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地方選挙・地方政治

2058片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 22:47:43
迫る:告示直前の大阪知事選/上 知名度武器の橋下氏
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/01/07/20080107ddn041010007000c.html

 ◇メディア戦略巧み−−政党色薄め、露出も控え

 芝生の上を裸足で子どもたちと駆け回る青年。こぼれる笑顔もさわやかだ−−。大阪府知事選に立候補を表明しているタレントで弁護士の橋下徹氏(38)は1日、校庭の芝生化で知られる東大阪市の小学校を訪問。その姿が、テレビなどで大写しになった。

 校庭の芝生化はマニフェストに掲げる目玉の一つで、現地視察の意味がある。そして、キャッチフレーズ「子どもが笑う、大人も笑う大阪に」を効果的に演出する狙いも。タレントとしてテレビの威力を知り尽くした橋下氏ならではの、したたかなメディア戦略だ。

 橋下氏を支えるのは、自らが顧問弁護士を務める芸能プロダクション「タイタン」、堺屋太一・元経済企画庁長官の勉強会メンバー、99年ごろから月1回の朝食会を開いてきた弁護士や税理士らのグループだ。選対本部長はタイタン社員、劉昇一朗氏が務める。

 「ポスターは府下で50〜60枚張れば十分」「夜の演説会はしない」「街頭に立つ回数も絞って、効果的に」。知名度を武器に、プロダクション関係者が当初打ち出したのが、マーケティングの世界で流行の「プレミアム戦略」。露出の価値を高めて有権者の関心を引き寄せる作戦だった。

 一方で、橋下氏は自民、公明両党の推薦にこだわった。出馬を決めた時から「両党の推薦がほしい」と、トレードマークの茶髪とサングラスをやめた。公明党に配慮し、当初はなかった高齢者や障害者の支援策をマニフェストに盛り込んだ。

 だが、両党の推薦はかなわず、自民は府連の推薦、公明は府議団の支持にとどまっている。特に公明支持者から、以前に核武装などを求める発言をしたことへの反発は根強い。誤算もあったはずだが、橋下氏は「議会の多数党の支持が得られて心強い」と当選後の議会との関係に有益ととらえる。自民府議には、年金問題などを背景に、「この時期、政党色は出さない方がいい」との声もある。

 自民は、府連レベルで選挙に向けて動き出した。プレミアム戦略についても、オーソドックスな方向への転換を迫る。「我々の選挙は多くの人と握手し、顔を見てもらって『頼むよ』という積み重ねだ」(自民の衆院議員)。自民側はポスター張り、はがき書き、電話作戦といった地道な選挙戦を担う。橋下氏が用意したポスターは、茶髪のように見えるため、自民府連の中山太郎会長が反対して、取り換えた。

 「衆院選の前哨戦」と意気込む民主に対し、一歩距離を置く感もある自民、公明。33年ぶりに与野党3極の戦いとなる選挙戦は、告示前から複雑な様相を見せている。

    ◇    ◇ 

 27日投開票の大阪府知事選の告示が、10日に迫った。立候補を表明している橋下氏=自民府連推薦▽元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新党推薦▽弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=の3氏は、どんな戦略で選挙に臨むのか。告示直前の舞台裏を追う。

毎日新聞 2008年1月7日 大阪朝刊


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