連ねたが、選考の行方は不透明。県議は「相当迷っていたようだった」と振り返る。

 急転の気配が漂ったのは24日。前葉は自民党県連の面接調査出席を見送った。その真意を確かめようと、保守系と民主党系県議数人が上京し、ホテルで面会した。
 「浅野(史郎)知事は選挙でどのぐらい費用をかけたんでしょうね」。前葉から出た言葉に、県議らは「姿勢が一変して前向きになった。決断は近い」と感じた。

 実はこの前日、前葉は浅野と会っていた。「知事が取り組んだ無党派選挙は、なぜできたのかを聞いた。迷っているわたしに、知事は背中を押すようなことをしてくれた」。決断の過程に浅野が強くかかわっていることをにじませた。

 一方で前葉は「政党も含めて、幅広い支援を頂ければありがたい」と言う。政党排除の「浅野流」とは微妙な違いを示すが、「政党の存在を横に置くのは不自然。自分なりの整理を付けた」と説明した。

 「出馬表明の報告に参りました」。前葉は会見後、県議会棟に足を延ばした。県議2人が意欲を示す自民党・県民会議では、出迎えた幹部が「前葉さんへの評価は高い。一連の行動にわだかまりはない」と返しただけだった。
 対照的に、前葉に立候補を促したメンバーがいる保守系のフロンティアみやぎ、民主党系の民主フォーラムは、ほぼ全員が拍手で迎えた。「首を長くして待っていた。県民党の形で頑張ってほしい」とエールを送った。

 「県民本位の選挙」を掲げる一方で、政党とのかかわりを否定しない前葉。初の立候補表明者が出たことに伴い、水面下でうごめいていた政党、県議会会派間の駆け引きが表舞台に現れてきた。(敬称略)


◎静観一変、前葉氏応援も 浅野知事示唆

 任期満了に伴う知事選(10月6日告示、23日投票)に立候補を表明した総務官僚(28日退職)で前県総務部長前葉泰幸氏(43)について、浅野史郎知事は28日、政党や組織・団体が前面に出ず、候補者が主導権を握るなど条件が満たされれば、同氏を支援する可能性を示唆した。

 浅野知事は立候補のあいさつに訪れた前葉氏と会談後、報道陣に対して「政党との距離など選挙の図式を見極めたい」と強調。「選挙で最も大事なことは、候補者が主導権を握ること。条件が合えば(前葉氏を)支援する」と語った。

 前葉氏については「一言で言えば立派な人。私の下で3年間、良い面も悪い面も学習したと思う。そういう意味では十分、(後継者の)必要条件は満たしている」と持ち上げた。
 今回の知事選について、「自分の後任を選ぶ最初で最後の機会。意に沿う人がいれば、積極的に関与する」と言明。後継指名はせず静観するというこれまでのスタンスを一変させた。

2005年09月28日水曜日


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